2週間ほど動かしてなかったドゥカティ・スクランブラーアイコンに乗ろうと思い、キーを挿してONにしたら「シーン・・・。」
「えーっ?!、先週は普通にエンジン掛かったのに???」
実は、先週も乗る積もりでエンジンを掛けたのだが、「なんか東の空が急に暗くなったな」と思ったらいきなり雨が降ってきて、結局乗らず仕舞いだったのだ。だから、先週までは問題無かった。
メーターパネルの表示が何も出ないので、バッテリーが一番怪しい。そこでシガーソケット・タイプの電圧計で測ってみたら、本来なら12V以上あるべきなのにたった4V一寸しかない。
これではエンジンどころかメーターパネルも表示が出なくて当然である。
ちなみに、鉛バッテリーは自己放電の量が大きい上に、バイク用バッテリーは車と違ってサイズが小さい為、一ヶ月放置すると放電で電圧が下がり過ぎてエンジンが掛からない事はよくある。
但し、下がったとしても通常はいきなり一桁の電圧になったりはしないので、メーターパネルなどの表示は問題無い事が多い。だからセルを押して初めて「エンジンが掛からん!」と気が付くのだ。
でも、ソーラーパネルとコントローラの組み合わせで常時充電していたから、自己放電で電圧が下がってしまう事は考えられない。
しかし、今回はメーターパネルも何も表示が出ないほどに電圧が落ちてしまっている・・・多分これは「バッテリーの突然死」だと思う。突然死の話は何度も見聞した事はあるけれど、自ら体験するのは初めてだ。
そういえば、キーを挿し込む時に「ありゃ?何でコントローラのチャージ(充電)ランプが点いてるん???」と一寸不思議だった。
コントローラは常時バッテリー電圧を監視してて、充電が十分ならソーラーパネルからの電力を遮断して充電しないように制御している。これは、必要以上に充電するとバッテリーを痛めてしまい、場合によっては使用不能にしてしまうからである。
バッテリーが寿命間近かどうかはCCA(コールドクランキングアンペア:冷温時駆動電流)を計ってみれば見当が付いたりするらしいが、生憎CCAを計測できるような機器(バッテリーテスターなど)は持ち合わせていない。
しかも、近年のバッテリーは高性能化が進み、寿命近くまで電圧を維持できるようになってきているので、余計に気が付き難い。
また、取付場所の確保が難しい為にこのバッテリーにはサルフェーション除去装置を取り付けていなかったから、余計に寿命を短くしてしまったのかも知れない。
型番が分からないと交換できないので、バッテリーをバイクから外した。ユアサのVRLA(密閉型)タイプ、YT12B-BSだ。
まずは、このバッテリーを仕入れて来なきゃ・・・だな。(--;)
この記事へのコメント
寿命?
いまどきのバイクは電子化が進み、それに伴うトラブルも多いと聞きます。
進化することで便利になったのか不便になったのか、よく分からない気もします。
ぼんぼちぼちぼち
バッテリーの突然死というのがあるのでやすね。
交換されて、早く復活してくれると嬉しいでやすね!
黒顔羊
それ、スマホの世界でも聞いたことがあるような。
バッテリーって、突然だめになっちゃうことがあるんですね。
電池って、デリケートなんですねえ。
Rifle
バッテリーは4年目ですが、突然死するには一寸早いように思います。
キックスターターが無いとこういう時に不便ですね。
ぼんぼちぼちぼちさん
バッテリーのトラブルが一番多いので、症状を見れば大抵見当つきます。
それにしても、痛い出費です。(汗)
黒顔羊さん
電池の構造から突然死を防ぐのは難しいんですよねー。
個体電池が実用化されれば、そういう現象も無くなるかもしれません。