MXR dyna compの修理(その1)
10年前に中古で入手したMXRのコンパクトタイプのコンプレッサーdyna compは、訳アリ品で随分と安かった。
一応普通に動作するのだけれど、訳アリの理由は「フットスイッチを強く踏み込まないと切り替わらない」から。そのお陰で市販の四分の一ほどの価格だった。
先日、久し振りに取り出して一寸動かそうと思・・・ありゃ(・・;)?フットスイッチ踏んでも切り替わらんじゃん!(汗)
全体重を掛けて思いっ切り踏み込んでも「カチッ」と言わない。だから、エフェクトが掛かった状態からオフに切り替わらず、スイッチが入りっ放しの状態になっている。
「いよいよ動かなくなっちゃったか。じゃぁ分解しよ。」
MXRのエフェクターはどれでもネジを外せば裏蓋が簡単に外せる構造になっている。
フットスイッチ・ジャック・ボリュームポットのナットを外すと基板を取り外せる。
ボリュームポットの下に心臓部LM3080Nが隠れている。
フットスイッチは基板に直接ハンダ付けされている。
外すと、全体的にグリスなような物が付着していてメトついている。
このスイッチはリベット止めだ。分解に苦労しそうだな・・・。
スイッチが切り替わらないので、片方は導通が無い。
リベットを外すのは専用工具を使うか、或いはドリルなどで破壊して外すかのどちらか。専用工具なんて持ってないので、ドリルや鑢でカシメられた部分を削り取って外す。
鑢だと部品に瑕が入ってしまうのは避けられないのだけれど、見えない…