直せるか!?ハモンドオルガン146K2(その1)

 少し前になるけれど、子供の依頼で某所に格安で売りに出されていたハモンドのオルガンを手に入れた。
格安で手に入れたハモンドのオルガン

格安で手に入れたハモンドのオルガンの背面
鍵盤の下にはマイク入力などの端子が並んでいる。
鍵盤の下にマイク端子などがある
ベースパート用のペダルもある。
ペースパート用ペダル
鍵盤裏側にある金属板で品番が「146K2」と判った。
鍵盤裏側にある品番表示板
一部動かない機能がある為、通常では考えられないほどの安い価格だったが、古い割には外観の痛みはあまり目立たない。
 我が家に届いた時はまだそこそこ動いたが、その後時間が経つに連れてあちこちが動かなくなっていった。だから、現在は全く音出しはしていない。

 まず、裏の板を取り外してみた。
背面の板を外したところ
結構な大きさの基板がギッチリ入っている。
オルガン内部の基板1

オルガン内部の基板2

オルガン内部の基板3

オルガン内部の基板4

オルガン内部の基板5

オルガン内部の基板6
膝の位置にはスピーカやロータリースピーカー関係の基板などがある。
下にはスピーカーなどがある
右側の囲われた部分はロータリースピーカーが入っている。金色の箱はリバーブユニットだ。
金色の箱はリバーブ、右側の囲いの中はロータリースピーカー
ざっと見た感じでは特殊な物は無く、ほぼ汎用部品が使われている。
 何しろ古い機種なので、ネット上にも情報は殆ど出ていない。時代柄チップ部品が使われていないので、まだ何とかなりそうな気がする。

 これからすこしずつ修理を進めていく予定だが、一体どれ位の時間(とお金!)が掛かるやら...「エライもんが来ちゃったなぁ」というのが率直な感想である。(滝汗)

(多分、続く

この記事へのコメント

  • Take-Zee

    こんにちは!
    今までに無い大物です!
    興味津々で記録を拝見して行きますよ!!
    2017年07月17日 11:35
  • Rifle

    Take-Zeeさん
    思いもよらぬものを修理する事になりました。(汗)
    これほどの回路規模の物を直したことは無いので一寸不安ですが、
    まーぁ何とかなるでしょう。(笑)
    2017年07月17日 12:54
  • たくや

    凄い戦いになりそうですね!
    2017年07月18日 10:04
  • Rifle

    たくやさん
    そーなんです!
    不具合の原因を探りながら、劣化した部品も交換することになりそうです。
    2017年07月18日 12:59
  • MINERVA

    これは、やりがいがありますが、大変な作業になりますね。
    ふっかつまでの道のり、応援しております!!
    2017年07月18日 19:54
  • Rifle

    MINERVAさん
    有難う御座います。
    道のりはかなり長そうですが、完走を目指します!
    2017年07月18日 21:05

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