我が家の狭い庭に梅の木が一本ある。
この木は両親が自宅を購入して間もなく植えたから、拙者よりも数年年上である。
毎年花を咲かせ実を付けるのだけれど、年によって生る実の量は大きく違う。結婚する前までは生る実が少なくて、母が梅干しにしていた。
ところが、ここ数年は生る量が不思議と多くなってきている。ちなみに、撒くだけの肥料を母が庭全体に、梅の花が咲く2月頃に一回だけやってるだけ。それ以外には何もしていない。
昨年は5kgも生って「今年は当たり年?」なんて家族で話していたのだけれど、今年は8kg!も生った。「あれっ、去年は当たり年じゃなかったの?」と。(笑)
ここ数年は全て妻がジャムにしていて、今年もジャムにした。昨年より量が多いので、妻が「全部ジャムにすると凄い量になるから、一部梅酒にしようか?」と。
けれど、梅酒を漬けるとなると大きな瓶が必要だが値段が高いし、氷砂糖も白糖より高い。更に焼酎も必要だから、作るにはかなりお金がかかる。その点、ジャムなら白糖を入れて煮込むだけだし、小瓶は安い。
ジャムの作り方は単純で、洗った梅を圧力鍋に入れて少しだけ水を入れ、
煮込んだら一旦冷まして、中の種を取り去る。その後、同じ重さの砂糖を加えて更に煮込むだけだと言う。
例年、種を取ったらそのまま砂糖を加えていたが、出来上がったジャムは酸味がかなり強い。そこで、今年は種を取る時に煮汁を少し捨てて酸味を減らし、加える砂糖も少し減らしたそうな。
色が濃い物と薄い物があるが、薄い方は濃い方よりも実を煮込むのが2日後になった為だ。収穫してから2日も経つと実が薄緑から黄色に変わる(追熟?)ので、出来上がったジャムの色も薄くなった。
大きな瓶の方が本数が少なくて済むのだけれど、妻曰く「瓶が大きいとジャムが減ってきた時に取り出し難いし、時間が経つと表面が乾燥して砂糖の結晶で白っぽくなっちゃう。だから瓶は大きくない方が良い」と。言われてみれば、スーパーなどで売られているジャムも瓶はそんなに大きくないよなぁ。ナルホド。
我が家ではパン類を食べる回数が少ないので、ジャムの消費量は多くない。
出来上がったジャムは量が多過ぎて我が家だけでは消化できない為、近所などに大半を配った。それでも結構な量が残っている。多分、来年までジャムは買わなくて良いよなー。(笑)
この記事へのコメント
Take-Zee
我が家で採れた南高梅、先日差し上げた方から
梅ジュースになって里帰りしました・・・(^o^)
Rifle
梅ジュース!なるほど、そういう手もありますねー。(^^ )
みうさぎ
Rifle
周辺に梅のあるお宅が無いんで分かりませんが、スーパーで大量に売られているのをみると豊作だったみたいですねー。
黒顔羊
良いなあ・・・
今年は梅の当たり年らしいですね。
我家も知り合いから大量にいただき、梅ジュースと梅ジャム、梅肉エキス、梅干しになりました。
梅ジャムはヨーグルトに入れると美味いですよ。^^
Rifle
やはり、当たり年でしたか。
実が生ってくれるのは嬉しいんですけど、(梅も含め)庭木があると剪定と後始末が大変です。
ヨーグルトに入れるのは良さそうですね、買い置きのヨーグルトがあるので早速試してみます。