百均LEDライトの簡単な修理

 百円ショップで購入したLEDライトは、基板上の部品が手暗がりで見えない時など、一寸明かりが欲しい時などに使っている。購入時からスイッチの接触が良くなくて暗くなったりしていたが、2日ほど前から遂に点かなくなってしまった。 電池は大丈夫だから、ほぼ間違いなくスイッチの接触不良だ。  「百円なら買い直しても良いか?」とも考えたけれど、どの百円ショップも自宅からかなり遠いので行くのが面倒だし、直せばゴミとして捨てずに済む。  スイッチ部を分解する。  電池を抜いてスイッチをグッと中へ押し込むと、中に入っている接点部が出て来る。 電池のマイナス側接点は単にバネが挟んであるだけ。 バネと繋がる接点は折り曲げられていて邪魔となるので伸ばし、白い樹脂の嵌め合いを外すと接点が出て来る。 押すと接点と繋がるこの部品の周囲が曲がっていて、押しても接触しないのが点かない原因だった。 ペンチで平らになるように修正、NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いてから元通りに組み立てる。 「これでOK」と組み立ててテスターで測ると「あれ?繋がらんやん??」数分悩んでしまった。(汗)  使われていた接点は、金属板から打ち抜いた後にバリ取りせずに曲げ加工しているらしく、周囲が微妙に反っていた。大きな部品なら接触不良を起こすことは無いが、部品がミリ単位だと、一寸した反りなどでも接触が悪くなったりする原因となる。  もう一度分解して両側の接点もペンチで平らに修正して組み立て直したら、ちゃんと繋がるようにな…

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カワイF-1Jrの簡単な修理

 先日、オークションに昔憧れていたギターの一つ、KawaiのF-1Jrが出品されていた。リア・ピックアップの音が出ないという理由で安値スタートだった。  「探してる人が多い機種だから、どうせ値が上がっちゃうでしょ」と思いながらも「落とせないと思うけど」と通常取引額の1/3ほどで入札しておいた。  数日後「おめでとうございます!あなたが落札しました」というメールが届いた。「へぇ?何か入れてたっけ??」落とせない前提で入れていたから、入札していた事をすっかり忘れていた。(汗)  慌てて確認したら、殆ど競らずに落ちていた。どうやら「リアの音が出ない」というのが敬遠されたらしい。数日後、自宅に届いた。 1980年当時のカタログに依れば、ボディ材はセン、ネック材はメイプル+マホガニー、ピックアップやフィンガーボード材の記述はない。  裏を見ると、スルーネック構造が良く分かる。 ピックアップはハムバッカー2個だが、それぞれにタップ切替スイッチが付いている。 通常のタップはハムバッカーの片側だけシングルコイルとして使うが、この機種は更にローカットもできるようになっている。  ヘッドは上から貼られている。ペグ(糸巻き)はメッキ部の劣化が激しい。  裏側には、大きなシールが貼ってあったらしい。 回路部は黒い樹脂で蓋されている。蓋を開けると、こんな感じ。 配線は何処も外れていない。リア・ピックアップの音が出ないのはピックアップ本体が駄目なのかも知れない。  改めてリアピックアップを見ると、…

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有効期限

 酒類は専ら晩酌で飲んでいて、失職してからは節約の為に第三のビールなど安い物を選んで購入している。 新聞に入ってくるチラシなどを見て一番安い店を選んでいて、ここ数回は車で10分ほどの所にあるチェーン店で買っている。  350mlでは物足りないので500mlにしているけれど、金額や体調を考えなくて済むのなら最低でも1.5Lは飲みたいところだ。 # ビールに限らず、泡の出るお酒が大好きなのよん。  初めて購入した時にポイントカードを作ったら、カードと共に手渡されたチラシに「ケース単位のアルミ空き缶をポイントに還元!」とあったので、先月1ケース持ち込んだら、今度は別のカードを受け取った。 「今どき流行りのリサイクルやねー。」細かく読まずに、そのまま財布の中に入れておいた。  一ヶ月経ってまた1ケース分の空き缶が溜まったので、「またあの店に持ち込こもう」と思い、改めてカードを見て「有効期限」の文字に気が付いた。 期限はたったの「1年」、20ケース分になったら300円割り引く、と。カードの裏側には店側が記入した日付が入っている。 1年で20ケース消費しようとすると1日1本では足りず、最低でも4日で5本飲む計算になる。実際には休肝日を設けたりするので、数日に一回は2本飲まないと間に合わない。多く飲めるのは有り難いけれど、何だか義務で飲んでいるような気分になってしまい、ちっとも嬉しくない。  それに、年20ケース飲んでも300円にしかならないなら「カードで貯めるだけ無駄だわ。」そのお店…

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テッサー45mmのフード

 我が家で唯一の35㎜カメラとなったCONTAXの一眼レフは、普段はTessar(テッサー)45mmF2.8を付けている。 現在は中判ばかり使っている為、出番は年に数回程度だけど、モノクロでの撮影は何故か大抵このレンズである。  今までフード無しで使っていたが、中判でフードの重要性を再認識してからは「単焦点なんだから、やっぱフード付ける方が良いよなぁ」と思うようになった。  しかし、京セラがカメラ製造から撤退してかなり時間を経ている為、今更純正のフードを探そうとは思わない。探すのが面倒だし、とっくの昔に製造が終了してて安く手に入るとは限らないからだ。  因みに純正のフードは単体ではなく、 49/55RINGと55/86RINGという2つのステップアップリングを重ねてからMETAL-HOOD4という深さの結構ある金属製フードを合体させる構造になっている。  他のレンズと共用で設計できるように組み合わせる前提で作られていたらしいが、フードだけでレンズの数倍の大きさになってしまい、ハッキリ言って「邪魔。」(笑)それが理由で今まで使っていなかった、という面もある。  先日、別件でネット上で探し物をしていたら、「標準レンズ用 汎用フード」という商品が検索に引っかかってきた。「そういえば、45㎜のフードってまだ探してなかったな」と思い出し、本来の探し物はそっちのけでフードをあちこち調べてみた。すると、「標準レンズ用なら45㎜でもほぼOK」らしいと判ってきた。  35㎜の標準レンズは50m…

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ジュリエッタのオイル交換

 アルファロメオ・ジュリエッタクワドリフォリオヴェルデはオイル交換が必要な距離に達した為、購入したお店「ロッソコルサ」へと出掛けた。  8日(土)朝5時半前に自宅を出発する。走り出して数分で信号に停められた時、何気なくメーターパネルを見ると、外気温は2度だった。 2月上旬は平年なら氷点下だから、例年よりも数度高い。県道183・県道64と走って国道41に入ると、交通量は少ないが、走っている車両の殆どが大型トラックだ。県道349・県道84・国道21と進むが、走っている車は殆ど居ない。  気温が高く凍っている可能性は低いので、ゴルフ場の合間を抜ける道へと進み、再び国道21に戻る。国道19との交差周辺は少し交通量が多かったけれど、県道69へと進むと交通量はやっぱり少ない。県道66・県道20・県道33・国道363と進むに連れて徐々に交通量が増えて行く。いつもと同じで遅い軽トラが多いが、延々と先頭で蓋する事無く他の道へと曲がっていくので助かる。  トイレに行きたくなったので、国道257の道の駅上矢作ラフォーレ福寿の里に寄る。 何やら手書きの看板が見える。 近寄ると、凍結で滑るのを警告する為と分かる。 こういうのは、縁起を担ぎたい受験生達は見たくないだろうなぁ。  少し歩き回って体をほぐしてから再び走り出す。  国道153へと進むとこちらも大型トラックが多いが、必ず道を譲ってくれるので大いに助かる。 # 意地悪な老人カーとは雲泥の差だ。 寒原峠の電光表示板が一番気温が低くて-1度だ…

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