撮影会で使うのは中判フィルムカメラのハッセルブラッド503CWのシステムのみ。これをLowPro(ロープロ)のウエストカメラバッグ:インバース200AWに収めている。
(503CWのセットに比べれば)可愛らしいデジタル一眼レフカメラを前提とした、かなり小ぶりな作りになっている。以前はヒマラヤ登頂者御用達のオリオンAWという大型ウエストバッグ兼バックパックがあったのだけれど、とっくの昔に廃番となってしまった。(無念)大きいサイズのウエストバッグを散々探して、このインバース200AWに辿り着いた。
503CW+PME51を入れるだけでバッグが「ゲップ!」って言ってそうな感じになるけれど、更にCF50mm・CF250mmを入れている。カメラが大きいので上の蓋をチャックで閉じるとバッグ全体がだいぶ変形するけれど、今のところ破れたり解れたりという事はない。
問題は、503CW+PME51を入れる時、レンズを下に向けた状態で縦に収める為、PME51の重さで前のめりになってしまう事。
この状態で上の蓋を開けて少し屈むと入ってるカメラやレンズが自重で飛び出しそうになってしまうのである。実際に、この前の撮影会でも、CF250mmをもう少しで地面に落とすところだった。(滝汗)
撮影会の度に「これって問題だよなー」感じていたのだけれど、解決策がなかなか思い付かなかった。でも、「機材を地面に落としてパーにする前に、絶対に何とかせねば!」と、改めて課題としてきちんと検証検討する事に。
バッグを裏側から見ると良く分かるのだけれど、ウエストベルトはバッグの真ん中辺りに取り付けられている。
上下に幅のあるベルトの部分は、体を半周する程度しかなくて、残り半周は狭いベルトになっている。
そういえば、このバックルは使い続けているうちに少しずつベルトが緩んで来る時があって、それが使い辛さを助長している。
カメラ機材を納めた状態で吊るしてみると、やっぱり前のめり(画像左側が上)になっている。
PME51は結構な大きさのあるファインダーで、しかもそれなりの重量がある。カメラバッグをウエストに取り付けた状態では、そのPME51が外側になるようにカメラを納める。その為、503CW+PME51+CF80mmを立てて収めると、頭でっかちの状態になって前方が重くなり、それで前のめりになってしまうのだ。
ベルトの取り付け位置をもっと上にすれば良さそうなのだが、ベルトはバッグ本体にガッチリ縫い付けられていて取り外せない。
ベルトの位置さえ上に出来れば、前のめり状態はかなり解消されそうという気がする。
そこで色々考えた末、試しに普段使っているベルトを通してみた。
おぉ!これなら使えそうだ。試しに体に付けてみる。
バッグ付属のウエストベルトだと45度以上傾いて前のめりになっていたが、ベルトに替えたら15度位しか傾かなくなった。これなら前に少し屈んでも機材を落としてしまうなんて事は無さそうだ。
でっ、自宅近くのホームセンターに足を運び、作業用で厚みのあるウエストベルトを仕入れて来た。
触った感じではかなりがっしりしたベルトだから、カメラバッグの重さにも耐えられそうだ。
実際の撮影会で使ってみないと本当に良いのかどうかは分からないけれど、長年(?)の課題は案外あっさりと解決してしまった。どうして今まで思い付かなかったんかなー?(滝汗)
この記事へのコメント
Take-Zee
足腰に自信がなくなった自分には装着
出来ません(*-*)!
Rifle
大丈夫、年齢に関係なく筋肉は増やせますから!
拙者の母はほぼほぼ十時全睡という状態、筋力は衰えるばかりです。(汗)