マウスSwiftpointGTのボタン修理

日常的に仕事で使っているマウスSwiftpointGTのボタンは、指で「ぎゅっ」と押さないと反応しなくなってきた。 ボタンの下に隠れているタクトスイッチの接点が劣化しているみたい。以前にも分解しているので、躊躇う理由は無い。早速分解する事に。 裏側を見ると、こんな感じ。 凹んだ所に精密マイナスドライバーを突っ込んで抉ると、樹脂部品が浮き上がって来る。 細いネジ4本を抜く。 ネジは中央に近い二ヶ所が短い。 樹脂部品の合わせ目にマイナスドライバーを挿し込み、ゆっくりと抉りながらドライバーを動かして行くと上側の部分が外れる。 丸と四角の部品がボタンで、今回動きがおかしいのは右側の少し大きい方である。 本体後部にフレキシブル基板の接続用コネクターがある。 ボタンはフレキシブル基板に直接ハンダ付けされ、樹脂フレームに接着されている。 コネクターのロックを外して切り離す。 なお、リチウムポリマー電池の配線は繋がったままなので、切らないように注意が必要だ。 このままでは作業し難いので、リチウムポリマー電池を外す。接着剤で張り付けられている。 電池の袋を破ってしまわないよう、精密マイナスドライバーを挿し込んで慎重に剥がした。 電池中央が膨らんでるから、劣化が進んでいる。交換用電池を用意しておく方が良さそうだ。 両面テープ?で電池表面の印刷が滲んで読み難いが、200mAh 0.45Whと書かれているようだ。 さて、本題のボタンに戻る。 …

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ヤマハSL-800のレストア作業(その9:ムムム・・・)

(前回からの続き) RGX用ハムバッカーを取り付ける。 配線の長さが足りないので、分解して配線を入れ替える事に。 布テープを剥がし、コイルを固定しているネジも外す。 ピックアップ・ベースにアース線がハンダ付けされている。これは20Wクラスのハンダゴテでは外せないので、60Wのコテを使って外す。 配線を切り離して引っ張り出してみると、各コイルからの線によって色分けされていた。 新たに四芯シールド線と繋ぐ。 シールド線は元の通りにベースにハンダ付けしておく。配線を隙間に押し込んで邪魔にならないようにしてから、元通り布テープを巻いて作業は完了である。 こうやって書くとスンナリ作業は終わったように見えるかも知れない。 けれど、実際には布テープを剥がす時に「ビリッ」と部分的に破れてしまったり、コイル側の線が短くてハンダ付けに難儀したりで、随分と時間が掛かってしまった。(汗) 「さーぁ、これで取付だーぁ」と思いながらも、念の為にピックアップをテスターでチェックする。 リアピックアップは正常、フロントピックアップは・・・「(。´・ω・)ん?」 もう一度フロントピックアップを分解してコイルを分離させ、配線に異常が無いか確かめる。 この状態でテスターを当てても無限大のまま。要するにコイルとして機能していない。(滝汗) 髪の毛よりも細いコイル線を辿っても切れているようなヶ所は無い。という事は、コイル内部のどこかで断線している事になる。 そう言え…

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ヤマハSL-800のレストア作業(その8:EMGのタップは・・・)

(前回からの続き) 他の回路用のコンデンサ類も含めて、頼んであった部品が届いた。 配線材も不足しているし、ステンレス・ギター弦も在庫一つになっていたので、送料節約も兼ねて併せて取り寄せた。 部品が揃ったので、まずはコネクタ配線の作成から作業する。 EMGで使われているコネクタは「QIコネクタ」とか「2550コネクタ」と呼ばれている物。部品屋さんなどで簡単に手に入る。 ケーブル用コネクタに配線するのだけれど、配線の被覆を固定する部分の幅は2.3mm、配線の電線部を固定する部分の幅は1.6mmと、とても小さい。 手持ちの工具ではカシメる事が出来ないので、細いペンチで被覆部を固定し、電線部はハンダ付けした。 そのままだとバラバラになり易いので、熱収縮チューブでまとめた。 何とも動きの心許無いピックアップ切替スイッチは、再度分解して内部を調整し直した。かっちりした動きになった。 先ずはスイッチの配線から。配線材は4芯シールド線を使う。 必要な長さを測って切り出す。 それぞれの端子に配線する。スイッチの筐体もアース配線をしておく。 音出し確認の為、EMGピックアップを仮設置して、 ボリュームやアウトプットジャックにも仮配線する。 この状態で音を出してみた。 世間の評判通り、ノイズはほぼ皆無だ。流石アクティブピックアップだけの事はある。 Zakk WyldeやMETALLICAのギタリストKirk Hammet…

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またポータブルCDプレーヤー導入(Panasonic SL-SX300)

昨年夏にPanasonicのポータブルCDプレーヤーSL-CT700を導入したばかりなのだけれど、改めてヤフオクでポータブルCDプレーヤーを仕入れた。 同じPanasonicのポータブルCDプレーヤーCL-SX300である。 本体裏側に電池ボックスがある。 本体後部はACアダプターと固定金具用の穴がある。 前面には蓋開閉ボタンの他にメモリー機能用のボタン、リモコン用ソケット兼ヘッドフォンジャック、ボリュームのツマミがある。 右側面にはオプティカルアウトとラインアウトの端子がある。 前面は、液晶表示を周囲を囲むように操作ボタンが並んでいる。 蓋を開けて吃驚!CD-Rが入ったままである。 内部は他のポータブルCDプレーヤーとほぼ同じ。 早速CDを入れて動かしてみると、ちゃんとオプティカルアウトが作動しているのが分かる。 CDの場合、オプティカルアウトの波長は780-790nmと決まっている。 人間の目は620~780nm前後を赤と感じるので、赤く見えるのだ。 何故わざわざ同じ種類のポータブルCDプレーヤーを?と不思議に思われる方も多いと思う。 実は、細かな仕様をきちんと調べずにSL-CT700を入手したのだけれど、手元に届いてから「えぇっ?オプティカルアウト無いじゃん!」と気が付いたのであった。(笑) 将来的にオプティカルアウトは絶対に必要なので、ネット上を調べて製造年が一番新しくて、且つオプティカルアウトがある機種を探していたら…

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ロッソコルサ新年会(その2)

(前回からの続き) 予定通り19時には全員揃う。会長の「乾杯!」の音頭で宴会が始まった。 和食のお店なので、お魚料理が多い。 揚げ物があるとお酒が進む。 焼き魚はコース料理の定番だね。 K社長の大好物、茶わん蒸しも。 和食のお店でグラタンは一寸珍しい。 揚げ出し豆腐も定番だよなー。 一つ一つの量は大した事無いのだけれど、間隔を開けて一つずつ食べてると結構お腹一杯になる。 シメは炊き込み御飯とお味噌汁だ。 食後のデザートはケーキとフルーツの盛り合わせ。 全体の量としてはそんなに多くないのだけれど、お腹はほぼ満腹になった。 居酒屋さんの料理は味付けが濃くて、後で喉が渇く事がとても多いのだけれど、このお店の味付けは濃くないけれどしっかりしてて、実に美味しかった。 いやぁ、満足満足。20時半過ぎにお開きとなり、皆さんの大半は二次会へ、我々は自宅へ。 この位置からだと伊北ICの方が近いので、ステップワゴンに乗り込んで国道153を北上する。 帰り際、K社長から「夜になるとこの辺は凍るから気を付けて」と言われたけれど、路面は乾いてるので問題無し。 伊北ICから中央道に入る。 夜遅めの時間帯だからか、交通量はとても少ない。乗用車の方が少し多いようだ。 時折雪が舞うけれど降り続くような事は無いので、路面の心配はしなくて良さそう。 ただ、どこで路面が急変するか分からないし、急ぐ必要も無いので、子供ものんびり走らせる。 時折すっ…

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