改めて、カワサキ・スーパーシェルパ

 ここ数日、作業の合間に改めてカワサキ・スーパーシェルパのあちこちを確認している。 この車体は排ガス規制がかかる前の初期型なので、エンジン回りに余分な配管が無くてスッキリしている。これは購入する時に分かっていた。初期型は車体の色にライムグリーンの設定が無いので、再塗装と判る。  購入した時点で、以下の整備が行われていた。フロントフォークシール&フォークオイル交換。 フロントブレーキキャリパーのオーバーホール。 メーター液晶板交換。 メーターケーブル被覆補修。 バッテリーを新品に交換。  まず、パッと見てノーマルと違うのがヘッドライト周りだ。 メーターバイザーがDトラッカー用で、しかも車体と同色に塗装されている。また、黒いハンドガードが装着されていて、左右のミラーも可倒式の社外品に交換されている。  メータ周りが妙にスッキリしてる...と思ったら、チョークレバーが無い。 ノーマルはハイビーム・ランプの下辺りに丸いチョークノブがあるのだが、撤去されている。チョークはキャブレター直付け(青の矢印)になっている。 多分ヤマハ・セロー用ダイレクト型スタータプランジャを取り付けてあるのだと思う。 # キャブレターに関するトラブル予防対策の定番らしい。 また、アイドリング調整は、手で回せるように延長されている。(赤の矢印)ノーマルの場合、キャブレター下側からドライバーで調整する為、セルモーターやマフラーパイプが邪魔になるから、これはとても有り難い。  オプション設定のリアキャリ…

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