剪定
自宅には東西に細長いウナギの寝床のような庭があり、狭いのに木がやたら多く植えられている。
この庭は、亡き父が教員仲間の農業高校長に設計を依頼、その校長の馴染みの庭木業者と共に造ったもの。完成した当初はなかなか良い感じだった。
しかし、年数が経つと植えられた木々がドンドン大きくなって庭木のバランスが崩れ、何だか訳の分からないジャングルのような状態になってしまった。
木々の成長を計算せずに完成時の見栄えだけを考えて数多くの木を植えたからだと思う。如何にも教員のやりそうな設計である。だって、教員は教えたらお終い、その後なんてお構いなしだからねぇ。(滝汗)
木は大きくなると枝も太くなってきて剪定が大変!になってくる。
しかも、木と木の間隔が異様に狭い為、脚立を入れられない場所も多く、高い位置の枝を払いたくても脚立が入らないし手も届かないなんて事が頻繁に起きる。
「このままだと本当にジャングルになっちゃうぞ」と思い、3年前に地元の業者さんにお願いして大きくなった木々をチェーンソーで徹底的に切り詰めて貰った。
しかし、一旦太くなった木は成長が異様に早くて、半分は元の木阿弥状態になりつつある。
その中で、唯一大幅な選定をしてこなかったのが、枝垂れ槐(エンジュ)である。
画像右側の金木犀は、あまりにも大きくなり過ぎたので、とりあえず東半分だけを大幅にカットしてある。
複数の業者さんから「この枝垂れ槐は内側が痛んでいるから台風で折れるかも知れんし、強く剪定すると枯れるかもね」と毎…