白いTLR200のリア・サスペンションを交換で走行中の感触が大幅に良くなったので、赤いTLR200も交換する事に。
実は一年近く前にオークションに出ていたYSS製を入手してあったのだけれど、「そのうちに交換するか」なんて考えていたら時間だけが経ってしまっていたのである。(汗)ちなみに、YSSのサスペンションには保証書・ステッカー・調整工具などが付いていた。
車体からサスペンションを外して比べてみる。
左が古い方、右が新しい方である。見た目では大した差はない。
しかし、両手で押し込んでみると、古い方は力を緩めた時に戻る力がそのまま手に伝わるのに対し、新しい方は戻る時に若干タイミングが遅くなるような印象がある。古い方はダンパー部が劣化しているんだろうね。
左側を外したら、上側の受けの部分の表面が荒れていた。
細かい砂等が入り込んだみたいだ。パーツクリーナ―で洗い流してから薄くグリースを塗っておく。
下側の受けの部分は、部分的に強く当たったような痕がある。
触ってみると、表面の塗装が剥げた程度だったので、グリスを薄く塗る程度に留めた。そして、サスペンションを組み込んで完成である。
一寸走ってみると、今まで路面のゴツゴツした感じがそのまま伝わっていたのが、ゴツゴツの角が取れて滑らかになった。短距離だとあまり恩恵は無いかも知れないけれど、長距離ツーリングなどでは疲労の度合いがかなり軽減されるのでは?と思う。
交換作業は10分程度だけれど、乗り心地は大幅に良くなった。車体が安定してくると、今度は段々とキャブレターの方が気になって来る。
赤いTLR200のキャブを交換したら、始動性が格段に良くなり、スロットルの反応も随分と良くなったから、余計に古いキャブレターのネガな部分が目に付くという面はある。けれど、乗る度に何度もキックして汗だくになるのは一寸かなわんという気もしている。
これから寒くなる為、キック始動で書いた汗が時間と共に冷えて、下手すりゃ体を冷やしてしまいかねない。やっぱ交換すべきなのかなぁ...?
この記事へのコメント
みうさぎ
様子見?
Rifle
徐々にだけど状態が悪くなってるような感じがするので、キャブも交換の方向です。でも、費用が掛かるのが...ねぇ。(溜息)
kenji-s
要素だと思います。でも動かなくては
意味がないのでやはり一番はエンジン
でしょうね。
キックで汗をかくなんて最近のライダーは
実感がないでしょう
「ケッチンって何?」
Rifle
サスペンションもエンジンも必要不可欠ですから、問題ありの状態を放置するのは勿論良くありませんよねぇ。(汗)
今はレーサーでもない限りキックスタートって無いですが、バッテリー上がりで困る人が多いんだから、設計者には本当に留意して欲しいと思います。年がら年中バイクに乗る時間がある人なんて本当に限られているだろうし、バッテリーって消耗品の中では最も高額な部類ですから。(--;)