11日、クシタニコーヒーブレイクミーティングが道の駅飯高であったので、ドゥカティ・スクランブラーアイコンで出掛けた。
5時半に起床して支度し、6時過ぎにスクランブラーアイコンのエンジンを始動する。天気は晴れてて、少し風がある。この時のメーターパネルの気温は15度。
県道182で国道22との交差点を通り抜け、少し進んだら堤防上の道へと進む。その方が信号が少なくて早い。
夏用の薄手グローブをはめて来たのだけれど、「このまま気温が上がらないと寒いかも?」と一寸後悔しかけたけれど、「なーに、どうせ時間が経てば気温が上がってきて寒さも無くなるでしょ」とお気楽に構える事に。
# なんせ何事も「ナンチャッテ」ですから、エエ。(笑)
濃尾大橋を渡って岐阜県に入ったら直ぐ左折して県道184を南下する。車数台が前方を走っているだけで、とても走り易い。対岸の堤防上の道を進んでも同じ事なんだけど、愛知県側を走ると東海道新幹線手前から道が一寸細くなっちゃうんだよね。
走っているうちに県道118・県道166と勝手に数字が変わる。そのまま真っ直ぐ走ってると道が無くなる(正確には法律上の道路で無くなる)為、木曽川大堰(馬飼頭首工)を渡って愛知県側の県道512へ。交通量はほぼゼロだ。
愛知県側を進むとT字路となるので、東海大橋で再び木曽川を渡る。岐阜県側に入ったら県道23を南下。交通量はかなり増え、巡航速度が妙に遅い。「変だな?」と思ってかなり先にある車列の先頭を見ると老人マーク付軽トラが走っているみたい。道理で遅い訳だ。
国営木曽三川公園の角を右折して揖斐川を渡り、国道258を進む。しばらく走ったら、桑名東ICから東名阪道へ。
7時過ぎだというのに、交通量はとても多い。走行車線はバスやトラックが多くて巡航速度が遅いので、どうしても追越車線を走る時間の方が多くなる。
鈴鹿ICを過ぎて少し進んだ所で銀色クラウンの覆面パトが白いトヨタ車を餌にしていた。合掌。(-人-)namunamu
亀山JCTを通り抜けて伊勢道へと進む。芸濃ICを過ぎるとヤマギシズムの巨大な建物群が見えて来る。以前は新興宗教団体もどきな事をしていたらしいが、現在はどうなん?・・・いや、やっぱり近づくべきじゃないな。だって、あの建物を見たら・・・ねぇ。(汗)
# マジで某サティアンみたいな外観だよ。
津ICを過ぎると交通量が大幅に減る。順調に走り続けて松阪ICで降りる。
県道59から県道757へと進む。この辺りは麦畑が多い。
市立大河内小学校前で左折して坂内川を渡り、国道166に入る。
初めのうちは坂内川沿いを進むが、少し進むと川から離れて山間を少し走り、大石の街を過ぎる辺りから櫛田川沿いを進む道となる。
この道は2017年5月末にも走っているけれど、ほぼ記憶から失せている。狭路区間が結構あったという記憶だけが残っていたが、今回走ったら片道一車線の普通の田舎道だった。
信号はとても少なく快適。山間部にある街を繋ぐ道で、景色も良い。周囲の山の高さはそんなに高くないと言う感じ。でも、帰宅して調べてみたら、例えば烏岳の標高は545mもあった。(汗)
# 国道自体がそれなりの標高なんで、あんまり高く見えないのかもねー。
数台前方を大きな路線バスが走っていて、巡航速度が40km/hも出ない。「うーん、流石路線バス。遅いなぁ」と思いながら後ろに付いて走る。
通りかかったバス停には高校生らしきスゲー別嬪!!!な女性が3人バスを待っていた。
# タレントかアイドルに仕立てたら、絶対売れるぜ。それ位可愛いかった。
バスは車体を路肩に寄せて止まるが、道幅はそんなに広くないし、対向車線から車が繋がってくるので、バスを抜く事が出来ない。
「今日って土曜日だよね?学校って授業あるん?それとも部活??」数台前を走るバスを見ながら一寸不思議だった。
道の駅茶倉の手前でバスを抜く事が出来、制限速度前後で進む。しばらく進むと県立飯南高校があり、そこへ向けて歩く生徒を多く見かけた。先ほどバスに乗り込んでいた生徒と同じ制服だから、この高校へ通う生徒だったんだねー。
高校から少し進むと目的地の道の駅飯高に8時15分過ぎに到着。
手前の駐車スペースは結構沢山のバイクが並んでいたが、奥の駐車場は半分弱しか埋まっていない。
早速コーヒーを戴く。
DeLIGHTとFANTICが車両を展示していた。
まずはDeLIGHTの方からチェックする。
よく見ると、市販車両じゃない事は直ぐに分かる。このバックステップは非常にお金か掛かってそうな感じだ。
フロント・マスク(見た目)からして、(ヘッドライトは違うけど)Diavelがベースになっているとしか考えられない。
その場に居た店員に話を訊くと「そうです、ディアベルをベースに改造したんですが、改造費だけで同じ新車が買えるほどの費用が掛かってます」と。あぁ、やっぱりねー。
元の車両はアメリカンタイプでハンドル位置がかなり高いのだけれど、この車両はハンドルがクリップオンでかなり低い位置にある。この状態で乗ろうとすると、拙者より10cmほど身長が高くないと乗れないのでは?と感じたので訊いてみたら「えぇ、このバイクは乗る人を選んでしまうんです」と。あぁ、予想通りだ。少なくても拙者だと、前傾姿勢がきつ過ぎて、2時間走り続けるのは無理だろうなー。それにしても、多大な費用を使って、よくもまぁこんな車体を作り上げたよねぇ。(汗)
次はFANTICのブースへ。ここで初めてCaballero700(タンクがブルーの方)が発売された事を知った。
そこに居た店員に依れば、Caballero700が国内で発表されたのは昨年10月で、初回入荷はたったの4台だったそう。
# まーぁ、高価格帯のバイクだからねぇ。
色々と話してて驚いたのが「700はしっとりでツーリング向きと言えますけど、500の方は買った皆さんは何故かオフロードを走りたくなるみたいで、例えばクシタニの御岳エクスプローラーパークの上の方は流石に難しいですけど、それ以外は十分走って楽しめますよ」という言葉だった。(驚愕)このバイクは、発売直後から非常に気になっているのだ。「オンロードもオフロードも一台で楽しめないかなー?」なんて考えていた拙者には、正しく「ペッタシ」と言えそうなのであーる。
# でも、金額的には「ペッタシ」とは余りにも遠過ぎるんだけどさ・・・。
しかも、ディーラーは隣の江南市にあると言う。こりゃー、一度足を運んで話をたっぷり聞いてこなければ!と思ってしまった。
# うーん、セールストークにハマっちゃったか?
今直ぐ実現出来る訳ではないのだけれど、いずれは乗ってみたい一台だよな、うん・・・。
# いや、金銭的事情から、絶対に許されないと思うんですけどね、エエ。
奥の駐車場へ行こうとしたら、直ぐ近くに白バイが止まったので近寄る。ホンダCB1100を使った車両である。
近くに居た20代のとっても若い白バイ隊員に色々と話を訊いてみた。
拙者の高校時代の後輩が岐阜県警に勤めているのだけれど、入隊後に紆余曲折あって「白バイ専科」と呼ばれる履修コースを修了して周囲から羨望の眼差しを受けているという話を30年ほど前に聞いた事がある。だから、その話をしたら「私は配属以来ずーっとこれに乗っていますけど、そういう話は聞いた事が無いです」と。警察組織は都道府県単位で運用が違うから、三重県ではそいういう運用はしていないらしい。
白バイと言えば以前はホンダVFRがベースの車両と決まっていたのだけれど、最近はCB1100への置き換えがかなり進んでいるみたいだ。
# VFRという車種自体がだいぶ前のバイクだからね。
ただ、その白バイ隊員曰く「CB1100はとても乗り易くて良いんですが、狭路などはVFRでないと入れないという場合もあったりしますので、新しいCB1100が良いとは言い切れないんです」と。地方の道は極端に狭い事も多いから「なるほどねー」と合点がいった。
因みに、本体は市販車と全く同じ、違うのはメーターパネルが取締り用になっているのと、無線機・回転灯・サイレンなどの補器類や本体を保護するバンパーが後付けされている、と言う点だけだそうな。
# 白バイ隊員は業務として連日勤務時間中にタップリ練習してるから、ノーマルで十分な筈だわさ。
色々話をした後、婦警さんが近寄って来て「どちらでもお好きな方をどうぞ」と言われたので、拙者の好みの方の「白バいぬリフレクター」入りの方を戴いた。
可愛らしいキャラクターのキーホルダーだ。あっちこっちの地方自治体が「ご当地キャラ」とか言って議会で予算をふんだくって作ってるけど、それの親戚なん?(謎)
# 税金使ってやる必要性を、数値を用いて的確に説明出来るんですよねぇ?
そんんこんなしてるうちに道の駅売店の営業開始時間の9時を過ぎたので、売店に足を運んで家族用&自分用(笑)のお土産(和菓子・でんがらと、地酒のワンカップ)を買う。
購入したら奥の駐車場へと向かう。先ほど先頭を蓋していたバスと同じ種類の三重交通の車両が停まっていた。
それを通り過ぎると、目立つところにあるオブジェが目に入る。
これって一体どれ位の費用が掛かってるんだろう?一応5年間も任期付き地方自治体職員管理職として過ごしたので、その予算(と決算)が非常に気になってしまうのである。
# だって、費用の出所は税金なんだぜぇ。
奥の駐車場へ戻ったら、バイクでほぼ満杯になっている。
大阪ナンバーや奈良ナンバーが殆どだが、たまに名古屋とか兵庫とか静岡と言うナンバーの車両もある。
さて、これから何処を通って家に帰るか?スマホで地図を出して経路を考える。
いつもなら昭文社のツーリングマップルを持ってくるんだけど、生憎故障した360モデナの車内に置きっ放しで手元にない。なので、画面が小さくて見難いけれどスマホの地図を使う。
「こっちの方ってなかなか来る機会が無いしなぁ・・・とりあえず国道をそのまま進んで宇陀まで行って、そこでまた考えよう。
」 因みに、スマホは一番安い金額で契約している為、ナビとして使うとデータ通信量が多くなって高額になってしまう。だから、必要な時だけ地図を出すようにしている。
道順が決まったので走り出す。
(続く)
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