先日、エフェクターROD-10のメンテナンスが終わり、僅かながらも場所が出来たので、別の場所に置いてあった機材を持ち上げて動かそうとしたら、上着の裾が机の角に置いてあったハンダごての箱に軽く当たった。
すると、そこからハンダのリールが床に落ちて「ゴトンッ!」「しまった、落としちゃった」と思ったがそれでは終わらず「ゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロゴロ...ガシャン!」「えーっ!\(^^;)/」
本棚の近くに内部が壊れたガリレオ式温度計が置いてあったのだが、その温度計にリールが体当たりして割ってしまったのである。ちなみに、リールが落ちてから温度計が割れるまでの時間は1秒弱。
石油系の強烈な臭いが部屋に充満する。臭いで頭が痛くなりそう。
# 中の液体については、国民生活センターから注意喚起されている。
慌ててボロタオル数枚を持ってきて、床に広がった液体を拭き取る。見た目以上に液体の量が多く、色んな物が床に直接置いてあるので拭き取るのが大変だ。あちこちへ物をどかしながら拭いて回る。一通り拭き終わったら、ビニル袋にボロタオルや割れた温度計を入れる。温度計は極薄いヒビが入っていた根元から割れたようだ。
本棚の下にも拡がっていそうなので、本を全て放り出す。
傾けて下側を拭き取る。
本棚下側も液体が染み込んでるので、しばらく乾かす事にした。
出した本は、とりあえずあちこちに積んで置くほかない。
気になって数えてみたら238冊、体重計で計ったら合計102kgだった。沢山の本が収まっていたんだなぁ。お陰で、狭い部屋が更に狭くなっちゃった。
本棚の下側は、一週間経っても10日経っても変わらないまま。
液体が染みた所は変色してしまったらしい。その部分を触ってみても湿っているような感じは無い。仕方ないので元の位置に置き直し、本を入れ始めた。
「待てよ...元通りに入れると、一人が立つ程度の面積に102㎏の重さが掛かるのか...一寸減らさないと拙いかも?」この時点で、本棚に入れてない本は結構な量。
「ウーン...(--;)...まずは、見る回数の少ない本をクローゼットに移そう。」
この本棚に入っている本は、資料として保管している物が多いので、売却や廃棄という訳には行かないのである。
# 読んで不要になった書籍類は都度売却するなどして処分している。
しかし、クローゼットに直接入れると取り出すのが面倒だ。「コロ付きの棚なんかがあれば良いんだけど?」
早速自宅周辺のホームセンターを巡ってみたが、コロ付きのキャビネットはどれもサイズが小さくて本が入らない。バラ売りのカラーアングルで組み立てても良いのだけれど、計算してみると費用がかなり嵩んでしまう。
自宅に戻ってネットで探したら、使えそうな棚が見つかった。

スチールラックのキタジマ アングル棚 2段 幅75×奥行30×高さ60cm ブラック 70kg/段
- 出版社/メーカー: 北島株式会社
- メディア:
「なーんだ、先にネットを探せば良かったじゃん」と思いながら注文。
ところが、相手業者から翌日届いた受注確認メールを見て、我が目を疑った。「発送が10日後!?商品説明は7日以内に発送ってなってたのに...。(絶句)」
(続く)
この記事へのコメント
Take-Zee
やっぱり染み込んでしまったものは
ダメでしたか・・
Rifle
溶剤が含まれる液体だった為、表面の塗装が化学反応を起こしてしまったみたいです。実用には問題無いので、このままにしておこうと思います。
tama
ガリレオ式温度計は初耳、初目でした。面白い仕組みですね。温度計というよりもオブジェかなぁ。
うちにも一つ、あってもいいな。
Rifle
ボタン押さないと投稿されないんですけど、拙者もよく忘れます。(^^;)
ガリレオ式は見た目も面白くて良いんですが、こいつが壊れたのは阪神大震災でした。
材質を防弾ガラスなどにでもしない限り、地震国日本にはちょいと向かないかも。