先日、音楽機材の整理をしていて「あ、これって未だ動くんだっけ?」と思い、一寸音を出してみた。
普通に動くので安心したが、全体的に音の抜けが少し悪くなっているように感じられるし、スライドボリュームを動かすと「ガリガリっ!」と酷い音がする。「あっ、こりゃメンテナンスしなきゃダメだな。」
ちなみにRX-5は12bitのPCM音源で、当時の最高機種。音源の元はSteve Gaddだ叩いていたという話を聞いた事がある。
シーケンサーの機能に加えて、ピッチエンベロープ・リバース再生・ダンピングなどのパラメータを調整できるようになっていて、画期的だった。
肝心要のサウンドも他の機種と比べて圧倒的に良かったのだが、24bitサンプリングが当たり前になってしまった現在では、古き良き時代のローファイ感が漂う機種となっている。
まず、全体を確認する。
本体裏側を見ると、ネジが見える。
入出力側を見ると、やはり裏蓋を固定しているネジが見える。
両方のネジを外すと、基板が見える。
あちこちが銅箔でシールディングされていて、如何にも「高級機」と言う感じになっている。
メインボードの部品面は大半がデジタルICで埋められているけれど、左下の端っこの方にアナログ回路部がある。
入出力部の基板はアナログ回路のみだ。
出てくる音そのものには不具合を感じないので、電解コンデンサが劣化して高域成分を減衰させてしまっているらしい。
使われているコンデンサの耐電圧と容量を調べてメモしたら、元通りに組み立てておく。
電解コンデンサの総数は70個と大した事無いんだけれど、10μFが51個(!)もある。
10μFは入出力部に良く使われる容量だけど、音源一つ一つに出力ジャックが割り当てられているので、数が多くなっているみたい。
他にも部品を発注するので、このRX-5の分も一緒に注文する事に。
古い機種なので作業は難しくないと思うけど、メイン基板が両面なのが一寸厄介かも知れないなぁ・・・。
(続く)
この記事へのコメント
溺愛猫的女人
ma2ma2
Take-Zee
気温35度が快適なものに変わってきました。
だくだくの汗、タオルを絞るそして帰宅したら
シャワールーム。 そんでもって冷たいオビール🍺 🍺
てんてん
みうさぎ
Rifle
老眼でも、この程度ならまだ何とかなりそうです。
ma2ma2さん
てんてんさん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m
Take-Zeeさん
暑さは苦手で、外に出るとヘロヘロになっちゃいます。
汗の後のビール!美味しそうですねー。(^^ )
みうさぎさん
両面基板だと、手持ちの器材ではハンダ吸い取りが難しいんですよ。でも、やらなきゃ仕方ないんだけど。(汗)
いっぷく
特に「ガリガリ音」の原因究明とメンテナンス過程が気になります。
次回の修理レポート楽しみにしています。
Rifle
チップ部品が使われる前の機材はRX-5に限らず電解コンデンサが多く使われている事が多いです。
両面基板は手持ちの機材だとハンダ除去が上手く行かない事もあるので、慎重な作業が必要になりそうです。
かつお
基板に取り付けられたボタン電池の問題かもと思いましたが、液晶には"Low Battery"の表示も出ず、文字化けした様な表示と、様々なインジケータランプが点滅しています。
ボタン電池も好感して、本格的にメンテナンスしたいなと思うのですが、参考にさせてもらいたいです!
よろしくお願いします。
Rifle
おかしな表示が出るのは電源ON時にMPUリセットが上手く行ってないのかも知れませんね。
体温越えの気温が続いてなかなか作業できないんですが、部品類がようやく揃ってきたので、そろそろ作業しなければ!と考えています。