がっちり梱包されていたので、開梱だけで一時間近く掛かってしまった。
で、出て来たのはヤマハのギターアンプ、F100-212である。
6年ほど前に同じ機種をオーバーホールしたのだけれど、当時はアンプが数台あったし、真空管アンプに心が傾いていたし、資金面で行き詰っていた事もあって、泣く泣く手放してしまった。
その後アンプは色々替えて使ってきたけれど、ナンダカンダと言いながらもついついF100-212と比べてしまう。要するに、拙者の耳はF100-212が「ギターアンプ・サウンドの標準原器」になっているのである。
今RandallのV2XMを修理中なのだけれど、修理中だから当然音を出す事は出来ない。他にもローランドMA-5があるのだけれど、用途がモニターなのでトーンコントロールはハイカットのみ。それに、スピーカ口径も小さいので、音を確認する為のギターアンプとしては少々物足りない。
でも、まともに使えるトランジスタ・アンプはMA-5しかないので、ずーっと使い続けていた。
先日、久し振りにギターアンプ用のトーンスタック(トーンコントロール回路)をブレッドボード上に組み、定数を変えて
勿論、低音の音量が変化しているのは判るんだけど、小さい穴から外を見ているような感じでどうもしっくり来ない気がしていた。
そんな時、たまたま「ジャンク」と安価で某所に出ていたのを偶然見つけてしまい、入手してしまった。
カメラにしてもギターアンプにしても、購入して使っていた機種を(理由はまちまちだけど)売却し、同じ機種をまた購入すると言うのが何故か多い。富士写真フイルムの中判カメラGS645Proffesionalなんぞは三回買って三回売っていたりする。流石に自分でも「ええ加減にせんかぃ!」と思ってしまう。(滝汗)
・・・まぁ、その点F100-212はまだ二回目だから症状は軽いと思う。
# いやいや、そういう問題じゃないって。(ノ;--)ノ
「ジャンク」と明記されていただけあって、全体的に薄汚れているし、各ツマミの頭に付いている飾りの金属キャップはすべて失われており、怪しげな樹脂キャップが部分的に取り付けられていたりする。
背面を見ると、上側のフレームが無くなっている。
筐体の強度的には問題無さそうだが、これだけの面積が開放の状態になっていると出る音に影響するかもしれない。まぁ、必要ならホームセンターで板を仕入れて取り付ければ良いので、当面はこのまま使って様子を見ようと思う。
届いたばかりなので、中の基板は未だ確認していない。が、製造年が古いし、見た感じメンテナンスなどはされていないように見えるので、近いうちにオーバーホール作業をしてやろう。
この記事へのコメント
Take-Zee
どんなふうに生まれ変わるのか楽しみです!
頑張って下さい (^-^)!
Rifle
時間は掛かると思いますが、頑張ります!(^^;)