ジャンクRAT2の修理
押し入れの中を久し振りに整理していたら、こんな物が出てきた。
PRO-coのディストーションペダルRAT2である。「欠品多数・音出ず」でフットスイッチすら無く「前所有者は一体何やったん?」と勘繰りたくなるようなジャンク品の状態で、異様に安く売りに出されていた。
# 千円でおつりが出たんだからねぇ。
「欠品だけなら簡単に直せるでしょー」と思って手に入れた。でも、普段ディストーションの類は殆ど使わないので「まぁそのうちにきちんと修理しましょ」と仕舞い込んだまま10年近く放置してあったのであーる。(滝汗)改めて状態を確認する。
本来なら黒いツマミが付いている筈なんだけど、全部欠品。
ジャックも3つ共ナットが欠品していたので、入手直後に手元にあったナットを適当に取り付けてある。
電源ジャックだけは合うナットが無くてそのままになっている。なお、米国製品なので、電源ジャックは国内で使われている「真ん中にピンのあるジャック」ではなく、イヤホンなどに良く使われている3.5mmΦのフォーンジャックである。
裏側はネジが全て欠品だったので、手持ちのネジで入手直後に電池室の蓋だけ留めてある。シールを剝がしたと思われる痕が見苦しい。
入手直後に手持ちの3PDTフットスイッチを一応取り付けたものの、配線を追うのが面倒で「まぁそのうちに」と仕舞い込んだ。そうしたら10年近く経ってしまった、という訳。(汗)
内部は基板一枚だけでとてもシンプルな作りだ。
オペアンプはモトローラ社製LM308N…