ドゥカティの上がってしまったバッテリーを買いにライコランドへ行ったが、生憎の在庫切れ。取り寄せると一週間ほど掛かるという。
それでは一寸間に合わないかも知れないので、ネットで発注した。
2日後、自宅に新しいバッテリーが届いた。
SHORAIのLiFeバッテリー「LFX18A1-BS12」である。
開封すると、こんな感じ。
ユアサの鉛バッテリーYT12B-BSと比べてみると、サイズは一回り小さく、重さは1/3ほどしかない。
ドゥカティのバッテリー収納場所はユアサのバッテリーの大きさに合わせてあるので、SHORAIだと高さが足りず配線と干渉してしまう。
バッテリーを取り囲んでいたスポンジは、梱包材ではなくてサイズを調整する為の物。
スポンジの片面には両面テープが全面に貼られている。これを必要なサイズに切り取って使う。
これをSHORAIの底面に張り付けると、ユアサとほぼ同じ高さとなった。
付属してきたボルト・ナットのセットは、ナット側にスポンジが張ってある。
バッテリー端子にナットを入れた時に動かないようにする為で、実に良く考えられている。
SHORAIを納めて配線する。
ゴムベルトでバッテリーを固定する。
この上から更に蓋を被せれば作業は完了である。
早速電圧を計ってみると・・・レレレッ?!電圧はゼロ。
改めてバッテリーの配線を見たら、プラス側の端子が外れていた。
これじゃぁ電圧がゼロなのは当たり前だ。(笑)きちんと配線し直す。
改めて電圧を計ると、ちゃんとした電圧が表示された。
これでOKだ。
エンジンを掛けて、メーターパネルの時計の時刻を合わせる。これで作業は全て完了である。
ドゥカティの取扱説明書には「バッテリー交換はディーラーに依頼してください」と書かれている。けれど、バッテリーが上がった状態ではそもそもディーラーに持ち込む事が出来ない。それに交換作業の工賃だって馬鹿にならない。
自分でやればバッテリーの代金だけで済む・・・あ!古いバッテリーの処分費用は必要だけど、普通は数百円だから大した事は無い。
これで普通に乗られるようになった。めでたしメデタシ、である。
この記事へのコメント
ぼんぼちぼちぼち
tama
鉛バッテリーに比べ、軽くて寿命が長いのですね。まぁ値段も高いけれど。
うちはモトグッツィが6年目、ハンターカブが4年目になりました。バッテリーを替えるとすれば、グッツィが先でしょうね。でもあと何年乗れるかを考えたら、また鉛バッテリーかなぁ。
鉛バッテリーは引き取り業者を見つけました。1キロいくらで買い取ってくれるんです。処分料を払うと思えば、地獄に仏です。
Rifle
はい、これで普通に動くようになりました。(嬉)
tamaさん
鉛バッテリーはサルフェーション除去をしないと数年でダメになってしまう事が殆どですが、SHORAIはLiFeタイプで軽いし発火危険性も低いので選びました。その代わり財布はとっても軽くなっちゃいましたけど。(滝汗)
古いバッテリーを買い取るリサイクル業者も増えたみたいで、知り合いから近所の業者名を教えて貰いました。近々持ち込んでみようと思います。
シトロン
ほんと、手が入らないとこのナットが押さえられなくて…イライラしちゃって笑
Rifle
そうそう、一寸した事だけど、作業の時は本当に有難いんですよねー。
その代わり、お値段はかなりしますけど。(滝汗)