BOSSのmicroRACKシリーズ6台である。
上から順に
・RPW-7 (パワーサプライ:よーするにACアダプター)
・RDD-10 (デジタル・ディレイ)
・RGE-10 (10バンド・グラフィック・イコライザー)×2個
・RRV-10 (デジタル・リバーブ)
・RCE-10 (アナログ・単相コーラス)
である。
このシリーズは1986年5月に8機種が登場(ROS-10・RSD-10・RPS-10・RBF-10・RPH-10・RCL-10・RPQ-10・RGE-10)、その後機種が徐々に追加されてていった。
発売当時はエフェクターとしても非常に高価で、社会人になって間もなくで収入に乏しかった事もあり、ベース用にRDD-10とRGE-10を手に入れるのが精一杯だった。
バンドも高校卒業と同時に空中分解してしまった事もあり、他の機種には手も足も舌ベロも(?)全く出せなかった。
それが近年になってようやく何とか手を出せる価格帯にまで落ちて来たのである。
欲しかったのはRDD-10・RRV-10・RCE-10の3個だけだったのだけれど、「バラ売り不可」の纏め売りだったのでそのまま購入した。
なお、以前にもROD-10(オーバードライブ)やRCL-10(コンプレッサー)を持っていたけれど、別の(より高性能な)コンプレッサー購入の為に手放した。
発売から既に40年近く経過しており、消耗品の電解コンデンサは相当劣化している筈なので、早速中を確認する。
どの機種も構造は同じだから、分解は簡単だ。まずはRPW-7から。
トランジスタを使った安定化電源になっていて、使われている電解コンデンサは二つだけだ。
RDD-10。
基板と筐体に太いアース線がハンダ付けされている。
アース線を外すと基板だけを取り出せる。
大半がデジタル回路なのに、何故か電解コンデンサの数が多い。(汗)
RVV-10。こちらも基板と筐体にアース線がハンダ付けされていた。
どうやら、デジタル回路が搭載されていると筐体と基板をアース線で接続させているみたいだ。
こちらは手持ちのコンデンサで賄える部分が多かった。
なので、出来る所は交換しておいた。
RCE-10。
こちらも電解コンデンサの数が多い。(汗)
RGE-10はまだ開けてないけれど、まぁそれなりに電解コンデンサが使われているだろうね。(汗)
これで必要な電解コンデンサの種類と数が把握できたので、残る2台のRGE-10も調べればOKだ。
Presonus MP20の分も合わせて発注するんだけれど、更に別の回路も組むと手間が大幅に省けそうなので、色々まとめてから発注しよう。
でも、そうなるとMP20のコンデンサを回路面・音質面を考えた上でどうするのか、いよいよ決めなきゃいかんなー。(溜息)
うーん、最近なんだか自分で自分の仕事をどんどん増やしちゃってるよなぁ・・・。(滝汗)
(続く)
この記事へのコメント
Take-Zee
半田の溶ける匂いが感じられます❗
溺愛猫的女人
ma2ma2
てんてん
Rifle
ハンダって溶かすと独特のニオイですよねー。
溺愛猫的女人さん
出てくる音は波形を単純に変形させたりコピーしたりしてるだけなんですが、回路で実現しようとすると複雑になっちゃうんですよ。
ma2ma2さん
てんてんさん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
Kame
みうさぎ
Rifle
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
みうさぎさん
デジタル回路はノイズ防止の為にグランド面を広くするから、自動的にレジスト層のグリーンも多くなるんで綺麗に見えるのかも、ですね。
それに、何故かオーディオ用は綺麗な外装にしている部品も多いし。
lamer-88
Rifle
ご来場有難う御座います。m(_"_)m