TLR200のタンク引取り
ロッソコルサ新年会(その1)の時に修理をお願いしたTLR200のタンクは、前回のツーリングの直ぐ後に完成したとの連絡を貰っていたので27日に引き取りに行った。ただ、27日は10連休の初日なので高速道だと渋滞は避けられない。費用節約も兼ねて全て下道で往復することに。
ちなみに、依頼した時のタンクの状態は、こんな感じ。
一見、怪しいのは一か所だけのように見える。
しかし、スチール製のタンクは塗装の下で錆が進行してしまう事が非常に多いので、実際には塗装を剥がさないと分からないらしい。タンク内のガソリンが触れている所は錆びないけれど、ガソリンと空気の境目辺りが一番錆び易く、錆が境目に沿って出来てしまうとタンクそのものを交換せざるを得なくなる場合も多いそうだ。
ツーリング当日、360モデナに乗り換える前に、塗装を剥がしたタンクを見せて貰った。一見して「あ、こりゃ無理だわ」と。
塗装を剥がしたら、やはり塗装の下で錆が進行していたそう。塗装を剥がして穴の開いた部分を切り取り鉄板を当てて溶接するそうだけど、塗装を剥がす度に穴が見つかって15cm以上に渡って鉄板を当てて溶接し続けたものの「際限なく穴が見つかってキリがない。」ガソリンキャップから少し下の位置で水平に錆が一周しているような状態で、もはや修復不可能な状態だったそう。
でっ、K社長が散々探し回ったら程度の良いタンクが見つかったので、それを取り寄せて内部をコーティングしてから塗装し、デカールも作成して貼って貰ったそう。
# K社…