バイクのETCをポータブルに
1年半ほど前にバイク用ETCはTLR200用に再セットアップしたけれど、ETCを付けていないKL250Rで高速道を走りたい時もある。しかし、生産量の多い四輪用と違いバイク用ETC機器はとっても割高なので、費用的にバイク全てに取り付ける訳には行かない。
TLR200とKL250Rで共用するとなると、ETC機器の電源を何とかしなければならない。バイクのバッテリーを使うのが簡単で手っ取り早いが、取り外しを考えると電源はコネクタかシガーソケットなどを使う事になる。突然雨に降られる時もあるから防水面の考慮も必要だし、バッテリーからの配線を考えると結構面倒だ。「うーん、どうしてくれようぞ...そうだ、電池駆動にしてポータブルにすれば良いじゃん!」
まず、ETCがどの程度電力を喰うのかを測ってみた。
本来ならバイクから供給されるのと同じ12.8~14.2Vの電圧が欲しいけれど、残念ながら我が家にそんな電源は無い。だから、ACアダプターを使って12Vで動かす。
カードを入れていないスタンバイ時は72mA。
カードを入れて認証が済んだ定常状態だと80mAだ。
これなら単三のニッケル水素充電池10本あれば動かせる。
我が家で使ってる単三型エネループは、容量が1900mAh(カタログ上の最低値)だから、フル充電してあれば繋ぎっ放しでも丸1日使える計算になる。ICに入る手前で電源を入れ、ゲートを通り過ぎたら電源を切るようにすればかなりの時間使えそうだ。
エネループを10本直列で1…