RADOの簡単な分解清掃
現在のメインとして使っている手巻き式のRADO(ラドー)・Shambord(シャンポール)は、入手した時から内面の曇りが気になっていた。
更に、SLK200のオイル交換に行った時にもこの時計で行ったのだけれど、朝寒くてコートを着たまま乗っていたせいか、途中で休憩した時に時計を見たら内側が真っ白に曇ってしまっていた。しかも、それまでは1日数秒程度の割合で進んでいたのが、その翌日から一日10秒以上遅れるようになってしまった。(汗)
「ははーん、こりゃ内部に入った水蒸気が抵抗になっちゃってるな」と思い、こじあけ(画僧左にある工具の名前だよん)で裏蓋を開け、天気の良い日に丸一日室内で乾燥させた。
よく見ると、ムーブメントは単に入れてあるだけで何処にも固定されていないし、リューズを抜かなくてもムーブメント事外せるではないか。「じゃぁ」と、時計本体をひっくり返してムーブメントを取り出す。
ダイアル(文字盤)や針と共に分離出来た。ダイヤルにはあちこち傷があり、周囲も塗装が部分的に痛んでいるけれど、古い割には傷みは少ない。
本体前面のガラスの内側は、肉眼で見ると少し曇っている程度。
見る限りでは大した事ないと思うレベルだけれど、外側から見るとこれでもかなり曇っているように見える。メガネ拭きで拭いたら奇麗になった。
側面を見ると、リューズが当たる部分が黒ずんでいる。
NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で軽く磨いたら奇麗になったが、画像では違いが殆ど判らない。(汗)
ムーブメントを慎…