(前回からの続き)
夜中に一度目が覚めただけだった為か、7時過ぎに自然と目が覚めた。雨の音はしないから止んでいるらしい。
起きて布団を片付け、顔を洗ったら荷物をまとめる。体が涼しさに慣れてしまってるから、自宅に帰ると辛いだろうなー。(溜息)
昨日とほぼ同じ時間に朝食となる。
画像が何となくブレてる。調べてみるとISOは800、絞り開放(F3.5)、シャッタースピード1/30sだから、小さなカメラだと確かにブレてもおかしくない。
# 両脇をがっちり締めて撮影すれば多分良かったんだけど。(汗)
ISO感度を上げればブレないかも知れないが、今度はザラザラな画像になってしまう。この辺りは世代の古いコンパクトなデジタルカメラの限界だな。
# 因みにDSC-HX99の発売は2018年11月。
外を見ると晴れたり曇ったりと忙しい。
アフターのデザートはヨーグルト。
雲は多いけれど陽が差して来て、雨の心配は無さそう。
食後の一休み中に訳の分からない画像を撮影したりする。
10時過ぎに荷物を車に積み込み、オーナーのクマさんに見送られながら出発する。
一旦北上して霧の駅があった所の交差で県道40へ。窓を開けたまま走る。爽やかで心地よい気温だ。
朝食をしっかり食べたので昼食は軽く済ませば十分だし、今日子供は出張で不在なので、夕食は我々の分だけがあれば良い。
昼食は自宅から持参したクッキーなどをどこかの道の駅などで食べる事にして、夕食は道の駅で売っているであろう川魚の甘露煮と自宅近くのスーパーでお豆腐を買って、後は冷蔵庫にある物を使って済ませるという話になった。
でも、「甘露煮って道の駅で売ってたっけ??」少なくとも拙者は売り場で見かけた記憶が無い。「じゃぁ、とにかく帰るまで道の駅を各駅停車で探すとするか。」
諏訪湖方向へと進むと、下るに連れて気温が上がっているのが良く分かる。元町の交差点の大分手前で30度近くになったので、窓を閉めてエアコンのスイッチを押す。国道20は街の中心を進むだけあって交通量が多い。
いつも混雑する国道142との交差点は全く渋滞しておらず、すんなり通り抜けられた。岡谷ICを通り過ぎると山岳路のウネクネ道になる。上り坂は2車線なので遅い車は遠慮なく抜き去・・・おっと、ネズミ捕りやってるじゃん!
やまびこ公園入口の交差点を過ぎて400mほど進んだ所で不自然な人影が左手に見えた。よく見ると、人影は警官で、そばには計測器がある。「餌食になっちゃいかんよな」とスロットルペダルを少し緩めてやり過ごす。そこを過ぎてしまえば問題無いので、遅い車を抜きながら進む。
塩尻ICを抜けると交通量が一気に急増、毎度の事ながら塩尻の町中に入った事を実感する。そのまま進んで国道20へ。
しばらく走って道の駅木曽ならかわに入る。
以前工事していた売店跡地はトイレに変わっていた。
売店で拙者はカップワイン、妻はまな板、何故か母はサツマイモ(!)を買う。
妻が数か月前から「まな板が痛んできたので新しいのが欲しい」と言っていたのだけれど、これでようやく御所望の品が手に入ったねぇ。川魚などは売られていないので、再び走り出して次の道の駅へ。
走り出して間もなく道の駅木曽川源流の里きそむらが見えて来たので入る。
随分前に工事をしていたのは知っていたのだけれど、ここが道の駅だとは知らなかった。調べてみたら、ここが出来たのは2010年11月。何度も前を通っていたのに、14年間も気が付かなかったって事?!(滝汗)
売り場の規模が小さいので「ここでは魚類は売ってないだろうなぁ」と思いながら店内へ。案の定タンパク質系の物は無く、今日の晩御飯用におやきなどを購入。
再び走り出す。
またしばらく走って、今度は道の駅日義木曽駒高原に入る。
売店でようやく鮎の甘露煮を発見!漬物と一緒に購入。これで晩御飯の材料が手に入った。残るは豆腐だけだな。(笑)また、母がここで桃を買っていた。(謎)
鮎4匹で1200円と結構なお値段だったけれど、タンパク質って炭水化物や野菜より高いから仕方ないよねー。
# しかも「観光地」だし・・・。
既に13時半を過ぎているので、一寸遅いが無料休憩所でお昼ご飯にする。持参したクッキーやパンなどを食べ、並べられていたパンフレット類を一通り貰う。
無料休憩所は「無料」と言うだけあって、冷房が入っているのかどうか分からない位の温度設定で、じっとしていれば汗は出ないという感じ。食べ終わったら走り出す。
道の駅に寄る必要が無くなったので、国道19をひたすら南下する。金曜の午後だからか交通量は少なく、順調に進む。
中津川市に入って落合川の橋を渡ると、いつものように交通量が激増・・・というほどでもなく、案外交通量は多くない。中途半端な時間帯だからだろうか。
そのまま国道を進んでも良かったのだけれど、時間が掛かるので中津川ICから中央道へと進む。
中央道は交通量が案外少なくて快適。時折遅い車を抜きながら走る。工事は上り線だけで下り線は無関係だから、渋滞する事もなくすんなりと小牧東ICまで行けた。
来た道を戻り、県道64を走っていると西の方で真っ黒の雲の下が白っぽくなっているのが見えた。「ありゃ、あの雲の下は土砂降りだね」と言ったら、妻が「土砂降りの中お豆腐買いに行くのはたまらないから、この辺にスーパーとか無いの?」と。ウーン、この辺にスーパー????・・・そういえば、名鉄犬山駅北東にヨシヅヤがあったような・・・県道から外れてそちらへ。
少し進むとヨシヅヤの建物が見えてくるが、その手前にV・Drug犬山駅東店があり、しかも規模がそこそこ大きい。すると、妻が「ここなら豆腐売ってるかも」と言うので、駐車場に入る。妻がお店にすっ飛んでいった。
数分後、妻がお豆腐を持ってお店から出て来た。妻曰く「ここ、普通のスーパー見たいな感じだよ」と。なるほど、それならお豆腐も置いてておかしくない。これで夕食の食材は全て揃ったから、どこにも寄らず自宅へと向かう。
県道183を進んで、自宅には16時半近くに到着。車から降りると「ムワッ」した熱気が体中に纏わり付く。35度を超える気温だから仕方ないのだが、霧ヶ峰高原の涼やかさからいきなり熱波の自宅に来ると、冗談抜きで頭がクラクラするほど。あぁ、霧ヶ峰に戻りたい・・・。
今回持って行った撮影機材は、Rolleiflex2.8B、Leica R6+35mm、CONTAX T2の三台。
現像から上がってきたポジフィルムを見ると、Rolleiflex2.8Bは有名なPlanarと何ら変わらないという感じ。実際には同じ場所・同じ露出・同じフィルムで同時に撮影しないと正確な比較にはならないのだけれど、今まで使ってきたRolleiflexと比べても「ちっとも変わらない」のである。
# 古い機種だから使い勝手は一寸違う部分があるけどねー。
Leica R6は光線引きがあるのでモルト交換が必須のようだ。CONTAX T2は全く問題無し。
今回の機材は準広角から標準レンズだったけれど、御射鹿池を撮影するなら中望遠以上のレンズ、具体的には35mm判で言うと85mm 以上が欲しかった。再び撮影するとしたらハッセルブラッド503CWのシステムを持って行く方が良さそう。
霧ケ峰高原はどの場所で何を撮影するかによって必要なレンズが変わって来るので、やはり単焦点レンズ一本だけでは一寸制約がある。ただ、レンズを増やすと荷物も重くなるので、その辺は体力との相談だな。
今回三台で撮影したのだけれど、「やっぱ撮影は一台でないとなぁ」と改めて感じた。
Rolleiflexは1:1(真四角)、R6とT2は2:3(長方形)のフォーマットなので、二つのフォーマットで撮影するとなると同じ場所であっても構図が変わる。毎回構図を考えながら撮影するから時間が掛かってしまう。しかも撮影中に光線の状態が変わっちゃったりするから厄介だ。
実はカメラ機材をどうするかで結構長い間頭を悩ませているのだが、
# 防湿ケースが満杯でどうしようもない状態なので・・・。
今回の撮影で方向性が改めてはっきりしてきた。
これから機材をどう使っていくのか、どういう機材が必要でどの機材は使わないのかが明確になってきたので、近いうちに機材構成を見直す事になるだろう。
(完)
この記事へのコメント
ぼんぼちぼちぼち
これ、骨まで柔らかくて美味しいんでやすよね〜!
Rifle
魚は好きじゃないんですが、甘露煮は大好き!です。
どんなお酒にも合うし、ご飯も進むんですよねー。