現在のメイン撮影機材となってるハッセルブラッドのシステムでは、三脚の雲台にハッセルブラッド純正のクイックシューを取り付けて使っている。
カメラ本体(503CW)の底面には純正シューに対応するプレートが予め取り付けられた状態になっている。
長年この状態で使っていたのだけれど、先月わの会の撮影会で「やっぱし使い勝手が良くないなー」と。
実際の使い方は、クイックシューを使ってカメラを固定するには、シューのベース側の脱落防止レバー(矢印の部分を下へ押す)を押し下げて
シューの先端(矢印の位置)から溝に水平に保ちながら滑り込ませて
シュー全体が収まったら横にあるレバーを本体側に倒して固定する。
この時、水平でないとシュー両側がベース側の溝に上手く入らない。のんびり撮影している時なら気にならないけれど、早朝の撮影会のように時間が限られている上に暗い状態だと、溝に滑り込ませるのが一寸やり辛くて結構イライラするのだ。
色々考えた末に、まだライカR6やコンタックスS2bのシステムを使っていた頃に使用していたベルボンのクイックシューへ替える事にした。
この手のアクセサリー類は新品で買うとやたらと高いけれど、中古は格安で買える事が多い。ネット上を探して中古を取り寄せた。
Velbon(ベルボン)のクイックシュー・ベースQRA-6Lとクイックシュー QRA-35Lである。
既にカタログ落ちしている旧製品だが、機能・性能は現行品と同等。お陰で安く済んだ。
早速取り付ける。まずは CF500mmを入れ替える。
シューの部分が少し大きくなったけれど、実用上は何も変わらない。
カメラ本体は底面に取り付ける。
シューのベースは雲台側に取り付けるんだけれど、雲台側もクイックシューになっていて、そのシューには突起がある。
雲台側に元々付いているクイックシューを使わないのは、こちらも溝に滑り込ませる構造になっているから。
重量のある機材を取り付ける場合、単純な脱着式だとうっかりミスで落下させてしまう危険性がある為、ある程度注意させるようにこのような構造になっているのだと思う。
僅か1mm程度の突起なので、やや強引にそのまま取り付けた。
突起のお陰でやや前のめりになっているけれど、まぁ気にしない気にしない。(笑)
実際にカメラと取り付けてみると、こんな感じ。
ベース側へ軽く載せたらカチャっと軽く固定されるので、ベース側にある固定レバーを押せばガッチリと固定される。これで使い勝手は大幅に良くなった。
一寸した事だけれど、時間が限られている撮影会では大幅な省力化になると思う。これで、課題の一つは解決できたな。(笑)
この記事へのコメント
ぼんぼちぼちぼち
しかも中古のがお手頃価格で入手できて、良かったでやすね!
Rifle
お陰様で今回は数千円の投資で課題がクリアできて助かりました。
後は腕を磨くだけ(^^;)・・・です(--;)ね。
みうさぎ
Rifle
課題が一つ解消出来て〇!でした。(笑)