掛け時計の中身をごっそり入れ替える

 1年半ほど前に単一電池が使えるようにした掛け時計が、数か月前から時間がどんどん狂うようになり、そのうちに止まってしまった。 電池の電圧を測るとそんなに落ちていない。、時計側の問題で止まってしまったのだ。CR-Xを購入したホンダベルノ店で頂いてから27年間使い続けて来たから、まぁ壊れてしまってもおかしくない。 恐らく時計モジュール内部の劣化で止まってしまったのだろう。直せるとは思えないけれど、一応分解してみることに。  まず本体裏側にあるネジ全てを外す。 昭和の時代の製品だからだろうが、きっちりと作られている。今だったら分解修理を前提としない樹脂の嵌め合いにしているだろう。  前面の針3本を抜く。 百均の時計と違って、針を抜くのに随分と苦労した。実にきっちりと作られている。  時計モジュールを取り外す。 両面テープが強力で、剥がすのに苦労した。今なら樹脂爪での固定のみで済ませるだろう。  モジュールは樹脂の爪で嵌めてあるだけなので、指で簡単に分解できた。 電池を繋ぐと秒針が僅かにピクピクしていたから「歯車の問題じゃなさそうだ」と思っていたが、やっぱり目で見る限り歯車には問題は無い。  秒針を動かすパルス発生部は小さな基板に固定されている。 ICは樹脂で保護されており、基準周波数を作り出す水晶発振子(金属の丸い管状の部品)が取り付けられている。基板はICが載る程度のサイズしかなく、コストを掛けずに上手く仕上げている。  パルスを回転運動に変えるギアも、見た目には問題無い…

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閉店セール

 25日の午前、宅配便を送る為に自宅から一番近いコンビニへ足を運んだ。但し、「一番近い」とは言っても人口密度の低い地域だから # 要するに「田舎」って事さ。 歩いて行く気にはなれない程度の距離にある。  コンビニが近づいてくるにつれて「ドアに何か貼ってあるな」と判るものの、何が書かれているのかまでは読めない。駐車場に自転車を停めてドアを見ると「1/31で閉店します」と書かれているではないか。「え?閉店??」  店員さんに訊くと「そうです、今月末で閉店です」と。その後どうなるかは「私たちも知らないんです」だと。 # しかも、その店員さんは小学校時代の同級生の母君だったりする。  このお店は、元々は「加登屋(カトヤ)」という名前の駄菓子屋だった。 # 確か、この漢字で合っていた筈...。(^^;) 昭和末期に店主が認知症で商売が難しくなって閉店。その後建物が取り壊されてサークルKになった。そのサークルKが統合でファミリーマートに変わり、今日まで続いていた。町内のコンビニ一号店で、交通量の多い県道の交差点に位置するので、昼間は何時行っても必ず客が居たほど繁盛していた。  ところが、600mほど西に大型トラックでも6台ほど停められる駐車場のあるファミリーマートが1年程前に開店した為か、以前ほどには客足は多くなかったようだ。  店内は「閉店セール 30%引」の張り紙があちこちにあり、閉店までまだ6日あるけれど、どの棚も大半が空になっている。  荷物を送る手続きをした後、店内…

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A170の車検は・・・(その1)

 先日ロッソコルサ(伊那市)に持ち込んだA170の車検が取れたという連絡を数日後に貰った。  実家にある代車フィットは、ほぼ乗りっ放しで内も外も汚いまま。流石に「幾ら何でもこのままじゃ不味いよな」と思い、一旦実家からフィットを引き上げて自宅で洗車してからA170を引き取りに行くことに。  1/22朝9時少し前に雨の降る中合羽を着てKL250Rで自宅を出発、国道22を少し走って名古屋高速16号(一宮線)に入る。清州JCTで名二環道に入り、名古屋市東部で降りて妻の実家へ。  妻の実家の車庫にKL250Rを入れさせて貰い、フィットに乗り換えて来た道を戻って自宅へ。ところが、名二環道に入ったら電光表示板に「事故渋滞 勝川ー楠1km 15分」と出ている。そういえば、行きの時に対向車線にパトカーが止まっていたけれど、どうやらそれが事故だったらしい。しかも交通量がどんどん増える時間帯だから、下手すりゃ渋滞が伸びて身動きが取れない状態になるかも知れない。「駄目だ、東名道へ逃げよう」上社JCTを抜けて東名道に入り、小牧ICで降りて国道155・県道154・県道175などを走って12時少し前に自宅に到着する。  午後に洗車しようと思っていたら、子供が全部やってくれた。まぁ、通学に散々使ったんだから、それで良いかな。(笑)  1/23朝、自宅近くのスタンドで給油してから8時頃に出発、県道183・県道64・県道461(尾張パークウェイ)・県道49と進んで小牧東ICから中央道に入る。雨は降らないものの、雲が…

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治療不可:景品で貰った時計

 先日、窓際に置いてある時計が動いていないのに気が付いた。 これは25年以上前、市内にあったマツヤデンキで景品として貰った物。秒針がピコッと僅かに動くだけで進まない状態になっていた。電池の電圧はそんなに低くないが、念の為に新しい電池を入れても動きは同じ。  「古いから動かなくなっても仕方ないな」とは思ったけれど、とりあえず分解してみることに。 裏蓋を取り、邪魔になる部品を外す。 ネジ全てを外すとバラバラになる。 前面のパネルを外し、針を抜く。 樹脂の爪を軽く開いて時計モジュールを抜く。 クォーツだから「NO JEWELS」は良いとしても、わざわざ「UNADJUSTED」(未調整)と明記する必要は無いような気がするけどなぁ。(笑) モジュールにネジ類は無く、樹脂の爪で嵌め込まれているので、外すのは簡単だ。 クォーツだから、内部は部品が少ない。 ネジ類は何もないので、手でコイル部を外せた。 樹脂製の薄いギアを外していく。 最後に、コイルからの磁気を受けて動く駆動用ギアを外す。 このギアには小さな磁石が付いていて、表面が錆びていたのでNeverDull(ネバーダル:金属磨き)で軽く磨いた。 長年の使用で見た目には分からないものの摩耗が進んでいるという可能性は十分考えられるけれど、肉眼で見る限り不具合は全く見当たらない。  試しにそのまま組み立てる。ギアを組む際、手元にたまたまあったシリコンオイルを軸穴にほんの少しだけ爪楊枝を使って挿した。 組み立てて電池を…

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バインダーを買い足す

 現像したフィルムを整理していて、バインダーにとじ込んだら一杯になった。 だいたい1年半から2年で一杯になる。拙者自身の環境の変化で、以前よりも撮影に使える時間は減っているけれど、ここ数年フィルムの消費量はあまり変わらない。  早速、自宅近くのキタムラに取り寄せを依頼、一週間ほどで届いた。 コクヨの「ア-209B(ネガアルバム台紙なしタイプ青)」、長年に渡って市販され続けている定番商品である。 開いて見ると、中はこんな感じ。 内側上に止め金具が付いている。 現像はいつもスリーブ仕上げにしているので、そのスリーブの上の方に二穴パンチで穴を開けて閉じる。  以前はHCLの製品を使っていたけれど、デジタル化の波を受けて生産を終了してしまったので、以後はこのコクヨを買い続けている。今回で4冊目となる。  以前はネガフィルムを使っていてその頃のアルバムが11冊、ポジになってから8冊ある。メインが中判カメラになってからは35mmの時のように手当たり次第撮影するような事はしなくなって撮影枚数はかなり減っているけれど、現像本数はあまり変わらない。わの会の撮影会で大量に撮影して、それ以外は余り撮影する機会が無いのだけれど、それでも平均すると月にフィルム2本弱を使っている計算になる。 # そういえば、「フィルムを月に1本使うの会」という会があったよーな?  今でも作品はデジタルでは撮影しない。フィルムオンリーである。昨年10月にコダクロームが国内でも復活したから、 # と言っても、今…

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