遷宮で各メディアが騒いでいる伊勢神宮の外宮近くにある伊勢和紙会館(大豊和紙工業)で、わの会ワークショップと、主宰の三輪薫プロカメラマンの作品展が9月29日(日)から10月27日(日)まで行われている。初日は日曜日だし、遷宮で伊勢神宮周辺は混雑するだろうと考え、30日に見に行った。
30日、KTM 690DukeRに跨って9時少し前に自宅を出発、一宮木曽川IC近くを抜けて西尾張中央道(県道14)を進む。苅安賀の交差点の先に名鉄尾西線の踏切があるせいで必ず渋滞する為、この区間だけ別の道路を進んで渋滞を避けてから元の道に戻る。この道路は平日でもかなりの交通量があるが、稲沢市役所を過ぎた辺りから徐々に交通量が減り、津島市の少し手前から再び交通量が増える。蟹江ICから東名阪道へ。ICまでほぼ1時間かかった。自宅から三重県方向へは直接行ける高速道が無くて、結構不便だ。
東名阪道も交通量はかなり多くて少々走り難いが、亀山JCTを過ぎると一気に交通量が減って快適に進む。安濃SAで少し休憩し、そのまま伊勢西ICで降りる。外宮に向かう車なのか、県道32もかなり交通量が多い。
近鉄・宇治山田駅近くのスタンドで給油し、11時半近くに伊勢和紙会館に着いた。
早速伊勢和紙会館で作品を鑑賞する。伊勢和紙の紙の持つ色と作品との相性の見極めが難しいそうで、一つの作品を複数の和紙に出力してみる事も多いんだそうな。この辺は何度も出力して経験を積まないと難しそうだ。
自分でもたまにフィルムをスキャンして古いプリンタで伊勢和紙に出力してみるけれど、なかなかイメージ通りに仕上がってくれない。それに、インクが「ポトンッ」と点状に落ちて作品を台無しにしてしまう時もあって、「まだ自分が手を出す分野じゃないなー」という感じである。昔も今もフィルム専門だから、無理してパソコンを使って出力しなくても良い。その点では、デジタルカメラ利用者より遥かに恵まれていると思う。(笑)
お昼時になったので、三輪プロ夫妻・社長と一緒に近くのパスタ屋さんへ。
「蔵 de パスタ」というお店で、味噌醤油を作る「糀屋」が経営しており、味は和風だが美味しい。因みに、道を挟んだ隣に「蔵 de らーめん」という系列店もある。
昼食を終えて伊勢和紙会館に戻り、三輪プロ夫妻とずっと雑談していた。わの会の多くの会員が初日の日曜日に来たそうで、その時に豊田市の会員達が「連絡が来ないけど、(拙者は)今日は来ないのか?」と噂していたんだそうな。どうして拙者が連絡を入れると思ったの?向こうからも何の連絡も無いし...一体何の為に連絡が必要だったんだろう???
# 頭の悪い拙者には、残念ながら理解不能ですニャ...。
伊勢和紙プリントや撮影に関する話だけでなく、話題はあちこちの分野に及んで延々とおしゃべりしていたが、そうしているうちに16時を過ぎたのでお暇する事に。
バイクに跨り、伊勢和紙会館を後にして、来た道を戻る。伊勢市内は相変わらず交通量が多い。伊勢西IC手前の電光表示板に何やら表示が出ている。「なんだナンダ何だ?また渋滞か?」と思いながら近づくと、案の定「亀山JCT-四日市 渋滞5km」と出ている。16時半近くなら「そろそろ皆さん帰りましょ」の時間なので、渋滞しても不思議は無い。「しかし、それにしても区間が長過ぎるナ」なんて思いながら伊勢西ICから伊勢道に入る。
いつものように伊勢道はガラガラ。しかし、次の電光表示板には「亀山JCT-四日市 渋滞7km」と出ている。「やっぱり距離が伸びてるなぁ。どうせ鈴鹿IC前後で詰まってるんだろう」と思いながら進む。
トイレへ行きたくなったので安濃SAに寄ると、案内表示板では自動二輪は坂を上るようになっている。「???」と思いながら指示された方向へ進むと、SAの建物の真横にバイクと障碍者用駐車スペースがあるではないか。
一般車両は建物よりも一段低い場所に停めるようになっていて階段を上って建物に入るのに対し、バイクは降りてそのまま歩いて行けるようになっている。
何だかとっても得した気分である。(笑)休憩序でに、ここで草餅と紫蘇餅を購入した。
# 両方とも食べちゃったので画像はありません...A(^^;)。
小休憩してから再び走り出すが、次の電光表示板は「亀山JCT-鈴鹿 渋滞15km 35分」と出ているではないか。「うわぁ、こりゃかなり酷いなぁ。行き着く頃にはもっと酷くなってるかも知れない...亀山の前で降りよう。」進むうちに交通量がとても多くなり、いつ渋滞してもおかしくないほど。「あぁ、やっぱり」と思いながら伊勢関ICで降りる。辺りが暗くなってきた。
国道1経由で巡見街道(国道306、別名:濃街道)に入ると、坂道を自転車に乗った中学生らしき生徒が沢山上がってくる。「どうしてわざわざこんな坂道を?」と不思議だったが、帰宅してから調べてみたら、中部中学校(亀山市)から南方向へ行くには国道306の坂を越える以外に道が無いと判った。なるほど。毎日大変だろうなー。
暫くは交通量が多かったが、鈴鹿市内に入ると車の量が大幅に減って走り易くなる。淡々と進むが、人家の多い地区ではあちこちの信号で停められてしまうので思いのほか時間が掛かってしまう。
四日市市に入って少し進んだら、より信号の少ない県道140にスイッチして淡々と進む。もう周囲は真っ暗だ。菰野町と国道421との交差点のだいぶ手前では交通量が多くて渋滞気味になってしまい、ここでも時間が掛かってしまった。県道5に入ると交通量はほぼゼロになるが、国道258近くになるとやはり渋滞気味になる。
国道258を離れて油島大橋を渡り、県道23に入るが、どういう訳かこちらも交通量がとても多くてややノロノロ気味。そのまま車の列にくっついて走り、県道18で羽島大橋を越えると更に交通量が増える。そのまま走って濃尾大橋まで来ると、渋滞で橋の真ん中よりも少し手前で停まってしまい、橋を抜けるのに5分以上かかってしまった。
やっとこさ橋を渡って渋滞気味の一宮市街を抜け、近くのスタンドで給油して自宅に到着。20時少し前だから、伊勢関ICから2時間半ほど掛かった計算だ。バイク好きの拙者でも、流石に今日は一寸疲れたなぁ。
本日の走行距離は322km。一昨日の新潟往復と併せて1200km以上走った事になるけれど...本当にそんなに走ったんかぃなー?(笑)
この記事へのコメント
たくや
Rifle
やっと暑さが収まりましたので、溜まった分を一括で走りました。(笑)