ローライコード3型を一寸改良する

 前回紹介したローライコード3型は後続のモデルに比べると物足りない部分は色々あるけれど、だからといって全く使えない訳では無い。拙者が使ってみて「これは一寸なぁ」と感じるのが、ファインダースクリーンの暗さと、内部反射の多さである。  古いモデルだから仕方ないのだが、ネットのお陰で、今は素人でもある程度は改良する事が出来るようになって来ている。  まず、内面反射については、一言で言えば「反射しないようにしてしまえば良い。」具体的には、フィルム室全体に植毛紙を貼って、強制的に反射を抑え込む。ネットで植毛紙を探して、一番小さいA4サイズを発注した。  フィルム室の形状は、後続のモデルよりは単純だが、曲面や膨らみがあってかなり厄介。 まず、紙で型を取る。 当たる部分を切り取り、再び宛がっては当たる部分を切り取り、と言う作業を延々と繰り返す。 目分量で切り取っているから、場合によって切り過ぎる事もある。そんな時は最初からやり直しとなる。(汗) 上下左右の四か所の型を取るのだが、3つ取った時点で既に1時間以上掛かってしまった。 全ての型紙が出来上がったら、その型紙通りに植毛紙を切り出す。 一旦貼ってしまうと貼り直しは利かないので、慎重に貼って行く。隙間が出来ると反射してしまうので、歪まないようにフィルム室に貼るのが難しい。 作業時間はせいぜい10分程度だったけれど、貼り終わったら「終わっ...たー...ぁ...(--;)。」どっと草臥れが出た。(汗)  次は、スクリーンの暗さ解消で…

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改めて、ローライコード3型

 何となく機会が無くて今まで記事にしてこなかったけれど、昨年3月に整備済みのローライの中判二眼レフ・Rolleicord(ローライコード)3型を手に入れた。 有名なRolleiclub.comの分類に依れば、このカメラはシリアル番号から「Model K3B」となる筈なのだが、何故かテイクレンズ(下側のレンズ)がSchneider社の「Xenar (クセナー)3,5/75mm」ではなく、Zeissの「Triotar(トリオター) 3,5/75mm」になっている。当時が幾ら手作業の組み立てだからと言っても、製造の過程で一部だけレンズを替えるのは非常に考え難い。恐らくは光学系の故障等、何らかの事情でレンズが入れ替えられたと思われる。  まず、カメラ全体を見てみよう。前面にはシルバーのプレートがあり、全体の印象を引き締めている。 銘板には機種名「Rolleicord」、「DRP」は「Deutsches Reiches Patent(ドイツ国家特許)」、「DRGM」は、「Deutsches Reiches Gebrauchsmuster(商標登録)」の略、中央の数字がシリアル番号だ。 この番号から戦前の1950年製造と判る。因みに、戦後のモデルは「DBP/DBGM」という表記になる。これは「R(Reiches:国家)」が「B(Bundes:連邦)」に変わるからだ。  テイクレンズ(フィルムの撮影に使うレンズ)はCarl Zeiss(カールツァイス)のTriotar75mm/F3.5だ。 当時…

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代車フィットが再び

 主として子供が乗っているSLK200は、先週「自宅まであと少しの所でエンジンチェックランプが点いた」と。見ると、確かに点いている。 自宅周辺ならともかく、遠方でトラブルになると厄介な事になる。なので、しばらくは代わりにジュリエッタを使い、数日間SLK200を自宅周辺で走らせて様子を見る。  翌日は一度点灯したものの、一旦エンジンを停めたらチェックランプは消えてしまった。「ありゃぁ?良くなったのか?」と思ったが、その翌日からは点きっ放しで消えない。やっぱり診て貰う事にする。  ロッソコルサ・ツーリングの翌日、前日と同様朝5時半に起きて準備し、6時に自宅を出発する。  近くのスタンドで満タンにし、県道183を走る。路面は濡れているけれど、降ってはいない。朝早いのに結構車が走っている。国道41・県道349・国道21と進む。今日は何故かセダンを多く見かける。途中でトイレに行きたくなり、道の駅可児ッテに寄る。 停まっているのは普通車が4台だけで、建物の外にある売り場は未だ店主が来ておらず閉店状態だった。 用を済ませたら再び走り出す。  ゴルフ場の合間を縫って再び国道21に出ると、やはり交通量がそこそこある。JR中央本線を潜りって県道69を走っていると、何故か小学生をあちこちで見かける。授業参観でもあるのだろうか?  県道66・県道20と進んで県道33に入ると交通量がグッと減り、国道363へと進むと更に減る。結構な強さの雨が降降り続く。国道257に入った辺りで再びトイレに行きたく…

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360モデナで三保へ

 15日(土)は雨天の予報だったけれど、ロッソコルサのツーリングは「予定通り開催」という連絡が来たので参加する事に。  拙者は360モデナだが、子供の乗るSLK200はエンジンチェックランプが点いたり消えたりするので、ジュリエッタに乗り替えて出掛ける。  朝6時少し前に2台で自宅を出発、小雨の降る中を県道183・県道64・県道461(尾張パークウェイ)・県道16と走って小牧東ICから中央道へ。  雨天で朝早い時間なのに、交通量は決して少なくはない。大きな業務用車が目立つ。雨なのに、対向車線で覆面パトの餌食になっているのを2回見かけた。クワバラクワバラ。(-A-)  追越車線を80km/h弱でゆっくり延々と走っている老人車が多く、しかもその殆どが後ろに車が多く繋がっても走行車線に戻ろうとしない。仕方ないので走行車線から抜き去るが、バックミラーでチラッと見たら相変わらず追越車線に居座ってて後続車が走行車線から抜いていた。警察の酷く偏った取り締まりのお陰で、こういう悪質な老ドライバーがのさばってしまっている。 # 取り締まらなくても警察官の収入には全く影響しませんからねー。  ノンストップで進んで8時15分過ぎに集合場所の諏訪湖SAに到着する。集合時間の8時半に近づくに連れて参加車が集まってくる。 雨だからか、比較的新しい車種ばかりが集まった。現地集合組以外の全員が集まったので、次は増穂PAに集まる事を全員で確認してから8時半過ぎに出発する。  交通量はそこそこあるけ…

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一応当たった

 今年の春頃、ネットを彷徨っていたら、キリンビールが「キリン・ザ・ストロング 超爽快ドライ 350ml缶プレゼント」というキャンペーンをやっているのを見掛けた。「抽選で1万名様に」当選というから「ほほー、じゃぁ応募して見るか」と応募しておいた。  数か月が過ぎたある日、当選を知らせるメールが届いた。「ん?当選??また一億円振り込むとか何とかの詐欺メールじゃないの?」と思いながらも見ると、発信元は確かにアサヒビールだ。「へ?何だっけ??」当選するなんて全く考えてないから、応募した事すら忘れていたのである。(笑) # まぁ、いつもの事ですけどねー。(^^;)  メール本文を読むと「期限内に指定されたAEON店舗に出向いて受け取るべし」とある。「じゃぁ」と受け取り最終期限の日にAEONのお店に行く。  販売店とメーカが手を組んで行うキャンペーンは、店頭での「ついで買い」を狙っていると思うけれど、勿論拙者はその辺は全てスルーして一缶だけ受け取った。(笑)AEONは自宅から少々遠いだけでなく、地元のスーパーと比べてかなりの割高なので、(今回のように)何かしら事情が無い限り利用することは無かったりする。  夕食時に早速頂く。 「ドライ」と謳っているだけあって、少々辛口でどんな食事にも合うし、何本でもぐいぐい飲める感じがする。 # 沢山飲むと費用が嵩むからやらないけど。(^^;) 350mlだと量としては物足りないけれど、アルコール度数が9%と比較的高いだけあって、一缶だけでも一寸飲…

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