(前回からの続き)
13時に撮影会のオリエンテーションが始まる。今回もほぼ全員がバスに分乗して撮影場所を回る。オリエンテーションが終わったらステップワゴンから撮影機材を出し、指定されたマイクロバスに乗り込む。
「マイクロ」というだけあって座席が少々小さ目で、二人席に座って膝の上に撮影機材を載せると身動きが取れない。「シートベルトをして下さい」と言われたが、身動きが取れずシートベルトを締められない。(汗)まぁ、これは仕方あるまい。全員が着席したら走り出す。
バスは国道を下ってサンバレー駐車場で停まる。ここから歩いて数分の所に一沼がある。有名な撮影スポットだ。気温が低いので気嵐が出ている。
PLフィルターで水面の反射を取ればもっと奇麗に写せたかも?
40分ほど撮影したらバスに乗り込み、次の撮影地へ。
バスは志賀高原山の駅の駐車場に入った。ここで降りて、蓮池を撮影する。日曜だからか観光客が非常に多い。
観光客が写り込まないように注意しながら撮影する。
陽光が差してきたので見上げると、山の一部が明るくなっている。
そこを望遠で切り取る。
40分ほど撮影したら、またバスに乗り込んで次の撮影地へ向かう。
次は横手山ドライブインで停車。駐車場の端から撮影する。ここからの眺めは「のぞき」という名称が付いているらしい。
三脚を構えて、さぁこれから撮影・・・と思ったら霧(というよりは雲)が上がってきてドンドン真っ白に。
デジカメでこのカットを撮影した数秒後には全面真っ白になってしまった。これでは撮影どころじゃない。
「こりゃーダメだなぁ」なんて話していたら、横手山山頂が少しずつ見えて来た。この画像では分かり難いんだけれど、木々に白い霧氷が付いている。
ここも40分ほどで撮影を終えて、今日の最終撮影地・渋峠へ。
バスは県境の宿・渋峠ホテルの駐車場に入る。ここで日の入りを撮影する。素晴らしい雲海で、三輪先生も「何十年と通ってるけど、こんなに凄いのは初めて」だそう。バスの運転手さんも「これだけ奇麗に見えるのは年に数回しかない」と仰っていた。
日が傾くに連れて色も濃くなってゆく。
陽が沈んでもなおしつこく撮影する。
これで本日の撮影は終了。後はホテルに戻ってお風呂と宴会だな・・・。
(続く)
この記事へのコメント
tama
雲海が夕方見られるとは初めて知りました。「雲海=夜明け」のイメージしかありませんでした。
これまで幾度か阿蘇外輪山に足を運びましたが、私が行く日に限って雲海が出ないんですね。前日が雨で当日は晴れ、風のない早朝・・・という方程式を壊してみます。
ぼんぼちぼちぼち
霧のあとだけに、嬉しい光景でやすね!
Rifle
雲海はある程度条件が揃わないと出現しないのと、その土地の形状に依って条件が変わって来るので、狙うのはかなり難しいと思います。
雲が出易い条件は何かを探ってみるのも良いかも知れません。
ぼんぼちぼちぼちさん
直前の撮影場所が真っ白で何もできなかっただけに、ホントにラッキーでした。
じゃぁ、まともな作品が撮れたか?と問われると「・・・(--;)」ですが。(笑)
mayu
雲海は、まだお目にかかったことがありません。
Rifle
標高が高いだけでなく、気象条件も揃わないと見られないので、かなりハードルは高いのですが、今回は偶然出会えて本当に幸運でした。
シトロン
なんか雲海っていうと早朝だとばかり思ってました。
これは撮り甲斐がありましたねえ。
日の抜けてきた瞬間の紅葉とかも大好物です。
やっぱり信州のこのあたりは瞬間瞬間がシャッターチャンス…一度ちゃんとカメラ持って行かねば…!
Rifle
拙者も早朝しか出ないと思い込んでましたが、鍋倉高原で雲海は条件が揃えば出るという事を初めて知りました。
中信から北信にかけては撮影に向く場所が一杯ありますから、何年通っても本当に飽きないです。