乗る回数が減っても時計などの電装品は相変わらず電力を消耗するので、放置しておけばバッテリーがどんどん弱って行き、終いにはエンジンが始動できなくなってしまうということも十分有り得る。
「キルスイッチで切り離しておけば良いぢゃん」と思われるかも知れないが、キルスイッチはバッテリーから完全に回路を切り離す訳では無く、時計を動かす程度の微弱な電流は流れるようになっているので、余り意味が無かったりする。
だから、乗らない時はバッテリーの補充電が欠かせない。AC100Vから電源を取ってバッテリーに取り付けて放置するだけでOKという製品も市販されているが、自宅の車庫は屋根があるだけだし、バッテリーがフロントトランク内にあって配線するにはトランクを開いたままにせねばならず、そんな状態で放置すると風などで雨やゴミが入ってしまう。
先週半ばに「そういえば最近補充電していないナー」と気が付いてテスタロッサのバッテリー電圧を測ったら...ウヒャーッ、無負荷でも11.8Vしかない!早速2日続けて太陽の出ている間中補充電し続けたら、辛うじて12.3V程まで上昇した。満充電の12.8Vには程遠いが、常時フル充電にしなければならない訳ではないので、ある程度まで電圧が回復すれば良しとしている。
12V以下でも一応エンジンは始動出来るが、「エンジンかかったから良いや」なんて放置しておくと、本当にかからなくなってしまう。ある程度回転数を上げた状態で距離を走って充電する必要があるが、「回転数を上げた状態を保つ」というのは自宅近辺では難しく、だからと云って充電だけのために高速道を走るというもの勿体無いような気がする。
今日は朝方少し太陽が出ていたものの、そのうちに完全な曇りとなってしまった。天気予報では週末にならないと晴れないらしいので、当分の間充電はお預けですナ。
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