BMW R1100RT引取り

 ロッソコルサから「車検通しました」という連絡を頂いていたので、26日引取りに出掛けた。  実は、3/3に書いた記事は、売りに出されていたBMWのツアラーR1100RTの実物の状態を見に行ったのである。  確認しに行ったのは大阪府四条畷市にあるバイクボックスキムラというお店。 # 因みに、「四條畷市」は「しじょうなわてし」と読むんだそう。 # 拙者にとっては「難読自治体」の一つだわ。(汗) 以前から同車種を探していた子供がGooバイクで見つけて「動作は正常」という説明にはなっていたものの、通常では考えられない程のあまりにも安い金額で「本当に大丈夫?」と心配だった。なのでわざわざ足を運んだのであった。 # 結果的には「即決」だったんだけどネ。(笑) このお店は国産旧車がメインで「整備出来るんですけど、外車はディーラー認定を受けてる訳ではないので」というお話だった為、「じゃぁ現状で買い取って整備はロッソコルサ(伊那市)にお願いしよう」となったのである。  格安のバイク配送業者を利用した関係で時間が掛かってしまい、車両受け取りが4月にずれ込んでしまったという訳だ。  26日朝6時過ぎに自宅を出て、徒歩で近くのバス停へ。  6時15分過ぎのバスに乗るのだが、朝早い時間なのにサラリーマンらしき方々が9人も並んでいる。通勤で名古屋か岐阜に出るんだろうけど、毎日ご苦労です・・・(-A-)。  バスに揺られて20分ほどで駅に到着、JRに乗り換えて名古屋駅へと向かう。  JR快速…

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EL発光卓上時計の再修理

 2年前に修理したEL発光の置時計は、現在母が枕元に置いて使っているのだが、先日「急に止まっちゃった」と。 「電池無くなった?・・・にしては早いよなー??」  単一電池の容量は単三電池の6倍弱もある。だから、一寸使ってある電池であっても数年で無くなって動かなくなるとは思えない。  念の為に電池チェッカーで測ると1.2Vと一寸で、1.5Vから比べれば電圧は確かに落ちている。けれど、消費電流の少ない時計は1V近くまで電圧が落ちても使える事が多い。 # 因みに、JIS規格で使われている終端電圧は0.9Vなのよん。 だから、止まったのは電池のせいではない。「じゃぁ、中を見るとするか。」  まずは電池ボックスの接点を確認する。正極(プラス)側は問題無さそうだ。 負極(マイナス)側は・・・あ、錆びてるな。 NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いて奇麗にする。細い針金なので磨くのが面倒だった。 この状態で電池を入れてみると・・・ありゃ?動くじゃん。(笑)  しばらく動きを見ていたけれど問題無さそう。「なんだ、接触不良かぃ」と思いながら持ち上げて、母の居る部屋へ持って行こうと歩き出したら「あれ?止まって・・・る??」  改めてあちこち確認してみるが、勿論おかしな所は無い。「うーん?何だ・・・」一旦電池を外してもう一度入れてみると、また動き出す。  「ひょっとして・・・?」と思いながらEL発光スイッチを押すと「あ、止まったわ。」EL発光は時計の動作と比べて多くの電流が必要…

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ドゥカティで加子母へ

 20日はロッソコルサ(伊那市)のツーリングに参加する積りだった。  ところが、よりによって20日午後に所用が入ってしまい、ツーリングに行けなくなってしまった。フェラーリの修理も目途が立ってない事もあり「まぁ、しょうがないか」と。  「そういえば、最近クシタニ・コーヒーブレイクミーティングに行ってないよな」と思いながら日程を確認したら、ちょうど20日だ。場所は道の駅加子母。朝早く出て午前中に帰って来れば、午後の所用に間に合う。「じゃぁ早起きしよ!」  20日朝6時に起きて支度する。庭に出てみると寒くは無いけれど、バイクで走ると少し寒いかも?という感じの気温である。朝食の代わりにマルチビタミン入りのゼリーを食べる。  6時半過ぎにドゥカティ・スクランブラーアイコンで出発、自宅近くのスタンドに寄って満タンにしてから走り出す。メーターパネルに表示させた気温は15度しかない。上は長袖シャツに革ジャン、下は綿パンにチャップスという恰好だけど、これだけでは一寸寒いかも知れない。  木曽川を渡って岐阜県に入り、県道95・国道21と進む。朝早い時間だけど、交通量は結構多い。国道248に入ると車の量が少し増えるけれど、走り難さは無い。そのまま進んで国道41(国道418との重複区間)へ。  高架の区間は信号が無いので流れがスムーズだが、国道418が分岐すると同時に地上路となり、何度も信号で停められる。しかし、川辺町の住宅街を抜けると信号はほぼ無くなって再びスムーズにながれるようになる。  飛騨川…

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ヤマハのギターアンプF100-212のオーバーホール(その3)

(前回からの続き)  部品が届いたので、作業を続ける。  先ずは電源部の基板から交換する。交換前はこんな感じ。 電解コンデンサのサイズが小さくなったので、交換後は一寸スッキリ。 次はCh1基板とメイン基板だが、電解コンデンサを交換する前にスイッチ付きボリュームを分解清掃する。先ずは基板から取り外す。 分解して接点部を見ると、グリスが劣化して凄い状態になっていた。 NevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いて奇麗にする。 ボリューム部もグリスが回り込んで酷い状態だけど、バラバラになるので清掃し易い。 こちらもNevrDullで磨いて奇麗になった。 元通りに組み立てるのだが、スイッチ部はバネが入っているのでかなり面倒だ。 すったもんだして何とか元通りに組み立てた。  チャンネル切替スイッチも分解したけれど内部はかなり奇麗だったので、エレクトロニッククリーナーを吹き付けて軽く洗浄しただけで元通りに組み立てた。 スイッチの付かないボリュームは単に分解して清掃するだけだから、作業としてはかなり楽だ。  基板二つ共電解コンデンサを交換した。 シャーシ下側に飛び出しているブロックコンデンサ2本も交換。通常のコンデンサはブロックコンデンサよりもかなり小さいので、固定金具をテキトーに曲げて固定できるようにする。 交換したブロックコンデンサは、かなりデカいねぇ。  でもよくよく考えてみれば、必ずしもコンデンサの放熱が必要な訳ではないので、わざわざシャーシから外へ出す必要は無…

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日立パディスコTRK-8180三台目のオーバーホール(その2)

(前回からの続き)  部品が届いたので作業を始める・・・前に、単純な作業を先に済ませる。  アンテナを固定するネジが錆びていたので、真鍮製ブラシで磨く。左が磨く前、右が磨いた後だ。 アンテナは長くて面積が多いので磨くのが面倒だ。真鍮ブラシだと傷だらけになってしまうので、マイナスドライバーで軽く表面の錆を落としてからNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨く。上が磨く前、下が磨いた後だ。 これだけ見ると相当奇麗になったように見えるかも知れないが、拡大するとこんな感じ。 白い点々はとても小さな穴みたいな状態になっている。これはメッキ面の下まで錆びてしまい、錆を取り除いた部分が穴になっているのである。  ラジオ周波数表示のパネルは取り外して石鹸で洗ったけれど、あちこちが錆びているので一寸奇麗になったかな???という程度。 ボリューム基板は鉄板でボリュームの位置決めをしている。 この板を外し、ボリュームを全て外して分解清掃する。使われているボリュームは変わった形状の物ばかりなので、多分特注品だろう。 ラジオペンチなどを使って分解、内部を清掃する。 スイッチも外す。 分解すると、こんな感じ。 同一形状のスイッチでも配線が微妙に違っていたりする為、面倒でも一つづつ撮影して画像を残しておく。そうすれば、組み立て時に迷う事は無い。内部の接点は茶色い汚れがたっぷり付着している。 NevrDullで接点を磨けば奇麗になる。 今回からは摺動子を接点に被せた状態でエレクトロニックク…

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