フキン掛けの修理(その1:失敗)

 2年ほど前にホームセンターで購入したマグネット式フキン掛けは、磁石が弱くなったのか濡れたフキン数枚を掛けると重さに耐え切れず落下するようになった。
落下するようになったフキン掛け
これでは使い難いので「マグネットを交換すれば良いのでは?」と思い、いつも利用している株式会社二六製作所からネオジムマグネットを購入。
株式会社二六製作所から届いたマグネット
いつも丁寧な梱包には本当に頭が下がる思いだ。
二六製作所から購入したネオジムマグネット
サイズは1cm四方で厚さ4mm、吸着力は2kgの物を選んだ。

 早速マグネットの交換に取り掛かる。
交換前のマグネット
フェライト磁石が使われていて、サイズは縦20mm・幅25mm・厚さ5mmだ。
 マグネットの部分をこじって本体から取り外す。
マグネットを取り外す
表面に張ってあるやや厚い樹脂テープを剥がせば、磁石を外せる。
古い磁石を外したところ
ネオジム磁石に置き換えて、元通り組み立てれば完成である。
ネオジム磁石に替えた後
交換後、妻に早速使って貰った。すると「やっぱり落ちる!」と。(唖然)

 改めて吸着の具合を見ると、前よりは吸い付く力は強くなっている。しかし、本体を固定させるだけの力が無く、濡れたフキンを掛けると、そちらに傾いてしまう。
 吸着力は強くても、面積が一つ辺り1cm四方だから、今までの5分の1しか無く、しかも厚みが1mm薄い為に取り付ける面との間の隙間が大きくなり、せっかくの吸着力を活かし切れていないのかも知れない。
 面方向に強い磁力が与えられているので良いだろうと考えたが、どうやら見通しが甘かったようだ。

 今回の修理は残念ながら失敗だ。再考せねば。(滝汗)

続く

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