R1200Cのタンクは幅が広く、タンクバックのマグネットが入っているフラップがなんとか側面まで届くかどうかという感じで、サイズ的に合っていない。その上、磁石の吸着力が弱っているので風圧には耐えられなかったようだ。
このタンクバッグには4cm*2.5cm厚さ7mmの磁石が6個使われている。6個とも吸着力を測ったら、どれも500g弱だった。タンクバッグ本体の重さは1kgだから、バッグが空の状態で2kgの余裕があることになる。
飛ばされた時に入っていた荷物はツーリングマップルのみだったから、1kg強の余裕はあった筈。それても飛ばされたんで、もっと強いマグネットが必要だ。
ネット上をちょっと探してみたら、ラフ&ロードやTANAXからも交換用?マグネットが出ている。定価はどちらも1個当たり400円程度で、サイズは直径2.5cm厚さ5mmほど。ラフ&ロードは説明に「磁力が強力で、指を挟んだりする恐れ有り」とわざわざ注意書きを入れているところをみると、ハードディスク内部にも使われているネオジムかサマリウムコバルトか?...でも金額が合わないよなぁ??
バッグは最小10リットル、最大16リットルの容量があるから、色々と詰め込めばそれなりに重くなるハズ。
仮に500mlのペットボトル4本を入れると2kg、地図やパンフレット類で2kg見込むと、バッグの重さも含め5kg。となると、磁石は1個当たり1kg程度の吸着力は最低でも必要。もっと重い物を入れる事もあるだろうし、バッグ全体の重さに加えて風圧も加わるから、理論的な根拠は無いが感覚として3kg/個以上の吸着力は欲しくなる。そうなると、マグネットを入れるフラップ側のポケットのサイズからネオジムを選択せざるを得ない。でもネオジムって高いんだよな...。
この記事へのコメント
tama
Rifle
希土類マグネット出現以前は最強でしたネ。有名どころのスピーカもこぞって採用していました。ただ、保磁力が強くなくて経年変化が大きいのが玉に瑕ですが。
ブルル
マグネット式タンクバッグを購入して大失敗しました。
つ、つ、付かないじゃん!
付かないのは当たり前・・・・
樹脂製のダミータンクでした(爆)。
Rifle
樹脂製タンクのバイクって、以前は結構多かったんですよネ。
初めてのバイクだったGPZ250Rも樹脂タンクでした。そうと知らずにタンクバックを購入したんですが、磁石とゴムバンドの併用タイプだったんで助かりました。(笑)