昨春に入手したRandall(ランドール)のギターアンプV2XMはスピーカが12インチなのが気に入って購入したのは以前に記事で書いた通り。
何気なくこのアンプを眺めていて「そういえば、他のアンプ出力をそのままこのスピーカに入力できるようにすれば、12インチの一寸小型なスピーカ・キャビネットとしても使えるじゃん。」このアンプはスピーカと出力回路は直結になっているけれど、途中にスイッチ付ジャックを挟むだけで実現できそう。
まず、部品箱を漁って6.3mmΦのモノラル・フォンジャックを出して来た。
アンプ出力部なので、念の為に絶縁型(ジャックの金属部が筐体に触れない)を使う。
アンプ・シャーシを外して裏側を見ると、「TAPE/CD IN」の左側に空いているスペースがある。
実際にジャックを当てがってみて、周囲の基板と干渉しない位置を決める。
位置が決まったら、まずは3mmのドリルで穴を開ける。
電動ドリルなどのような高価な工具は持ってないので、ピンバイスを使って手で1時間近くかけて開けた。(汗)
次にリーマで穴を拡げる。
穴が必要な大きさになればOKだ。
このままだとバリが出たままなので、丸棒の金属ヤスリを使ってバリを奇麗に削り落とす。
ちゃんと穴に入るかどうかを確認して、穴開け作業は完了である。
内部はガラガラなので、配線するのには全く問題無い。
基板にハンダ付けされているスピーカへの配線(丸で囲んだ所)を外す。
基板とジャックを配線する。
ジャックとスピーカ配線はファストン端子で簡単に脱着できるようにしておいた。
こうしておけば、メンテナンス時に基板と筐体を簡単に切り離せる。
後は元通り組み立てれば完成である。
試しに音を出してみると、「よしよし、ちゃんと動・・・あれれ?低音域が出てないぞ!?」BASSのボリュームをフルにしても低音部が全く出ていない。どうやら回路の何処かがおかしいようだ。こいつも修理しなきゃならんのか。ウーム・・・。(--;)
この記事へのコメント
みうさぎ
Rifle
全く音が出ない訳じゃないんで直せるでしょうけど、うーん面倒臭いなぁ(--;)。
RANDALL大好き
Rifle
国内では何故か見かけないメーカになっちゃってますよねー。
現在回路図と格闘中ですが、一寸変わった回路構成で修理屋さんも面喰うと思います。
でも、汎用品が使われているので修理は難しくない・・・筈です。(^^;)