ER-6nで伊勢和紙会館へ

 伊勢和紙会館(三重県伊勢市)で2/28から3/28の期間で三輪薫先生の「水光」とフォトワークショップ「風」写真展が開催されていたので、最終日近くの3/27に足を運んだ。  本当はもっと早い時期に行きたかったのだけれど都合が付かず、しかも最終日の3/28は雨の予報。3/27は夕方に町内会の打ち合わせがあるので、午前中に行って昼に帰れば間に合う。  序でに作品をプリントアウトして三輪先生に添削指導して貰うという手もあったのだけれど、このところ撮影会以外ではフィルム撮影する(特に時間的な)余裕が無く、見せる作品が無い。(滝汗)  以前は桑名東ICまでの道は、濃尾大橋を渡り羽島市街を抜けて長良川堤防上を進んでいた。今回、google地図で経路探索させたら、いつもの道順よりも30分以上短いという結果が出たので「じゃぁ試しに」とgoogle道順通りに走る。  コロナ自粛で久しくER-6nを動かしていないので、久し振りにER-6nで行く事に。  自宅を7時45分過ぎに出発、近くのスタンドで満タンにしてからgoogle推奨の道へと進む。  いつもなら県道193で濃尾大橋を渡るけれど、今回は県道148から木曽川堤防上の道へと進み県道14で木曽川橋を渡る。橋を渡ったら直ぐ左折して木曽川堤防上の県道184を進む。信号が無いし、交通量も少ないので快適だ。走り続けると県道166に名前が変わり、更に走ると橋が見えて来る。その橋は馬飼大橋で、そこを渡って再び愛知県側へ。  橋を渡ったら直ぐに右折、木曽川堤防…

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ラジカセ日立パディスコTRK-8280のオーバーホール(その2:えーっ!\(^^;)/)

(前回からの続き)  メインとなる基板のコンデンサを交換し終えたら、次は端子をNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。右が磨く前、左が磨いた後である。 端子のメッキには年代なりの錆びがあるけれど、当時の製品にしてはそれなりにコストを掛けてあったようで、赤錆が出たりはしていない。  次はスライドボリウムの部分に取り掛かる。 裏側にあるネジを外すと樹脂部品が外せる。 マイク入力からの信号を増幅するトランジスタの回路が載っている。 使われているのは汎用ボリウムだ。 分解したら、内部は劣化したグリスなような物でベタベタだ。 NevrDullで磨いたら奇麗になった。  メインの基板上にあるもう一つのスライドスイッチを外す。 分解したら、やはり両端が異様に黒くなっていた。 端子や接点から微かだがタバコ臭がするので、前所有者は喫煙者だったのかも知れない。端子を慎重に広げる。 やはり端の方が黒くなっている。 NevrDullで磨いたら奇麗になった。  内部フレームを外した時に出てきたプラスチックの破片は、よく見たら内側にネジ山がある。 「ひょっとして、ネジが異様に緩かった所のか?」と思い、筐体右側を見たら、やはり折れた痕がある。 G17ボンドで接着しておいた。  ツマミ類も磨いておく。左が磨く前、右が磨いた後。 小さいと指だけではやり難いので、そういう時はピンセットを使って磨く。  ラジオ部は選局用のポリバリコンの軸から複数のローラーを経由する…

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ラジカセ日立パディスコTRK-8280のオーバーホール(その1)

 色んな作業がだいぶ落ち着いてき...てはいないんだけど(汗)、懐かしのラジカセTRK-8280を軽くオーバーホールする事に。 というのは、ある程度まとまった数の部品を発注する機会があったので「序でに」と、作業に必要な電解コンデンサ類も一緒に仕入れたのである。  音声信号経路に含まれる電解コンデンサが劣化している為、高音域が出難い状態で、ラジオなどを聴いていても直ぐに分かる。言葉では分かり難いと思うので、ちょいと動画で撮ってみた。音源はTop Guitars(神戸市)で組立調整されたテレキャスターである。先ずは、MarshallのLEAD12に接続して音を出すと、こんな感じ。 20201209MarshalS.mp4何故か、露出補正しても暗くにしか映らないので、そのまま撮影している。(汗) 次に、TRK-8280に接続すると、こんな感じ。 20201209TRKS.mp4音がモコモコしているのが分かると思う。こんなに酷くは無いけれど、ラジオでもライン入力でも似たような音が出て来る。  部品が揃ったら作業を開始する。本体裏側にある長いネジ全てを外し、アース・電源ライン・アンテナの配線コネクタを抜くと裏蓋が外れて基板が見える。 基板には色んな線が繋がっているし、スイッチに連動するパーツも組み込まれているので、そういう物全てを外してゆく。 全部外したら、基板を支えている内部フレームを斜め下方向にゆっくり引くとフレームごと外れた。 カセットテープは持ってないし、妻のラ…

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ソニーのCDプレーヤーD-265の修理(その1:一応動くようになったけれど?)

 先日修理したパナソニックSL-CT540とは別の部屋で、ソニーのD-265を格安の中古で仕入れて使っている。 # この機種も、光デジタル出力有りというのが選んだ理由なんだよねー。 時々動きがおかしいので「ピックアップ部が汚れたん?」と思い、じっくり観察する。 よく見ると、ピックアップ・レンズにゴミが付着している。 この画像では分からないのだけれど、実はこのレンズの裏側中央に糸くずが一本付着していたのだ。レンズ中央だから、当然レーザーダイオードの出力を拡散させてしまうだろうし、読み取りにも支障が出てもおかしくない。カメラ用のジャイアント・ブロワーで数回空気を吹き付けたら奇麗になり、動作も正常になったのでそのまま使っていた。  それから一ヶ月ほど経って、SL-CT540を修理する間もCDを聴く為に自分の部屋に持ってきて使っていたのだけれど、SL-CT540の修理が完了した2日後に突然動かなくなってしまった。(汗) # まさか、SL-CT540に嫉妬した訳じゃ無いと思うんだけどねー。(^^;) 具体的には、再生ボタンを押すとCDの回転が既定の速度に達する前に「ウーン」という唸り声のような音と共に回転が遅くなり、再び「ブーン」と回転が速くなり掛かるけれどやっぱり「ウーン」と動作音が下がっていってしまい、最終的には回転が止まってしまうのである。何度再生ボタンを押しても同じ現象を繰り返す。CDを回すモーターの駆動制御がおかしいみたいだ。「やれやれ、また修理かよ」と思いながらも分解する事に。…

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ポータブルCDプレーヤーSL-CT540の修理

 自分の部屋でCDを聴くのに長年使っていたCHORDのCDトランスポートとDACのセットは、オーディオ機材の大幅な整理・変更で1年ほど前に手放した。  でも、CDが全く聴けなくなるのは困るので、後々の事も考えてライン出力(アナログと光デジタルの両方)とヘッドフォンの両方で使える安価なCDプレーヤーを探し回り、パナソニックSL-CT540(2000年発売)の中古を「難有り品」で安く手に入れた。 蓋がグラグラでしっかり開かず、中途半端にしか開かないので「難有り」である。 動作には特に支障は無いので、そのまま使っていた。  ところが先月半ば辺りから、CDを全く認識しない事が頻繁に起きるようになった。「何が悪いんだろ?」と思い、開けた内部を見るが、見た目には問題無さそうだ。 ところが、外側を見るとネジ止めの部分が割れている。 「ありゃーぁ、それでグラグラするんだな。」  蓋内側にある突起が本体内側のスイッチを押して、蓋が閉まった事を回路側に伝える構造になっている。蓋がぐらついてスイッチをきちんと押せないと、回路側は「蓋が開いている」と認識してしまって動かないのだ。「じゃぁ、先ずボンドで接着してみよう。」  まず、蓋を固定するネジを外す。 これだけでは蓋が外せないので、蓋内側にあるネジも外す。 ばらしたら、フレキシブル基板が中に入っていた。液晶表示とボタン操作を受け持つ部分だ。 G17ボンドで割れた部分を接着する。 「うーん、接着面積が少ないから強度が出ないかもなー」と思ったもの…

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