タオル掛けが落ちちゃった

 洗面台を取り換えた時にタオル掛け(今風に言えば「タオルバー」)を取り付けた。両面テープで貼り付けるだけというお手軽な製品だったけれど、特に不便に感じる事も無く使っていた。  ところが、先日の昼間に洗面所の方から「ゴトンッ!」という音が聞こえて来た。「んっ、何の音?」すぐさま見に行ったら、タオル掛けが墜落していた。 ここ2カ月ほどは、取り付け部が時々部分的に浮いている事があって「ありゃ、剥がれかかってるじゃん」と改めて押し付けるとくっ付くのでそのままになっていた。  取り付けてから2年半ほど経っているし、連日30度を大きく超える暑さで、両面テープ(画像の黒い部分)が劣化して接着力が落ちたらしい。 「そういえば、親父が使っていた使い残りがあった筈...。」探し出して来て、両面テープの部分に張り付けた。 ちなみに今回使った両面テープ「ニチバン ナイスタック 強力タイプ」は、亡き父が商業高校の教頭だった頃に使っていた物。今から40年ほど前のお話なので、この両面テープも40年ほど前の製品である。  薄い水色の剥離紙を剥がし、貼り付けたい位置でギュギュギュ!と押し付ければ作業は完了である。 貼り付けてから3日ほど経っているけれど、今のところしっかり付いていて、落ちるようなそぶりはない。とりあえずは目出度しメデタシ、である。 ニチバン 両面テープ ナイスタック (強力) 15mm×18m NW-K15出版社/メーカー: ニチバン発売日: 2017/10/18メディア: その他 …

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ラジカセ日立パディスコTRK-8280のオーバーホール(その4:電源が入らぬ?)

(前回からの続き)  何となく1年以上放置していたラジカセの修理を再開する。久し振りに電源を接続して動作確認しよ...ありゃ?電源が入らんじゃん。(汗)  こういう時は、まず電源から辿る。 デジタルテスターで確認して行く。AC100Vのケーブルは正常、トランスも正常で2次側はAC15V程度の出力が出ている。となると、残るは基板だ。 黒い部品はダイオードブリッジM4B-31で、動作は正常。基板の銅箔パターン面を見ても問題は無さそうだ。 なにやら回路保護用の素子???らしき物が基板上に2つあるけれど、調べても何かは分からなかった。 ヒューズ(2.5A)も問題無い。 あちこち調べているうちに、ダイオードブリッジの隣にある黒い部品(画像右側)が怪しいと判って来た。 とりあえず、基板から外した。 AC100Vと12VDCアダプターの口が一体化している。 DC12V側は普通の部品と同様の動きなので、おかしな点は無い。AC100Vの方は下側に接点が三つあるので、まず動作を確認する。何も繋がない状態では、両端の端子は導通している。 真ん中と右の端子は繋がっていない。 真ん中と左も導通が無い。 AC100Vコードを接続したが、真ん中と右の導通は無い。 基板の銅箔パターンから回路を読み解くと、ここがスイッチになっているので導通しないのはおかしい。試しにマイナスの精密ドライバーを突っ込んでみたら導通した。 どうやら、この中にある接点がおかしいようだ。改めて部品を眺めると、嵌め合いの爪が…

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網戸の張替え

 妻に「和室の網戸がボロボロなんだけど」と言われ、「へぇ?」と思いながら見に行くと...うわぁ、思いっ切り穴開いてるやん。(汗)亡き父が自宅を立て替えて早30年近く、そりゃー穴が開いてもおかしくない。  幸い、以前使った網の残りがあるので、慌てて張り替える事に。  まず、網戸を外して庭へ持ち出し、大雑把に水洗いする。 上半分は問題無いけれど、下半分は下の方に大きな穴が開いている。だから昨日の朝、布団近くに置いてあった靴下の下にクワガタの雌が潜んでいたんだな。(笑)  網戸用ゴムの切れている位置を探し、そこからゴムを引っ張って網を外す。 剥がしていたら、真ん中にある押さえ金具の所が抜けない。プラスのドライバーで押さえ金具を外そうとしても全く動かないので、久し振りにインパクトドライバーを引っ張り出してきて外した。 外した金具は汚れがびっしり。 30年分の汚れが固着して動かなかったみたい。(滝汗)真鍮ブラシで磨いて綺麗にしておいた。  外枠を綺麗に拭き取り、室内へ持ち込んで作業を続ける。 押さえ金具を重しの代わりに使って、新しい網を上に載せる。 一辺だけゴムで抑え込む。網戸用ローラーなんて洒落た物は持っておらず、手近にあるドライバーセットに含まれていた鑢がちょうど良い太さだったので、それを使った。  二辺にゴムを入れたら、残りの二辺は網を少し引っ張りながらゴムを入れて行く。 四辺全てにゴムを入れ終わったら、ゴムの長さが少し余った。引っ張りながら入れたので伸びたんだろうね。 …

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駅にあるバイクの駐車場

 尾張一宮駅内某所へ行く用件がたまにあり、自転車か車で出掛けている。  ただ、今の時期は気温がいつも30度以上で自転車で行くと汗だくになってしまうし、下手すりゃ熱中症になりかねない。だから、午前中の早い時間帯に車で出掛ける事が多い。  ところが、朝10時を過ぎると駅駐車場の3階部分までがほぼ満車となってしまい、空きスペースを探すのに時間が掛かって結構面倒。それに、駐車時間が20分を超えると有料になってしまうので、何となく焦ってしまったりする。  既に昼過ぎだし、雨続きでTLR200を動かしていない事もあり、珍しくバイクで出掛けた。  尾張一宮駅にはバイクの駐車場が二ヶ所、「一宮北第三駐輪場」と「一宮南第三駐輪場」がある。何方もJR・名鉄の線路の高架下を利用していて、2時間以内の駐輪なら無料。一宮北第三駐輪場は以前から知っていたけれど利用した事が無く、今回利用しようと思って行ったら「満車。」  「もう一つ南にもあった筈」とTLR200を走らせるが、どこを走ってもそれらしき場所が見当たらない。「おかしいな?この辺にある筈なんだけど...」周辺をグルグル2回走って、ようやく発見。 布の旗が立っているんだけれど、弱い風が吹いていて高架の柱に張り付いた状態になっており、走っているバイク(車も)からは見えないのだ。引っ込んだ位置に建っている満車/空車の電光表示と 案内板が出ているけれど、 走行中に見るのはほぼ無理。見る側の事を全く考えていないような配置は、流石地方公務員の発想である。将に「…

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えっ、買い戻し!?

 電池式の単体露出計は色んな機種を使ってみて、手元に残ったのはこの二つ。 撮影会から一寸したスナップ撮影まで、これだけで十分。だから、このブログで度々顔を出していたミノルタのフラッシュメーターVIは、他の機材購入の為に1年ほど前に手放した。  4年ほど前に買い足したローライコード3型はシャッターが大陸系列だけど、専らモノクロ(白黒フィルム)を詰めて使っていたから露出で困る事は無かった。  ところが、ローライフレックス2.8Bが手元に来て、ポジとモノクロを併用するようになってから、(些細な話ではあるのだけれど)ポジの露出でほんの一寸だけ悩むようになった。  その理由は、ローライコードもローライフレックスも、シャッターが大陸系列だから。画像ではローライコードもローライフレックスも「1/100秒」になっているけれど、「1/125秒」は無い。現在使われている倍数系列の「1/125秒」と「1/60秒」の中間に相当する。  1950年代半ばまでのシャッター速度は大陸系列、それ以後は倍数系列となっていて、現在のカメラも全て倍数系列である。具体的なシャッター速度は以下の通り。 倍数系列11/21/41/81/151/301/601/1251/2501/500 大陸系列11/21/51/101/251/501/1001/2001/500 モノクロやネガはラチチュード(exposure latitude:露光寛容度・露出寛容度)がある程度広いのでシャッター速度が一段遅くても影響は出難い。 …

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