AMG A45で蒲郡へ

 27日、 360モデナを購入したお店「ロッソコルサ」のツーリングが行われたので、蒲郡まで行ってきた。  ジュリエッタの後釜として我が家にやってきたAMG A45は納車されたばかりで、このツーリングが初走行となった。 # AMG A45については別途記事を起こす予定デス・・・。  今回の目的は魚介類バーベキューで10時半に予約を入れてあるとの事だったし、遅れても構わないという話だったので妻も同行する事に。  近い場所なので、自宅を出たのは9時過ぎ。朝から日差しが強く、出発する時点で既に気温は31度を超えていて暑い。国道155を進んで小牧ICから東名道に入る。  晴れた土曜とあってか交通量はとても多い。乗用車が圧倒的に多い。追越車線に入っても巡航速度は100km/hに届かない。走行車線も似たような速度で流れている。交通量が多いとこうなっちゃうんだよねぇ。  名古屋ICを過ぎたら少し交通量は減ったが、電光表示板に「豊田ー豊田JCT 渋滞6km 30分」と出ているではないか。「あちゃ~、でも土曜だから仕方ないかぁ」と思いながら進む。  豊田ICを過ぎたと思ったら、早速渋滞に捕まってしまう。 しかも、電光表示板は「豊田ー豊田JCT 渋滞6km 40分」と時間が伸びている。逃げ道はないので、他の車と一緒に渋滞している他ないのが辛い。それでも、ジュリエッタのようなMT車じゃないだけまだ救われているのかも?知れないねぇ。  車数台分の距離(10m前後)を歩くより遅い速度で進んだと思…

続きを読む

ヤマハSL-800のレストア作業(その2)

(前回からの続き)  丸裸となったSL-800本体を液体コンパウンドでひたすら磨く。子供から電動ドリルを借りて使ってみたのだけれど、どうも上手く行かない。仕方ないので、手作業で磨く。ボディ裏側から初めて一時間でこの程度。 磨くと初めのうちは薄黒い汚れが付いてきた。煙草のような臭いがするので、前所有者は喫煙者だったのかも知れない。 黒い汚れが付かない部分でも、磨くと黄色い汚れが付く。 劣化したクリア層なのかも。 丸一日かかって裏側全体を磨き終えた。 更にサイドも磨き、ヘッドも磨いた。ヘッドもやはり黒い汚れが付いてきた。 なお、ネック裏側はあえて磨かない。サラサラした手触りなので、そのままの方が良さそうだからだ。  磨き終えたら電装系に取り掛かる。  「どうせならヤマハ製ピックアップを載せたいよなぁ」と思い、中古のピックアップ(TAPできる四芯の物)のセットをネット上から安価に拾ってきた。が、サイズが違って取り付けられない。 黒い方が入手した中古ピックアップで、元々はRGXというモデルに付いていた物。比べると、僅かだがエスカッションの幅が違う。 「同一メーカなら互換性があるのでは?」と考えていたのだが、甘かったようだ。仕方ないので、元々ついていたEpiphone製を使う。  改めてEpiphone製を眺めてみると、ピックアップコイルの内部配線が見える。 「これなら四芯化できる」と思い、分解する事に。  まず、ネジになっているポールピースを抜く。 蝋がタップリ付…

続きを読む

ヤマハSL-800のレストア作業(その1)

 入手したSL-800を早速レストアする。極力費用をかけずに使える状態にする方向で作業を進める予定である。  まずは外せる分は全て外す。まずはリアピックアップから。 外すと言っても、ネジ4本を外してエスカッションごと引き上げるだけ。 裏面の刻印とシールで、独Epiphone社製LP(レスポール)ブリッジ用と判る。 フロント側は、何故か金属カバーが無い。エスカッションを固定するネジの太さも違っている。 外すと、こちらも刻印とシールがある。  次にボリュームポット類を外す。このハンダ付けを見れば、プロの仕事ではないと判る。 トーンポットに使われているコンデンサはセラミックではなくてマイラーだった。 使われているポットは4つともNOBLE(帝国通信工業株式会社)製。 ボリュームポットは500kΩ。 トーンポットは300kΩ。 アウトプットジャックプレートは、ナットも含めてゴールドになっている。 フォンジャックは劣化して大きく歪んでおり、再利用しない方が良さそうだ。  ピックアップ切替スイッチを外したら、何故か穴周辺に汚れが付着していた。 粘度の高い物が乾燥してこびり付いたような状態。細い精密マイナスドライバーで慎重にこそげ落とした。 切替スイッチはあまり見た事のない形状をしている。ツマミは失われている。 刻印を見ると「Ando」とあるので、国産メーカの部品らしい。 劣化しているようで切り替え時の感触がカチッとしておらず、ぬるりと動く感…

続きを読む

また増やしてしまった・・・

 先月の話になるのだけれど、自宅に結構大きな荷物が届いた。 中身は昭和の時代に生産されたエレキギター、ヤマハSL-800である。所謂「レスポール国産コピーモデル」である。 ジャンク品として格安で売りに出されていたので入手した。  ジャンクの理由は、金属部の痛みが目出つ・ピックアップがオリジナルでない・全体に艶が無い、というもの。確かに全体的に紙やすりで擦ったみたいで、楽器塗装に特有の艶が無い。 しかし、塗装面までは剥がれていないので、クリア層の表面を荒らしただけになっているみたいだ。 ブリッジやストップテールピースはメッキの下まで錆びていて、状態は良くない。 ピックアップカバーは片方しかない。 ピックアップは二つ共エピフォン・レスポール用で、純正品ではない。  ポットもノブも純正じゃなくて、社外品に交換されている。 本来なら1960年代から70年代の本家ギブソン・レスポールと同じ背の高いゴールド・ハット形状のノブが使われている筈だが、 # ヤマハSGシリーズのノブも同じ。 格安で売られている量産品に交換されている。  ちなみにネット上の情報で確証が得られた範囲では、このモデルが製造されていた(カタログ上に掲載されていた)のは1976年から1979年までで、ヤマハお得意のバイサウンドシステム(よーするにコイルタップね)が搭載されるのは後継機種のSL-800Sから。  アウトプットジャックはネジが何故か二つ無い。 ペグは一応純正品のようだが、メッキの痛みが目立つ。 トラス…

続きを読む

ちょいと分解:小型ワイヤレスマウスSwiftPoint GT

 普段使っている小型ワイヤレスマウスのSwiftPoint GTが突然動かなくなってしまった。 2018年8月末に中古を手に入れたので、我が家では6年ほど使った事になる。  本家サイトにあるFAQを見ながらあれこれ操作してみたが、全く反応しないどころかLEDすら点かない。こうなると、もうお手上げである。  ネット上を探していたら、某フリマサイトに程度の良い中古が比較的安く出ていたので入手した。  だからもう必要ないのだけれど、せっかくなので分解する事に。  ネジ類が見当たらないので、まずは劣化しているゴム部を剥がしてみたが、ネジは見当たらない。 裏側にある樹脂部を外してみたら、ネジが見えてきた。 とても細いネジが使われている。 ネジを全て外すとバラバラに。 基板の上に載っていたリチウムイオン電池は歪な膨らみ方をしていた。 倍近い厚みになっているので、電池が寿命を迎えて動かなくなったのかも知れない。  電池を退けると、樹脂製ステーが入っているのが良く分かる。 ステーは一か所でネジ止めされていた。 完全にばらすと、こんな感じ。 基板にはBluetooth用のICを中心に細かなチップ部品で構成されている。 基板の裏側はコネクタ類のみしかない。 今時の基板なので、どの部品も小さい。上に見えているスケールの目盛りは1つが1mmである。 四角いICの右上で斜めになっている銀色の部品はIC駆動クロック用の水晶発振器だと思う。目立つICはnRF51822。 これ一つでB…

続きを読む