(前回からの続き)
たかの湯を出発して県道256を登って行く。少し進むと道がやや細くなるけれど、一応片側一車線なので、走るのに困ることは無さそうだ。出発前に配られたお菓子をパクつきながらバスに揺すられる。
食べ終った頃に最初の撮影地「清滝」の駐車場に到着。平成29年6月25日に発生した地震で滝へと向かう遊歩道が崩落したが、対岸に仮設の遊歩道があるのでそちらを登って行く。歩いて10分もかからない距離だが結構登るので、一気に行こうとすると息が切れてしまう。途中で休みながら進む。登り切ると滝全体が見渡せる。
滝つぼ周辺はコンクリートで固められている。
清滝は霊場でもあり、滝行が行われる場所でもあるので、足場を安定させるためのようだ。滝のすぐ近くに着替える小屋もあるが、その上の岩が地震で崩れて立入禁止になっている場所もあった。だから、撮影できる場所はかなり限られ、人数が多いと三脚を立てる場所が無くなる。空いた場所に三脚を立てて撮影する。
長時間露光すれば、水の流れがもっと良く出そう。
1時間半ほど撮影したらバスに戻り、次は新滝へと向かう。バスに乗る直前、差し入れのお菓子を頂いた。
バスに揺られること数分で到着。駐車スペースにバスを停めたら降り、遊歩道を登る。距離は大したことなくて10分もかからない。ただ、こちらも階段が多く、ややハードに感じる。
滝の周囲は場所が少ないので、こちらも三脚を立てるのは順番待ちとなる。
場所が空いたら三脚をセットして撮影する。
滝の裏側に回り込めるけれど、今回は時間が無くて行けなった。
滝本体以外にも細い水流があちこちにあって、水量は豊富だ。
滝から流れ出る川は、川床がとても滑らかな部分が多い。
深成岩で出来ているのだろうか?
# 調べてみると面白そうだな。
50分ほど撮影してバスに戻り、一旦宿に戻って休憩となる。
# 公衆トイレは殆ど無いからねぇ。
再びバスに乗り込み、今度は自然湖へと向かう。県道256を下り、王滝小学校近くで県道486へと進む。しばらくは片道1車線だが、間もなく細い山道となる。場所によってはすれ違うのが難しいほどの道幅だから巡航速度はかなりゆっくり目だ。16時半過ぎに自然湖に到着、早速撮影を始める。
自然湖は、1984年長野県西部地震で王滝川が土砂で埋まり、川が堰き止められてできた天然の湖だそう。だから枯れた立木があるんだね。
皆さんも熱心に撮影している。
その一方で、駐車スペースでは何やら不穏な動き(?)が。
時折コーヒーの香りが微かに漂ってくる。近づいてみると、コーヒー配布中、拙者も早速頂いた。序でにおつまみも。
頂いた後は再び撮影に集中する。
1時間ほど撮影したら本日の撮影は終了、バスに乗り込んで宿に向かう。
宿に戻ったら既に布団が敷かれていた。
建物は「昭和」そのものだが、室内はとても奇麗で清潔だ。
今回はパソコンを持参しなかったけれど、Wi-Fiが使えるらしくて室内に案内の紙があった。ウェルカムドリンクは和風の宿だけあって緑茶だった。
とりあえず、すぐお風呂へ。何しろ宴会が1時間後にスタートだから、早め早めの行動が肝心である。お風呂から戻って少ししたら宴会の時間となる。部屋を出て一階食堂へと向かう。
予定通り19時に夕食兼宴会がスタート、早速頂く。
差し入れの日本酒も頂く。
# そう言えば、最近山田錦を使った日本酒がやたらと増えたよーな?
肉はとても柔らかで美味しい。
〆はうどん、デザートはフルーツ。
どちらも量がたっぷりで大満足。
20時半からは場所をロビーに移してセミナーが始まる。ロビーではクマさんがお店の番をしていた。
三輪先生の視点や表現の方法が大いに参考になる。
# だからと言って、直ぐに良い作品が撮影できる訳ではない...。(--;)
30分ほどでセミナーが終わり、その後はさらに別の部屋に移動して、毎度おなじみの二次会に突入。(笑)
一頻り盛り上がるが、明日の早朝撮影は4時出発なので22時過ぎにお開きとなった。
部屋に戻り、歯を磨いて寝る。明日、起きられるかなぁ?...zzz
(続く)
この記事へのコメント
middrinn
Rifle
はい、滝行したら撮影する時間が無くなっちゃうんで。(笑)
Take-Zee
地震による堰止湖ですか?
うれしい、置き土産でしょうか?
tama
その他大勢の方たちはみんなデジイチなんだろうなと推測しています。
Rifle
はい、王滝川が堰き止められて湖のような形になっています。
近年は自転車のレースも開催されいるみたいです。
tamaさん
拙者のです。撮影会で使うのはいつもハッセルブラッドのみです。
今回はハッセル+フィルムは2名、他の26名はデジ一眼でした。