(前回からの続き)
メールの設定をする為にメールアドレスを入力して貰うと「@」(アットマーク)を押しても「[」になってしまう。更に、キーボードに印刷されている記号と、実際に入力される記号が違う。再インストール後直後はこんな事は無かった。
でも、これはあり勝ちな事例だったりする。このパソコンのキーボードはJIS配列(日本語キーボード)だが、Windows11側はASCII配列(英語キーボード)として動いている為だ。アルファベットの部分は配列は同じなので問題なく入力できるが、記号はJIS配列とASCII配列では同じじゃないので、このような現象が起きる。Windows11の設定を変えれば通常は解決する話だ。
ところが、設定で何処をどう変えても何も変わらない。「何でぇ???」因みに、「高速スタートアップを有効にする(推奨)」は勿論キャンセルしてある。
# これをキャンセルしておかないと何をやっても変わらないんでね。
「ひょっとしてキーボードのドライバが悪いのか?」と考えて、レノボのサイトで探すがそれらしい物は何もない。
その代わり「BIOSアップデート」なるものが出て来た。調べてみると、確かに新PCはBIOSのバージョンがかなり古い。
「BIOSアップデートで直るのかなぁ?OS側の問題だと思うけど・・・」とは考えたものの、とりあえずはやってみる。
BIOSアップデートは5分程度で完了し、自動的に再起動する。で、試してみるが、やはり「@」などは打てない。
設定の画面で関係する場所の設定を一つづつ設定しては再起動して確認、ダメなら変えた設定を元に戻して別の項目を設定し直して再起動して確認・・・という作業を何回も何回も繰り返す。
そんな事をしていたら12時半を過ぎてしまった。すると、みうさぎさんが「どうぞ」と。
ケチャップの風味を生かした一風変わった焼きそばだけど、これが実に美味しい。
# 御馳走様でした。m(_"_)m
# 今度自宅で真似してみよう!
お行儀が悪いけれど時間が勿体ないので、食べながら作業を繰り返す。全部の設定を弄ってみたけれど、結果は変わらない。「おかしいなぁ・・・ん?ひょっとしてさっきの更新が関わってる???」
直近の更新の内容を調べてみると、言語に関する問題が発生する場合があると判った。「でも、それが絡んでるのかどうかは判らんしなー・・・。」
とりあえず、できる事はなんでもやってみる。ネット上をあちこち探し回ってキーボード用ドライバーを入れ替えてみたが、結果は同じ。仕方ないので、改めてWindowsの設定で標準の日本語キーボードに設定し直した。
すると、今度は「@」だけ打てないという症状に変わった。
# どーしてそーなる???
「じゃぁ、画面上のキーボード出も同じなのかなぁ?」WindowsキーとRを同時押しすると「ファイル名を指定して実行」の画面が出てくるので、名前の欄に「OSK」と入力してスクリーンキーボードを画面に出した。
スクリーンキーボード上で「@」をマウスで押してみるが、やっぱり入力できない。因みに他のキーはどれも入力できる。
# これって、OS側のbug(プログラム上の不具合)だよなぁ。
時間は既に15時。これ以上迷惑を掛けられないので、「@」だけは日本語で「あっとまーく」と入力して半角アットマークに変換して使って貰う事に。
拙者としても本当に不本意だし、元技術者としても問題解決出来ず何とも情けない。しかし、ここで幾ら悪足掻きしても解決できる保証は無い。残念ながら今日のところは諦めた。
# 調査は勿論続けます。
何とも後味の悪い感じのままポルシェに乗り込み、みうさぎさんのお見送りを受けながら出発する。
問題が起きなければ今日の作業は1時間半もあれば十分。だから「昼前には作業が終わるだろうから、富山市内を一寸観光と洒落込もうかな」と企んでいた。が、見事にその野望は打ち砕かれた。(--;)
朝ドゥカティ・スクランブラーのエンジンが掛からなかった時に「何か嫌な予感がするなぁ」と一瞬思ったのだけれど、それがそのまんま現実化してしまった。(滝汗)でも、まぁ何を言っても仕方が無い。
来た道を戻って富山西ICから北陸道に入る。
交通量は朝とは比べ物にならない程多く、巡航速度は追越車線でも80km/h前後しか出せないほど。そろそろ帰宅の時間に差し掛かっているから仕方ないなーなんて考えていたら呉羽PAが見えて来たので、家族用のお土産を買う為に入る。
菓子類は棚に沢山並べられているのだけれど、どれも乳化剤やマーガリンが使われているので家族が食べられない。買いたくても買えないのである。
一つ一つ原材料の欄を確認して、何とか買えたのはこの4種類だけだった。
買ったら直ぐに出発する。
小矢部砺波JCTで東海北陸道に入ると、少しだけ交通量が減る。けれど、片道一車線の区間が多いし、高速道に不慣れと思しき車が多くて法定速度にすら届かない状態で延々と走り続けられてイライラ。
片道二車線になって「これで流れが良くなる」と思ったが、交通量がとても多くて巡航速度が法定速度を下回る区間の方が長い。その為か、覆面パトは一台も見かけなかった。
荘川ICを過ぎてしばらく進んだら、電光表示板に「美並ー美濃 渋滞1km 10分」と出ている。「ありゃーぁ、やっぱり渋滞は避けられないんだ」と一寸残念だったが、出発の時間が遅かったから仕方あるまい。
交通量がとても多いので遅い車を抜くのも一苦労。しかも、遅い車を抜こうとして追越車線へ出て来た車が案外遅かったりする場面も多々あって、ブレーキを何度も踏む羽目に。
そんな状態だったけれど、美並ICを過ぎてしばらく走っても一時的に巡航速度が40km/hに落ちた事はあったけれど渋滞する事は無かった。
美濃ICを過ぎると更に交通量が増えて走り難くなり、走行車線を変えるのにも苦労するほど。面倒なのでずーっと追越車線を走り続ける。
一宮木曽川ICで降りて朝来た道を戻り、自宅へは18時半前に無事到着。本日の走行距離は433.5km、燃費は11.1km/L。
思わぬトラブルで観光する時間が取れなかったのは残念だった。
以前から富山市とその周辺を走ってみたいと思っていたのだが、機会が無くて実現していなかった。
それが、みうさぎさんのお陰でちょびっとだけだが実現できたのは嬉しかった。富山市内の主たる道路には融雪水を散布する配管が道路中央を走っている。
この辺りは雪が深いそうだから、こういった設備が無いと生活するのが非常に難しくなるだろう。
なまじっかナンチャッテ公務員管理職を5年間やっていたせいで、「その維持費用って凄い金額では?」なんて考えてしまった。雪国は財政状況がとても苦しい自治体が多いから、本当に大変だろうなーって。
自民党その他の裏金を全額没収して、そういった国民の生活に直結するところへ注入できないものか、と切に思う。
東海北陸道は2年前にも走っているんだけれど、覆面パトからストーカー行為を受けた事もあって、何となく心理的に遠く感じていた。
でも、今回走ってみて「ありゃぁ?富山ってこんなに近かったっけ???」と。よくよく考えてみれば、何十年も通い続けているカルペデイムヒュッテと距離的にも時間的にもほぼ同じ。「これなら日帰りツーリングで気軽に行けるなぁ」と思う。
とりあえずはまともに動くパソコンを納める事が出来て良かった。でも、アットマークが直接キー入力出来ないという問題が残っちゃったなー。(--;)
<追記>
その後ネット上で色々調べた情報を使ってみうさぎさんに設定して貰い、無事動くようになりました、とさ。
(完)
この記事へのコメント
みうさぎ
出来るそうなって良かった。だいぶ時間割いてしまし
観光が出来ず残念でしたねっ
又日本海側も案外近いので道路はリニューアル中で
大変ですが足を運んでくださいねっ
Rifle
我が家からだと日本海側の出るのも信州へ行くのも殆ど変わらない、というのは新たな発見(ん?)でした。
時間的距離的な感覚はしっかり掴めたので、いずれ日本海側もツーリングで回ろうと思います。
tama
じつは昨日の私がそうでした。音楽再生ソフトのfoobar2000を立ち上げてもなぜが音が出てきません。アウトプットの選択肢からラインが消えていたのです(原因不明)。foobar2000の最新版をダウンロードして音は出るようになりましたが、以前のような使いやすいレイアウトには戻せずに不自由なまま使っています。
パソコンは何十年使ってもイラつきます。
Rifle
WindowsはOSとしての完成度が非常に低いので、そのうえで動くソフトも不安定になり易いんです。
まぁ、その辺は「所詮はパソコン」と割り切る他ないですねぇ。
それが嫌ならUNIXかMac系に逃げる方が良いです。