以前修理した百均LEDライトは、修理後2週間ほどでまた点かなくなり、分解して修理して、また2週間ほどで駄目になる、というのを何度も繰り返していた。
先月初旬にも再び点かなくなって「またか」と思いつつ分解したら...何と、スイッチ部分の薄い金属板がヒビが入って割れかけているではないか!ラジオペンチで形状を何度も修正しているし、スイッチを押す度に力の掛かる部分だから、金属疲労で割れてしまったらしい。
こうなると修理不能、廃棄せざるを得なかった。
# 税別百円とは言え、残念無念...合掌(-A-)。
この手の小型ライトが無いと何かと不便なので、主に外出時に使っていたエルパのLEDライトDOP-EP201を代わりに使うようになった。
右側に巻いてある白い帯状の物はスーパールミノバを使った蓄光シールである。因みに、購入時期は百均ライトの数か月前、隣の市にあるホームセンターで700円弱だったと記憶している。
その後1ヶ月程は調子よく使っていたのだけれど、2日前突然スイッチに反応しなかったり、一応点くけれど光量が不安定だったりという症状が出るようになってしまった。「ありゃりゃ、お前もかい。」症状からしてスイッチ部の接触不良が疑われる。早速分解する事に。
本体後ろ側にスイッチがある。
ゴムを破ってしまわないよう、使い古しの歯ブラシの柄でスイッチをゆっくり押し出す。
部品の合わせ目にマイナスの精密ドライバーの先を突っ込み、樹脂を割ってしまわないように少しずつ抉る。
時間が掛かったけれど、何とか分解できた。
このスイッチはノック式ボールペンと同じ構造になっている。ボールペンと違って、芯ではなくて金属接点を押すようになっている。スイッチ・オフの状態はこんな感じで、金属接点同士が僅かな隙間を空けて離れている。
スイッチ・オンだとこんな状態となる。
コストダウンの為か、接点が接触している範囲は円周外側の僅か0.5mmほどしかない。これでは一寸した振動や部品の曲がりなどで接触不良が起きてもおかしくない。一応接点の部分は全てNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨くが、見た目は何も変わらない。
樹脂部品を割ってしまわないよう、慎重かつ均等に力をすこしずつ掛けて組み立てる。
スイッチを支えている筐体の内側がスイッチの接点と接触しているけれど、その接触部分を見ても問題は無い。
念の為にこちらもNevrDullで磨いておく。
スイッチのサイズは筐体の内周と同じで、少しでも傾くと押し込む事すらできない。そこで、サイズの合うソケットでスイッチを押し込んだら上手く行った。
電池を入れてスイッチ部を捻じ込めば完成である。
早速点灯させ...あれ?点かんじゃん...???
何度もスイッチを押すと、点いたり点かなかったり、或いは点いても薄暗くて光量が不安定だったりする。やはり、スイッチ部の接触面積が少な過ぎて接点が安定しないようだ。
残念ながら、修理しても駄目だった。これも使えないとなると、使えるLEDライトが無い。来月撮影会があるので、それまでには何とかしなければと考えている。
この記事へのコメント
tama
たまに点かなくなって、ON/OFFを繰り返すと正常になって、またしばらくすると点かなくなることの繰り返し。そのうち点かないほうが多くなり、ついにはウンともスンとも。
これで3本くらいパーになりました。外装だけは立派なんですよね。少し高くてもいいから、まともなスイッチにしてくれと言いたいです。
Rifle
ありゃーぁ、やっぱりいずこも同じ...なんですねぇ。
今回はほぼ同時期に2本パーになりましたので、次なる機種はある程度考えてから調達しようと思います。毎回買い替えじゃ堪らんので。(汗)
みうさぎ
残念
(>_<)
Rifle
コストダウンで部品の強度が無いみたいで、もうお手上げでした。(--;)