仕事とプライベート兼用で使うPCをミニタワーに変更し、その後LCDディスプレイを追加していた。そして、更にそのすぐ後、子供が「環境替えたから使わなくなった」ともう一台LCDディスプレイを追加、計三台で使っていた。
表示できる領域が増えたお陰で仕事はやり易くなったけれど、両側のディスプレイは正方形に近い形なので、どうにも使い勝手が悪い。
拙者の場合、仕事上の理由から複数ソフトを同時に動かしっ放しにする事が多いのだけれど、どのソフトも横長の画面を前提とした作りになっているので、正方形ディスプレイに横幅を合わせると字が小さくなって見難くなる。でも、ある程度の字の大きさで表示させると、今度は横幅が足りない。まさに「帯に短し襷に長し」。(汗)
また、「以前よりも何だか肩が凝るようになったな」と思っていたのだけれど、どうやら首を前に突き出して画面を見るような状態になっている事が多くなっているみたいだと気が付いた。加齢と共に小さい字だと読み辛くなってきていて、気が付かないうちに画面に顔を近づけていたようだ。
「普通の横長のディスプレイがあれば、正方形画面が二つも無くても十分なんだけどなー」なんて何気なく思っていて「んっ!?その方が消費電力も少なく済むのでは?」
ネット上やリサイクルショップを探し回る事一ヶ月弱、ネット上にリサイクルショップの半値以下で出ていた中古のLCDディスプレイを仕入れる事が出来た。
早速正方形ディスプレイ二台を撤去し、仕入れたディスプレイを設置した。
安かったのには当然理由があり、画面上に薄い傷がある。背景が明るいと、傷(オレンジの枠で囲んだ黒い筋)がよく分かる。
でも、ある程度暗ければ、あまり目立たない。
Microsoftはディスプレイを紙に似せたかったみたいで、Windows系OSの設定は初期値では背景が明るい事が多い。特にメモ帳の背景は白・文字は黒に設定されている。
Windows出現前のパソコンも、大型汎用機の端末画面も、拙者の専門分野だったUNIXの画面も、背景は黒・文字は白または緑が普通だった。そんなマシン達を相手に20年以上仕事していたせいか、今でも背景が白い画面は苦手で目が疲れ易い。だから、画面の設定は背景を黒にしている。そのお陰で浅い傷なら殆ど気にならないのである。
横長の画面になったお陰で、どのソフトを使っていてもストレスを感じなくなったし、三画面から二画面になった事で消費電力も抑えられるようになった。目出度しメデタシ、である。
この記事へのコメント
Take-Zee
横長に慣れてしまうと正方形のディスプレイは
本当に使いずらいですね。
Rifle
横長画面の方が使い易く感じますが、日常的に使う紙が長方形だからなのかも知れませんね。
黒顔羊
スマホはナイトモードにしてることが多いです。
MS-DOS時代の黒いCRTが懐かしいです。
Rifle
MS-DOSの頃はCRTでしたから、白か緑の文字に黒い背景が標準でしたよね。
画面が明るいと一見華やかですが、目にはあまり良くないみたいです。