アリアプロ2のセミアコSH-1000の簡単な調整(その2:ケースの修理)

(前回からの続き)  色々な修理が重なっていて、SH-1000の回路の方はまだ手を付けていないが、ギターを取り出す度に蓋が外れてしまうのが少々厄介だ。 購入時におまけで付いてきたセミアコ用らしき古い汎用ケースで、既に蓋を留める蝶番が外れていたので「あくまで運搬用です」と念を押された。だから納得済みで買ったのだけれど、やっぱり不便に感じる。  蝶番の穴を測ると1.9㎜ほどの太さがあるので、2㎜位の丸棒を買って来てサンドペーパーなどで穴のサイズに合わせれば良いのだが、ホームセンターで売られている丸棒は長さが50㎝以上のものばかり。必要なのは10cm程度で、余った部分は使い道が無い。  「うーん、でもこのままだとなー...そうだ!」  部品箱からステンレスワイヤーを引っ張り出してきた。 元々はソーラーパネル固定用に購入した物だけど、太さが0.7mmなので数本合わせれば良さそうなサイズに出来ると考えたのである。  まずは、必要な長さに切断する。 4本だと入りそうにないので3本にした。  そのままでも良いのかも知れないけれど、一本だけ抜けたりしないように捩っておく。 蝶番の穴に通し、抜けないように両端を少し曲げた。 3か所全てにワイヤーを通したら、完成である。 これで毎回蓋が外れる事は無くなった。  残るは回路の部分だけだな。(汗) (続く)

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KL250Rを一時抹消

 2年半ほど前に中古で入手して使っていたKL250Rは、昨年11月で自賠責保険が切れていて、それ以来全く乗っていない。 フルサイズのオフロードで大柄な為、胴長短足の典型的日本人体形の拙者だと両足の親指の付け根が届く程度。名古屋・大須へ部品を買い出しに行ったり、一寸した距離を往復したりするのには専らTLR200ばかり使っていて、このままだと当分KL250Rに乗る機会は無さそうだ。  4月1日時点で税金がかかるので、3月中に一時抹消する事にした。以前、登録や抹消を自分で手続した事があるので「今回も楽勝でしょ」と気軽に考えていた。  軽二輪(125ccを超え250cc以下)の一時抹消に必要な物は、以下の通り。 バイクから外したナンバープレート 軽自動車届出済証 印鑑(三文判で良い)  「年度末で混雑するだろうから、月末に行くよりは」と、25日14時過ぎに自宅を出て小牧自動車検査登録事務所へ。 建物の中に入ると物凄い人の数。「ゲゲッ、こんなに手続する人が居るんだ...(絶句)。」  以前は壁に手続き手順が張り出されていたので、それを見ながら手続きすれば良かった。しかし、システムが変わったとかで、手順も手続する窓口も変わってしまっていた。手順らしきものは何処にも見当たらず、何が何だか分からない。  とりあえず、隣にある自動車会議所小牧事務所へと繋がる出入口に置かれている書類コーナーで必要と思われる申請用紙を集め、「1.登録受付」の所で整理券(同じ番号で2枚出て来る)を受け取る。 …

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SLK200引き取り

 先日ロッソコルサに預けたSLK200の車検が取れたので、引き取りに行く。  21日5時過ぎに自宅を出発する。まだ暗い中を代車フィットで進む。 県道183・県道64と進むが、交通量はとても少ない。国道41に入ると大型トラックが沢山走っているものの、乗用車は殆ど居ない。県道349・県道84・県道21と進むに連れて交通量が徐々に増える。可児市に入った辺りで東の空がだいぶ明るくなって月が見え辛くなってきた。  国道21を外れてゴルフ場の合間を抜ける道を進み、再び国道21に戻る。国道19との交差点周辺は案外交通量が少ない。県道69・県道66と進むが、こちらも交通量は殆どゼロ。県道20に入った辺りから徐々に交通量が増えてきたものの、県道33に進むと交通量は殆どゼロに。国道363・国道257と進む。岩村警部交番近くにある電光表示板の気温は「-2度」。自宅周辺よりも気温が遥かに低い。交通量が少ないのは、中国肺炎(コロナウィルス)の影響だろうか。  国道153に入ると前方に遅い大型のゴミ収集車が居て、時間ばかり掛かってなかなか先に進めない。この道は追越しできる区間が殆ど無いので、遅い車が先頭に居るとお手上げ。かなり長い区間付き合わされて、平谷村手前でようやく国道から逸れて行った。やれやれ。  少し腰が痛くなってきたので、道の駅信州平谷で休憩する。 駐車場に車は殆ど居ない。 あちこち歩き回ったり軽く体操したりして体をほぐしてから走り出す。電光表示板の気温は7度。だいぶ気温が上がってきた。 …

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グヤトーンFLIP300FCのオーバーホール(その4:音が出ない!?)

(前回からの続き)  スピーカユニットを入れ替えて良くなったのも束の間、今度は1ヶ月足らずで音が出なくなってしまった。 その時の状況は...ギターの錆びていた弦を久し振りに張り替えて「一寸音を出してみるか」と、シールドケーブルで接続した。  電源を入れて1分ほどウォーミングアップしてからゲインを3時・ボリュームを9時の位置にして音を出し始めた。「おぉ、やっぱ新しい弦だと高音域がしっかりするなー」と一寸感心しながら5分ほど弾いていたら「ボー」という弱い音が出始めた。  「ん?何の音だ??」初めのうちはギターアンプから出ているのに気が付かなかった。そのうちに「えっ、ギターアンプから出てるじゃん!とりあえず分解してみないといけないかもなー」なんて思った瞬間、勝手に電源が切れた。「うっ、何が起こった!?」  自分に部屋には数台アンプがあるけれど、どれも小さなものばかりでまともに使えるギターアンプはこれ一台しかない。「うーん参ったなぁ、また修理か。」  直ぐに電源スイッチをオフにしてコンセントから電源ケーブルを抜く。基板を取り出そうとして筐体を触ったら「熱いっ!!」筐体外側に取り付けられている電源トランスが手で触れないほど熱くなっていた。トランスが発熱するくらいの大きな電流がながれたのだから、恐らくヒューズは飛んでいる筈。  トランスが触れる程度に冷めてから筐体を分解して基板部を取り出す。ヒューズの部分を見る。 思った通り切れている。 基板の部品側を一通り見まわしたけれど、怪しい箇…

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カワサキER-6nのバッテリー交換

 先日、久し振りにエンジンをかけようと思い、キーを回したら...ありゃ?うんともすんとも言わんぞ...ゲッ、メーターパネルに何も表示が出ない。「あ、バッテリーが死んでる」と直ぐに分かったものの、「何で?」  近年バイクに乗る機会が大幅に少なくなっているので、常時ソーラーパネルから充電している。「でも、充電できてないん?」配線を辿って行くと...あーぁ、途中で抜けてるわ。 このままではまた抜けるかも知れないので、抜けないように接続し直した。 今の状態だと抜けやすいので、ギボシ端子に変える方が良いかも知れない。  配線し直してから丸一日放置して充電したら、一応メーターパネルが表示されるようにはなったものの、エンジンはやっぱりかからない。バッテリーの容量から考えて、1日あればエンジンはかかるようになる筈なので、バッテリーは寿命を迎えたようだ。6年使ったから、まぁ仕方無いなぁ。 こればかりは直しようが無いので、バッテリーを買いにライコランドへ。 1個だけ在庫があったので助かった。 レジで店員が電圧を測定したら、12.5Vだった。店員によれば12.6V以下の場合は充電してから渡しているそうだが、直ぐ必要だし、ソーラー式だけど一応充電できる環境があるので、そのまま受け取ってきた。  帰宅したら、早速ER-6nのバッテリーを入れ替える。シートを外せばバッテリーが見える。 入れ替えて端子を接続しようとしても上手く収まらない。よくよく見ると、バッテリーの端子が少し大きくて、配線の端子が嵌ら…

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