薄いウスイ

 昨年の8月にFresher(フレッシャー)のストラトモデルSS-35(FRS-1という説も)を入手した事を書いた。ピックアップ一発だけの潔さはピックアップ選択に悩む必要が無いのは良いのだけれど、「じゃぁフロントにピックアップが付いていたら音はどんなん?」と、いつものように邪念(ん?)がむくむくと湧いてきた。

 ただ、ピックアップ増設となると、通常はボディに座繰りを作らなければならず、配線用の穴も開けなければならない。大掛かりな作業となる。
 でも、座繰る時に塗装が割れる可能性があるし、ネック接合部の近くを座繰るとボディの強度を落としてしまいかねない。それに、せっかく奇麗な状態なので、そもそもボディには手を加えたなくない。「こりゃー難しいなー」と思っていた。

 そんな時、ギターアンプについてネット上を色々彷徨って調べていたら、偶然「ボディと弦の隙間に入るピックアップ」なる物を見つけてしまったのである。(笑)日本にも送ってくれるというので、個人輸入で取り寄せた。
取り寄せた箱
開梱すると、クッション袋が入っている。
出て来た袋
袋を開けると、ピックアップが出て来た。米KRIVO PICK-UPSの「Micro-Stealth PAF Humbucker for Archtop Jazz Guitar」である。因みに、このピックアップは既に生産を終了している。
袋の中身
左の青い物質は取り外し自由の粘着剤で、これをピックアップの裏側に薄く付けて、ボディに張り付けるのだ。
 ピックアップの厚みは最大で6.8mmしかない。
6.8mmしっかない
ちなみに、ボディと弦の間隔は1cm一寸。
ボディと弦の間隔は1cm強
これなら収まる筈。
 なお、配線は別になるので、切り替えるならケーブルも接続し直す事になって一寸面倒だけれど、ギターには一切手を加えなくて済むというのが良い。

 まだ取り付けていないけれど、これでフロントピックアップの音が出せるようになる。これからが楽しみだ。

この記事へのコメント

  • Rifle

    みうさぎさん
    はい、楽しみにしてます・・・おっと、その前に取り付けなきゃね。(^^;)
    2024年02月02日 09:47
  • tama

    新しいものが続々と出てきますね。そのうち電池を内蔵してブルートゥースで音を飛ばす同軸不要のピックアップ・・・なんて、案外もう出てたりして。
    2024年02月02日 13:59
  • Rifle

    tamaさん
    10年以上前にiGuitarなんていうUSB直結ギターが出てましたし、昔からライブなどでワイヤレスは使われているので、そのうちに出て来るかも知れませんよ。
    2024年02月02日 17:29