8日朝6時に時計のアラームで目を覚ます。着替えるのだけれど、起きたばかりだし寒いのでどうしても動作が鈍くなる。
あたふたと準備するんだけれど、持って行く物はあちこちに散らばってる。前日に用意しておけば良かったなぁ。(汗)
部屋をあちこち移動しながら集めてウエストバッグに詰め込み、バイクを道路へ引っ張り出す。
PCで天気予報を見ると曇天、だけど山間部は午前中雨となっている。「これなら合羽無くても大丈夫だな」と考えて、合羽を持たずに出掛けた。
6時45分頃に自宅を出発。県道63・国道155・国道41と進んで小牧ICから東名道に入る。
朝早い時間だけど、交通量はとても多い。空は西の方が少し明るいけれど、これから向かう南は雲が低く垂れこめている・・・え?ひょっとして雨降ってる?
小牧JCT・春日井ICを通り抜ける頃には南の方は更に雲の色が暗くなっている。「こりゃー一雨来そうだな。」
名古屋ICを通り抜けたら突然「パチパチパチ」とヘルメットを叩く音がする。しかし、雨にしては音が甲高いし、ヘルメットやバイクのシールドは濡れていない。「ヒョーッ、小さい雹じゃん!」
指先が寒さで段々と痛くなってきた。古くなったウィンターグローブは保温性が極端に落ちているようで、インナーグローブをしているけれど冷えて段々と痺れて来る。ハンドルグリップを握ったまま指をこまめに動かして何とか凌ぐ。
数分後、今度はシールドに水滴が付き始めた。雨に変わったのだ。バイクのシールドのお陰で上半身で濡れるのは肩と腕だけだし、下半身はオーバーパンツを穿いていて内側まで水分が滲みて来る事は無い。
普通なら合羽を着るところだけれど、高速道では停まる訳にも行かなければ、近くにSAやPAも無い。だから、そのまま走る以外選択肢が無い。
走り続けていれば、背面は腕や肩も含めて濡れる事は無い。オーバーパンツは耐水生地の物だし、上半身は革ジャンだから一寸した雨なら大丈夫。
# 勿論、革は走行後に手入れする必要があるけどね。
豊田JCTを抜けると雨が止む。でも、行く先は雲が低く垂れこめている。ひょっとしたらまた雨に降られるかも知れない。
しばらく進むと、やっぱり小雨が降り出した。「あちゃ~、やっぱりねぇ。」強い降りではないのでそのまま進み、音羽蒲郡ICで降りる。
国道1を豊橋方向に進む。相変わらず小雨が降っている。道路を歩いている人の半分ほどが傘を差し始めた。この辺は降り出して間もないみたいだった。
事前に調べた経路では県道31へ右折する積もりだったが、この辺は不案内なので道が良く分からず、雨で地図やスマホの地図を確認するのも難しい。
「この辺で曲がれば良いんだろう」と思い「イエヤッ」と交差点で右折。そしたら、本来曲がる筈だった交差点の一つ手前だった。(汗)愛知県立国府高校西側の路地を走って本来のコースに無事復帰する。少し進んで左折し、国道23へと進む。
国道23は高架なので信号が無く、車の流れはとてもスムーズだ。相変わらず小雨が降ったり止んだりしている。
豊橋港ICで県道2(ベイブリッジウェイ)へと進む。工業団地を抜けると海岸沿いを走る道になる。相変わらず指先が寒さで痛い。更に進むと国道259にぶつかる。
国道259に入ると「伊良湖岬 19km」の表示が出ている。「えっ、そんなに距離あったっけ?」と思わず口に出してしまった。(笑)
雨が上がって空も徐々に明るくなってきている。雨雲の範囲から抜けたらしい。
路面は荒れた所が多い。地元の老人と思しき軽自動車が多く、50km/h制限の所を35km/h前後で走るのでイライラしてしまう。遅い軽が曲がって行って「やれやれ」と思ったら、すぐまた同じような軽が国道に入ってきてノロノロという繰り返し。正直言ってこの道はもう走りたくないなーと言う感じ。
想定よりも大幅に時間が掛かってしまい、9時45分過ぎに会場の渥美魚市場に到着。結構な数のバイクが集まっている。


奥の駐車場はバイクの数が少な目だ。既に出発した後だったのかも知れない。

早速コーヒーを頂く。

会場は将に「魚市場」と言う感じだ。

警察が白バイを展示していた。

強風で漁に出なかったとかで、隣接する伊良湖港お魚いちばは棚の大半が空っぽだった。「せっかく漁港に来たんだから」と思ったが、思いっ切り拍子抜け。(汗)
バイクに戻り、直ぐ近くにある道の駅伊良湖クリスタルポストに移動する。


直ぐ近くに伊勢湾フェリーが見える。

11時近くだったが、結構な数の車が入っていた。

建物の中から海を見ると、こんな感じ。

売店でお土産を買う。

因みに、お茶の葉はスマホでアンケートに答えて頂いたものだ。
売店で売られている菓子類はどれもマーガリンや乳化剤が使われているので買う事が出来ず、日本酒とあおさだけになってしまった。(溜息)
昼食は自宅で食べると妻に言ってあったが、既に11時。自宅に付くのは14時過ぎになりそうだなぁ。(溜息)
来た道を戻るが、老人の軽が悉く道を塞いでくれるので、時間が掛かる割には距離が伸びない。空は明るくなってきて、雨が降る事は無さそう。走っていても指先の冷たさは感じない。気温が上がってきたようだ。
10分ほど走った所で給油ランプが点いた。国道23からずーっとスタンドが無かった為、県道2へは進まずそのまま国道259を進む。個人営業らしき小さなスタンドはあるけれど、ハイオクが無かったりする事が多いので、国道23との交差点にあるスタンドまで走って給油する。
ここで「そういえば、国道1の街中って一度も走った事無いなぁ」と思い、目の前にある国道23ではなくてそのまま国道259を進む事にした。
しばらくは順調に進んでいたが、豊橋鉄道と並走し出した辺りから徐々に流れが悪くなり、愛知大学の横を通り抜ける頃にはしっかりとした渋滞になってしまった。
「うわぁ、こんな事なら国道23へ行くんだった!」と思ったが、後の祭り。(汗)豊川を渡るまでずーっと渋滞気味で、距離の割にはえらく時間が掛かってしまった。(滝汗)しかも晴れて来て、真冬の装備では一寸暑い位になってしまう。
今度はクラッチレバーを握る度に段々と左腕に痛みを感じるようになってきた。インナーグローブの分だけグローブの厚みが増える為、握力がいつも以上に必要になっている。それに左手の方が応えられなくなってきているのだ。こりゃーウィンターグローブを買い替えなきゃマズイなー。(滝汗)
# また出費かよ・・・(/_;)
何とか豊橋市中心部を抜け、国道151へと進んで豊川ICから東名道に入ったけれど、後になってよくよく考えてみればそのまま国道1を進んで音羽蒲郡ICへ進んでも時間的にはあまり変わらなかったなー、と。高速料金一区間分を無駄に使ってしまったよーな気がする。(滝汗)
東名道はやっぱり交通量が多いものの、朝のように2車線に車一杯と言う程ではない。遅い車を軽く抜かしながら先へと進む。
風が強くてウインドシールドが頻繁に揺すられる。二ヶ所で支える構造なので、風圧で簡単に揺れてしまうのだ。どこかが壊れるなんて事は無いだろうけれど、これも何か考えないといけないかなー?と思う。
豊田JCTを過ぎると交通量が倍増、遅い車を抜かすのにもタイミングをきちんと見計らわないと抜けない状態になる。
名古屋ICを過ぎると少し交通量が減って走り易くなる。少しだが陽が差してくるようになった。小牧ICで降りる。
朝来た道を戻り、スタンドで給油、自宅には14時15分頃に無事到着。本日の走行距離は284.8km、燃費は20.6km/L。
朝の気温は3度前後だったから、ほぼ冷蔵庫の中を走っているような状態。10年使ってヘタってしまったウィンターグローブじゃ指先が痛くなっても無理は無い。
インナーグローブを使っても寒いものは寒い!という事が良く分かった。(汗)
これから徐々に暖かくなるだろうけれど、近々ウィンターグローブを新調しようと思う。
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
あおさのりは美味しいですよね(*^^*)
ma2ma2
kame
Rifle
海が荒れると船を出せませんから、まぁ仕方ないですねー。
あおさのりは数年前に旅館で食べて初めて知ったんですが、美味しいですね!
ma2ma2さん
kameさん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
いっぷく
てんてん
今日も来ましたよ♪
Rifle
強風で漁に出られなかったようで、お魚類が少なかったのは一寸残念でしたが、久し振りのツーリングで楽しめました。
てんてんさん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
koto
lamer-88
みうさぎ
握力を鍛えるライダーも大変だよねっ
バイクは手が命なんですねっ
kenji-s
Rifle
バイクに乗らない人には理解して貰えないですよね。(笑)
lamer-88さん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
みうさぎさん
四輪と違ってバイクは手足全てを使うんで、どれか一つ欠けてもダメなんです。
スクーター等AT免許で乗れるバイクも、左手のクラッチが無いだけですからねぇ。
kenji-sさん
近年、東海三県の警察は白バイを展示するようになりました。
事前に白バイの機能を知らせる事による違反予防効果を狙ってるんでしょう。