ちょいと分解:電子体温計

 いつ買ったのかすら覚えていない位に昔から我が家にある体温計が、ついに動かなくなってしまった。 オムロンの電子体温計MC-612である。 電池を入れ替えても動かないから、恐らくは基板上の部品劣化だろうとは思うものの、念の為に分解する事に。  電池室の蓋を外すとネジ穴が見えるので、ネジを外す。 それだけでは外れないので、全面の飾り枠を外すと、案の定ネジ穴があった。 ネジをは外すと、内部の基板が見えてくる。 基板を外すと、下にブザーとなるセラミック発信子が見える。 更に、前方にあるネジを外すと体温計の先端も外れた。 セラミック発信子はかなり小さい。 基板を見ると、LVX4051はアナログ・マルチプレクサ、左隣の9243はネット上を検索しても情報を見つけられなかった。 メインとなるMPUは黒い樹脂で覆われている。 9293Lは液晶パネルのドライバらしいが、やはりネット上に情報が無くて詳細は不明。 クリスタル振動子は5kHz?のクロックをMPUに供給しているらしいが、これも詳細は不明。 表示部の液晶は、フレキシブル基板でメイン基板と接続されている。 計測時に押すボタン部は目の細かい基板配線になっていた。 ここの部分の接触不良は一度も無い。相当しっかりとした設計がなされていたのだろうと思う。  メイン基板は今時の積層基板で、どうやら10層になっているみたいだ。  全体にしっかりとした作りで、実に良く考えられている。流石市販された製品だけの事はあるなーという感じ。 …

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解禁

 21日、鼻炎用のお薬のお陰で一ヶ月に及ぶ禁酒期間が終わり、ようやくお酒が飲めるようになった。  誰も祝ってくれないので、 # まぁ、当然だけどな・・・。 自ら一寸奢って随分前に仕入れてあったスパークリングワインを出して来て一人でお祝いした。 特に最初の一杯は、久し振りに飲むお酒が五臓六腑に染み渡るような感じがして何とも言えず美味しい。増してや、拙者の大好物のスパークリングワインだから猶更である。  翌日、妻が「珍しく路地物が安く出てたから」とイチゴを買ってきた。子供がそれを見て「ショートケーキ食べたい」と言ったら、本当に妻が作ってくれた。 一寸甘い目のお酒にピッタリ。久し振りにケーキを食べたなー。 # でも、拙者が「ショートケーキ」って言ったら作ってくれるんだろうか・・・???  禁酒期間中は幸か不幸かお酒の席に呼ばれる事も無かったし、「飲まない」と決めたら案外そのまんま過ぎてしまった。  夕食時にお酒が無いのは寂しい感じがするのだけれど、無いなら無いで「そんなもん」と思えば大して苦にもならなかった。  ネット上の情報を見ると「アルコールは飲まない方が良い」(嫌酒派)と言う医師と、「毎日飲んでも構わない」(親酒派)と言う医師の両方があって、どっちもそれなりの説得力があるように思える。  嫌酒派の解説によると、 アルコールは筋肉や骨の生成に関与するホルモン・テストステロンを抑制する作用がある 肝臓でアルコール分解時にたんぱく質を消費する為、結果的に筋肉を減らす…

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ステップワゴン引き取り

 16日、ジュリエッタのラストランでロッソコルサに到着、ステップワゴンの整備について説明を受ける。  ロアアームが錆で固着してて全く動かなかった為、ネジの部分を切断して取り外したんだそう。 ダンパーは前後とも抜けていた。 K社長が実際に動かして見せてくれた。通常なら縮める時にかなり抵抗がある筈なのに、K社長がダンパーに体重を少し掛けたらスルスルと縮んでしまう。これじゃダンパーの意味が無い。(汗)前後共交換して正解だったみたい。  説明を一通り受けた後に雑談していたら、AさんやYさんらが登場。そのまま皆で雑談していた。  14時半過ぎになったので、雑談とジュリエッタに思いっ切り後ろ髪を引かれつつも帰宅する事に。  来た道を戻り、ニシザワ双葉食彩館に立ち寄る。 昼をだいぶ過ぎているが、平日だからなのか高遠まん頭があったので家族用に買う。 買い物を済ませたら走り出す。  中央道は工事中だし、高速道を使うと費用が掛かるので、朝来た道をそのまま戻る。  国道19は中津川市街に入るまではスムーズだったけれど、市街に入ると交通量が激増してあちこちの交差点で停められてしまう。こればかりは仕方ないなー。  恵那市街を抜けて国道19が片道一車線になったら、まきがね公園のかなり手間から瑞浪市街までずーっと渋滞していた。ステップワゴンはAT車だからまだ良いけれど、これがMT車だったら大変だったろうなーと思う。  瑞浪市街から自宅までは渋滞する事無く、案外スムーズに進んだ。自宅近くのスタ…

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ラストラン

 ロッソコルサ(伊那市)から「ステップワゴンの足回りリフレッシュ作業が終わりました」という連絡を貰ったので16日に引き取りに行く事に。  ジュリエッタも6月下旬に車検を迎えるんだけど、家族で話し合っった結果今回は車検を通さない事にした。  昨年7月にエアコンが故障してしまい、部品の入荷をずーっと待っていた。  しかし、1年近く経っても部品入手の目処が全く立たないまま再び気温の高い季節になってしまった。今までの経緯を鑑みると、部品の入手は恐らく無理と思わざるを得ない。 # イタ車あるあるなんだよなぁ・・・。(/_;) 近年の夏の暑さは殺人的で、エアコンが効かないのは致命的だ。  ジュリエッタ・クワドリフォリオヴェルデが我が家にやってきてから七年半、家族を載せて本当にあちこち走り回ってくれた。  Aセグメントの小型車でありながらもエンジンは225馬力という強心臓、運転操作に対して忠実に動き、ターボが効いてくる1500rpmを超えると凄まじいほどの加速、すばしっこくて本当に頼りになる「相棒」だった。  初めのうちはマニュアルトランスミッションに苦戦していた妻も時間が経つに連れて馴染んだし、子供にとって運転免許を取得後初めてステアリングホイールを握った車でもある。  拙者も運転する時間が増えるのに比例して愛着もどんどん沸いた。だから、エンジンがダメになるまでずーっと手元に置いておきたかった。何としてでも直したかった。  一時は「エアコンが利かないなら、ナンバーを返納…

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ステップワゴン修理と911引き取り

 ロッソコルサ(伊那市)にお願いしてあった911の車検が完了したという連絡が入った。  一方、911が無い間子供はステップワゴンで通勤していたのだけれど、「サスが抜けてるみたいでフワフワ。長時間乗ってると酔っちゃいそう」という。走行距離が9万キロを超えてるからサスペンションのダンパーが抜けていてもおかしくはない。そこで、ステップワゴンに乗って911を引き取りに行き、序にステップワゴンの足回りをリフレッシュして貰う事に。  7日朝6時前に自宅を出発、県道183を進む。朝早い時間だけど、案外車が多い。県道64から国道41に入る。こちらはトラックなどの大型車両が多いものの、交通量はそんなに多くない。  県道349・県道84を通って国道21に入る。流石に交通量はかなり多いが、渋滞するほどではない。可児の街を抜けると車線が片側一車線になるが、交通量が少ないので問題無い。前方を大きなコンクリートミキサーが走っている。  途中からゴルフ場の合間を抜ける道へと進む。こちらはほぼ貸し切り状態。どんどん進んで道の駅志野・織部近くで国道21に戻る。すると、前方に先ほど見かけたコンクリートミキサーが走っているではないか!  距離はゴルフ場を抜ける道の方が短い。けれど、道のアップダウンが結構大きい上にカーブも多い為、巡航速度は案外低めになる。となると、緩やかな道の国道21の方が距離は少し長くてもそっちの方が早いみたい。うーん・・・。(--;)  土岐ICを通り過ぎて大富の交差点で国道19へ。  …

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