えーっ、直せない!?
ここ数か月、キャノンのS120はご機嫌斜めでピントがなかなか合わない事が多くなった。
シャッターボタンを半押しすると一応「ピント合いました」というサインが出る(設定次第ではピピッと言う音も出る)のだけれど、そのままシャッターボタンを押し込んで撮影すると「どこにピント合わせとんじゃ、このボケーっ!」と怒鳴りたくなるような画像になっていることが非常に多くなってきたのである。それ以外にも背面ダイアルが動かしても反応しないという症状が頻繁に起きるようになっていた。
メーカ保証期間はとっくに過ぎているけれど、幸いこのカメラは「カメラのキタムラ」で5年延長保証に入っている。自宅近くのキタムラに足を運び、修理を依頼した。
3週間ほど経った頃、キタムラから電話が入った。
「製造終了から4年しか経っていないのですが、部品在庫が無く修理不能」と言うではないか!続けて「延長保証に入って頂いてますので、現行機種のSX720HSか、2万7千円ほど追加費用が必要ですがG9Xか、のどちらかの代替で、とキャノンから連絡が入っております。」
S120は発売当時キャノンのコンパクトデジタルカメラの中ではNo.2の機種で、
# ちなみに、No.1はG16。
広角側が24mm相当(35㎜カメラ換算)・RAW撮影と、デジタル一眼のサブとしても十分使えるレベルのカメラだ。
センサーサイズが違うので一概には言えないかも知れないが、ラインナップの中で同じ位置にある現行機種となるとG7X辺りになる。G9Xは広…