KL250Rの修理(その11:トリップメーターの照明とウインカーランプ)

(前回からの続き)  メーター照明は遮光板も外したとは言え、ウェッジ球をLED電球に替えても大して明るくなるとは思えない。というのは、LEDは光の直進性が強く、電球のように周囲に光が広がらないからだ。広角拡散タイプもあるけれど、どれもお値段が高い。「うーん、どうすっべかなー??」と散々考えて発注したのが、これ。 【1本入り】 高密度(120LED/m) 12V 防水 LED テープライト 1チップ 50cm (白ベース) 発光色:白色出版社/メーカー: kaitoメディア: ホーム&キッチン 超安(1本) 防水LEDテープライト 3チップ 12V 50cm [白ベース]ショップ: ledテープ 電子部品 販売 海渡電子価格: 450 円 防水タイプのLEDテープ(裏面に両面テープ付)である。長さは50㎝、消費電流は0.6A(アンペア)で、計算してみたらLED1個に対して10mAとなった。 高輝度タイプなのか消費電流がかなり大きい。しかも、点灯しているとテープ全体が段々熱くなり、温度に比例して電流も増える。  このテープはマークの位置で切り離せるようになっている。マークは2.5㎝毎にある。 LEDテープと12V1.7Wのウェッジ球を12Vで点けると、こんな感じ。 W(ワット)数が違うから当然だけれど、光量の差は歴然だ。  何時でも元に戻せるようにメーター側には一切手を加えず、LEDテープ側にウェッジ球と同じT10ソケットを取り付ける。このT10ソケットは何か…

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ジュリエッタで浜名湖へ

 26日、テスタロッサを購入したお店「ロッソ・コルサ」のツーリングで、東急リゾート浜名湖へと子供と出かけた。  前回はSLKだったので、今回はジュリエッタで参加する。  目的地が浜名湖なので急ぐ必要は無い。自宅を9時半前に出発、国道155経由で小牧ICから東名道に入る。  土曜の午前中だからそれなりに交通量は多いが、案外走り易い。家族連れらしき車が多数だが、トラックなどの業務用車もそこそこ多い。交通量がそこそこ多いので巡航速度が遅く、90km/h前後で流れている。時間は余裕たっぷりだから焦ることは無いけれど、これだけ遅いと「高速料金返せよぉ!」とも思う。 # JRなんかは遅延すると特急料金を払い戻すけど??? 急ぐ必要は無いので、流れに沿って進む。不思議と覆面パトは見かけなかった。三ケ日ICで降りて浜名湖レークサイドウェイを進み、11時少し前に東急リゾート浜名湖に到着。 まだ誰も来ていないので、湖岸を散策しながらのんびり待つ。 弱い日差しが差しているけれど、空が薄い雲で覆われているので、見た目はイマイチという感じ。 気温が高くなって、あちこちで花が咲いている。 11時10分過ぎに静岡現地組が到着、11時半に信州組も到着、これで参加者が全員揃った。 左下の黒い変な物体は、カメラのストラップであーる。(汗) やっぱりストラップが写っちゃうんだよなぁ。(滝汗) 三度目の正直で、ようやくストラップを写り込ませずに済んだ。(笑)  全員揃ったので、早速バーベキュー開始。…

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BOSEのパワーアンプMODEL1702の修理(その3:回路図作成と不動の原因)

(前回からの続き)  作成した実体配線図を元に、何度も見直しながら回路図を起こした。 これを見ると、入力された信号はスピーカーの種類に応じたイコライザ回路を通って電力増幅回路(要するにパワーアンプ回路)に入り、増幅された信号はスピーカー出力となって出て来るようになっている。  一般的なアンプと同様、このアンプにもスピーカー保護回路が入っている。電源投入時の急激な電圧変動に依る「ボコッ」という音や、回路の故障で出る異常な電圧をカットする為である。その部分を抜き出すと、こんな感じ。 正常であれば、電源投入により抵抗R707・R708を通って流れる電流が電解コンデンサC712に流れ込む。すると、C712の上の端子の電圧が0Vからどんどん上がって行く。およそ0.7Vまで上昇するとトランジスタQ703がオンになる。すると、リレーのコイルL701に電流が流れて接点がオンになり、スピーカー出力端子と繋がる。R707・R708とC712の値でオンになる時間が決まり、計算してみると25ms前後となる。  このアンプは出力部に直流カット用の大容量電解コンデンサが入っていない為、このような短い値に設定されているらしい。  一般的なアンプにはスピーカー出力側に大容量コンデンサを挟んであるので、電源を入れるとそのコンデンサを満杯にするまで突貫電流が流れ続ける。この時、スピーカーがそのまま繋がっていると「ボコッ」という大きな音がする。音がするだけなら未だ良い方で、下手すりゃスピーカーを飛ばして(スピーカーのボ…

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KL250Rの修理(その10:トリップメーターもウインカーも問題有り)

(前回からの続き)  19日、子供が「(渋滞しない)岐阜方面のどこか走りに行きたい」と言う。KL250Rのトリップメーターの動きを確認したいから、ちょうど良い。拙者がKL250Rで先導して高山方向へ半日のツーリングに出かけた。  出かける前に、自宅近くのスタンドでKL250Rに給油。ゼロにリセットしたら、百メートルの桁だけがゼロにならない。 何ともすっきりしない状態だが、この程度なら誤差を覚えておけば何とかなりそう。  自宅に戻って子供と合流し、14時15分過ぎに自宅を出発。県道183・ライン大橋・県道95・国道21へと進む。トリップメーターは問題無く動いている。  出発した時間が遅いので高山まで行くと帰宅が遅くなってしまう。JR白川口駅手前で国道21を離れて県道62へと進む。途中、やたらと遅い軽自動車が蓋をしていたので、直線が続く箇所で抜き去った。そのまま国道256を走って、2時間ほどで道の駅茶の里東白川に到着する。 オドメーターに依るとここまでで75.9㎞、トリップメーターは76.6km。リセットした時に0.7kmだったから、正常に動いているようだ。  道の駅の売店で和菓子などを買う。明日20日はお茶まつりだそうな。それを知っていれば、明日にしても良かったんだけど、ね。  20分ほどで道の駅を出発、来た道を戻って自宅に戻る。序でに、近くのスタンドで給油してトリップメーターをリセットしたら...駄目だ、こりゃ。(=o=;) 何度ツマミを回してもゼロに…

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KL250Rの修理(その9:トリップメーターが変?なのとサイドスタンド小変更)

(前回からの続き?)  その後2回120㎞前後を一気に走っても走行時に不具合は出ていない。  ただ、走るコースが国道41や緩やかな坂しかない道ばかりで、走行中エンジンが突然止まる症状が出た中央道などを走ってみないと本当に大丈夫かどうかは分からない。梅雨前にはある程度の距離を走ってテストしたいと考えている。  最後に走った時、トリップメーターが出鱈目な数字を指しているのに出先で気が付いた。「あれぇ?ここまで60㎞弱の筈だけど、何で456km??」給油時にトリップメーターをリセットしてガス欠の目安にしているから、使えないのは非常に不便だ。オドメーターは正常だから走行距離は判るけれど、給油の度に記録せねばならず、面倒な事この上ない。  ゼロにリセットしようとメータ脇のツマミを回すと、何故かゼロにならずにどの桁の数字もばらばらに。「(@@;)...何、これ?ゼロにならんじゃん。」今度はトリップメーターが故障しちゃったようだ。出先ではどうしようもないし、まだ150㎞近くは無給油でも走れる筈なので、そのまま自宅に戻った。  自宅でメーターの分解に取り掛かる。帰宅して何も触っていない状態でのトリップメーター(画像左下の数字4桁)は出鱈目な値を指している。 ちなみにオドメーターから計算すると、この時点での走行距離は119.2kmだ。 まず、メーターカウルを外す。 配線カプラ・スピードメーターケーブルを外し、防振ゴムを介しているネジ2つを外すとメーターを外せる。 メーターリセットのノ…

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