その日の夕方、風呂に入った序でにベルトを石鹸で洗ってからお湯に浸して洗剤成分を取り除き、そのまま部屋の中で乾かしておいた。
翌日、ジーンズでベルトを締めようとしたら「バチンッ」という音が。バックルが壊れた。
このベルトは「バックル破損10年保証」というのが売りの製品で、購入したのは2013年2月だから、8年と5か月経過している。一応保証の対象にはなる筈だが、取って置いた筈の保証書が見当たらないのと、「もう十分使った」という気もしている。なので、あえて保証は利用せず、別のベルトを探す事に。
ネットを探し、良さそうな候補を幾つか出してみた。

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でも、ベルトは1本しかなかったから、次のベルトを手に入れるまで何かしら必要となる。「ウーン、ベルトなんて無いよなぁ...あっ、そうだ!NVAの革ベルトが確か1本あった筈だ」とクローゼットから探し出し、早速使う事に。
このベルトは、20年以上前にNVA(Nationale VolksArmee:国家人民軍、東ドイツ)の色々な物を収集していた頃に手に入れた物。NVA関係はほぼ全部手放してしまったけれど、このベルトだけはたまたま手元に残っていたのである。
ところが、2日使っただけで、汗を吸ってこんな状態に。
よく見ると、バックルが当たっていた部分は割れてしまいそうな感じ。
油分が完全に抜けてしまっているらしい。「こりゃ拙いぜよ」と、慌ててぬるま湯に付けたら、細かい泡が出続けて、一向に収まらない。10分近く経ってようやく収まったが、事前に汗を吸った部分とそうでない部分とでは色がだいぶ違う。
水分を十分に吸わせたら引き上げ、軽くタオルで拭いてから油分を補給する。使うのは、長年使い続けているKIWIのミンクオイルだ。
自宅周辺のお店では何故か見かけなくなってしまった製品でもある。購入当時に貼ったラベルを見ると1996年5月4日だから、もう25年も経っている。
残り少なくなっているけれど、25年も使えば当然だろう。
これを塗りこんで丸一日放置したら、こんな状態になった。
色ムラが強くて、如何にも「汗を吸いましたっ!」という感じの部分は色が濃いままだけど、全体的にはしなやかながらもカッチリした感じとなった。まだ表面に僅かではあるけれど油分が残っているので、もう数日放置してから使おうと思う。
この革ベルトは見た目以上にしっかりしてて、使い心地がとても良い。「新しいベルトを買うのは、これが痛んでからでも良いかなー?」という気がしているので、新しいベルトはもう一寸先延ばしにしようか。(笑)
この記事へのコメント
みうさぎ
Rifle
乾き切ってると色が変わっちゃう事が多いですねー。
使う前に気が付けば良かったけど、今回は後の祭りでした。(^^;)