少し前になるけれど、子供の依頼で某所に格安で売りに出されていたハモンドのオルガンを手に入れた。
鍵盤の下にはマイク入力などの端子が並んでいる。
ベースパート用のペダルもある。
鍵盤裏側にある金属板で品番が「146K2」と判った。
一部動かない機能がある為、通常では考えられないほどの安い価格だったが、古い割には外観の痛みはあまり目立たない。
我が家に届いた時はまだそこそこ動いたが、その後時間が経つに連れてあちこちが動かなくなっていった。だから、現在は全く音出しはしていない。
まず、裏の板を取り外してみた。
結構な大きさの基板がギッチリ入っている。
膝の位置にはスピーカやロータリースピーカー関係の基板などがある。
右側の囲われた部分はロータリースピーカーが入っている。金色の箱はリバーブユニットだ。
ざっと見た感じでは特殊な物は無く、ほぼ汎用部品が使われている。
何しろ古い機種なので、ネット上にも情報は殆ど出ていない。時代柄チップ部品が使われていないので、まだ何とかなりそうな気がする。
これからすこしずつ修理を進めていく予定だが、一体どれ位の時間(とお金!)が掛かるやら...「エライもんが来ちゃったなぁ」というのが率直な感想である。(滝汗)
(多分、続く)
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この記事へのコメント
Take-Zee
今までに無い大物です!
興味津々で記録を拝見して行きますよ!!
Rifle
思いもよらぬものを修理する事になりました。(汗)
これほどの回路規模の物を直したことは無いので一寸不安ですが、
まーぁ何とかなるでしょう。(笑)
たくや
Rifle
そーなんです!
不具合の原因を探りながら、劣化した部品も交換することになりそうです。
MINERVA
ふっかつまでの道のり、応援しております!!
Rifle
有難う御座います。
道のりはかなり長そうですが、完走を目指します!