具体的には、フラッシュが点灯しないのである。
前回の修理から3か月弱経った頃、いつものように室内でブログ用の画像を撮影していた。
数日前からフラッシュの部分は出し入れが上手く行かず、収納してもなんとなく収まりが悪い状態が続いた。
その後、何故か元通りになったので、「何だか分らんけど直ったな」特に気にしていなかった。
その翌日に問題が起きた。
夕方で室内が暗かった為、フラッシュを使って撮影したら「バチンっ!」と部屋に響き渡るような大きな音がしたのだ。
# 小さな爆竹が爆ぜたような音量だった。(汗)
「何だ今の音は!?」音の大きさからして部品か何かが破裂したと思われるのだが、画像を再生させると普通に写っている。
「何で大きな音が・・・変だなぁ。でも、普通に写ってるから良いか」と思ったのだが、その後撮影し続けるとフラッシュが光らない。
「ありゃりゃ・・・こりゃトリガ回路のどっかが飛んだな」と直感した。
フラッシュはキセノン管を発光させるのに300V位に昇圧して電解コンデンサに蓄電する為、高エネルギーの回路となる。
コンデンサの容量はせいぜい400μF前後と大した事の無い容量なのだけど、電圧が高いので溜まる電気エネルギーもかなりの量となる。
回路上に何か問題が起きると蓄えられていたエネルギーが一気に放出されてしまい、それをまともに受け止めた部品が壊れてしまう事が多い。
何処が壊れたのかは分からないが、音の大きさからして何かの部品が破裂したのは間違いないと思う。
フラッシュが無いと何かと不便だ。
「いっそのこと買い替えるか?」と思ったものの、近年のコンパクトデジカメは異様な値上がりで、とてもじゃないけど手を出せるような金額ではない。
# 十万越えが当たり前だからねぇ。\(..;)
幸い、手元にはPanasonicのDC-TZ95Dが未だあるので、修理に出す事にした。
先月25日にSonyのサイトで手続きしたら、翌日宅配便でDSC-HX99が引き取られた。
サイトの説明では修理期間は2週間程度となっていたが、31日夜に修理完了のメールが届き、翌日昼過ぎに戻ってきた。
中身に対して梱包が大きい。(笑)
輸送用段ボール箱は他機種と共通化されてるんだろうね。
修理伝票を見ると、フラッシュだけでなくてメイン基板も交換されている。
ひょっとしたら、フラッシュの回路はメイン基板上にあるのかも知れない。
まずは直って一安心だが、「ソニータイマー」という言葉通り、修理後保証期間の三ヶ月をちょうど過ぎた頃にまた故障したのには参ってしまった。
新たに購入する事を思えば2万9千7百円で修理できたからまだ良かったのだけれど、こんなに故障が多いとPanasonic DC-TZ95Dを手放す事が出来ない。
こりゃーずーっとデジカメ2台体制が続きそうだなぁ。(汗)
この記事へのコメント
Take-Zee
コンパクトデジカメは驚くほど高くなっています。
5年前に9800円で買ったCANONが1.5倍以上に
なっています 😂
tama
コンデジはメルカリで売ってしまって、いまはRX-100Ⅲの1台だけになってしまいました。
おっしゃるとおりコンデジは値上がりがすごいので需要があるのでしょう、少しの不具合があっても中古品が片っぱしに売れてしまいました。私も予備が1台はいると思っています。
溺愛猫的女人
ma2ma2
歳三君
最近のコンデジ値上がりはビックリですよね。
てんてん
lamer-88
ナイスです。
Kame
Rifle
近年の急騰には驚きを超えて唖然としてしまいます。
tamaさん
需要が供給を上回ってるんでしょうけど、それにしても酷い値上がりです。
無理な?小型化で故障率も高いみたいなので、予備機を常に確保しておかないと不安です。
溺愛猫的女人さん
比較的新しい機種なので、まだ修理可能だったのが不幸中の幸いでした。
ma2ma2さん
てんてんさん
lamer-88さん
Kameさん
ご来場有難う御座います。m(_"_)m