4年ほど前から、PC前に座って作業する時には眼鏡を外している。元々強い近視だったのだが、加齢と共に老眼が入ってきたようで、眼鏡を掛けていると近くが見え難くなっていた。
ところが、最近になって遠方も見難くなってきた。具体的には、交差点にある地名の看板の文字が読み難く、画数の多い文字だと交差点直前にならないと読めない時もある。
今使っている眼鏡は10年ほど前に新調した物で、以後一度も度数を変えていない。
見た目は購入時と変化無いが、よく見ると、レンズ表面のコーティングが傷んでいる。ちなみに、撮影は眼鏡店で洗浄して貰った直後の状態である。
この画像では分かり難いと思うけれど、拭き傷が多くあり、点状にコーティングが剥がれているような部分もある。
先週、購入した地元の眼鏡店に足を運び、改めて視力を測定して貰った。
結果は「年齢の上昇と共に近視が弱くなっています。眼鏡をかけたままだと新聞などの細かい文字などが読み難いのは、それだけ老眼が進んでいるからですね。」
今まで近眼のみの眼鏡だったが、店員さん曰く「勿論近視だけの眼鏡も作れますが、これから老眼が進んで行くでしょうから、先々の事を考えると今のうちから遠近両用メガネに替える事を強くお勧めします」と。
店員さんに依れば、五十代の間は近視だけの眼鏡を使い続けても良いが、六十代になって突然遠近両用の眼鏡に替えると違和感が強過ぎて慣れる事が出来ず、近視用と遠視用の2つの眼鏡を使う羽目になる事が多いらしい。
遠近両用のレンズは、中心部から下に向けて連続的に度を弱くしてあり、中心部とその下は普通のレンズだけど下側の両端は度数が急激に変わる為、視線がレンズ下半分の中央部から外れると違和感が出易いそうな。でも、五十代なら遠近両用でも度数の変化が比較的緩やかなので、2週間程度かけ続けていれば違和感は無くなるという。
ところが、六十代になってから突然遠近両用眼鏡にすると、遠視と近視の度数差が大きいので、レンズ下半分の中央部以外は度数の変化がとても強く感じられてしまい、気持ち悪くなって眼鏡をかけていられなくなる人が殆どなんだとか。
レンズ選定時に遠近両用を試してみたら、掛け始めは違和感があったものの、数分かけ続けていると気にならなくなった。「じゃぁ、遠近両用でお願いします。」一週間後、完成した眼鏡を受け取ってきた。
なお、レンズにはブルーカットが施されているので、紫外線から濃い青にかけての波長はレンズが通さないけれど、色が青だけおかしいなどという事は無く、全く違和感は無い。
早速使っているけれど、車を運転している時でも困る事は無くなった。目出度しメデタシ、である。
この記事へのコメント
Take-Zee
10年も大事にしてきたんですね~!
でも、私なんぞは31年も同じ老眼鏡です。
今も、便利に毎日使っています。
レンズもガラスです、当時の丸井で3万円!!
Rifle
ガラスレンズはプラスチックレンズと比べて少し重く、厚みもありますね。
その代わり、丈夫で長持ちです。
拙者の年齢だと年々度が変わる人が多いそうなので、度が安定するまでは何度も買い替える事になるのかも。(汗)
黒顔羊
旧・尾西繊維協会ビルの近くで調達なさったと言うのは。^^
私も強度の近視と乱視です。
若い頃はコンタクトレンズでしたが、ドライアイ気味になってメガネに戻しました。
今は細かい字を読むときは、眼鏡を外して読むことが多くなりました。
今のレンズは10年ほど前に検眼し、その後一度コーティングがはがれて、3年ほど前に作り直したものです。
コーティングが禿げると、逆光のとき、辛いですよね。
Rifle
古いメガネはコーティングが斑に剥げて、しかも紫外線の影響なのか黄色っぽく変色してて、かなり見辛くなっていました。
メガネ屋さんによると、コーティングの耐用年数は5年から6年だとか。
フレームは金属製なので10年は大丈夫だそうです。
みうさぎ
使っている人が言ってました。
良かったね。
Rifle
たまたまですけど、遠近両用になって良かったです。
掛け始めは違和感があって「慣れるまで時間の掛かかる方が多いです」と言われたけれど直ぐ慣れて、今は全く違和感は無いです。