ドリテック塩分計EN-900の電池交換

高齢な母の血圧が高めで推移している為、半年ほど前に妻が塩分計を購入して一時期使っていた。 その後、「いちいち計らなくても大体濃度が分かるようになったから」と使わない状態になっていた。 先日、妻が久し振りに使おうとしたらウンともスンとも言わないという。 「どーせ電池切れでしょ?」と思いながら裏蓋を開けたら、電池が液漏れしていた。(滝汗) 「ありゃりゃ、一つ液漏れしてるな」と思いながら電池LR44を取り出したら、全部液漏れを起こしていた。(溜息) 電池を見ると、合わせ目に漏れた跡がある。 3つとも日立マクセル製である。 昨年の夏は異常な暑さだったし、台所の、しかもガス台の近くに吊るしてあったから、多分熱でやられたんだと思う。 見た感じでは基板の方までには流れていないみたいなので、電極をNevrDull(ネバーダル:金属磨き)で磨いた。 新しい電池を入れて蓋を閉めたら、作業は完了である。 電池の液漏れは多いけれど、ボタン電池の液漏れを見たのは久し振りである。 単一から単五までの電池は中に入っている電解液の量が多い為、基板の裏側にまで回り込んで基板そのものをダメにしてしまう事がとても多い。 今回のようなボタン電池は元々の体積が小さいので、漏れても大きな被害にならなかったのだろう。偶然とはいえ、不幸中の幸いであった。 今回のように機器の中に入れっ放しで放置すると、過放電状態となって液漏れを起こす事が多い。 電池を使う機器は、使わない状態が続…

続きを読む

パナソニックL-SX300の修理

前回分解したSL-SX300は電解コンデンサの調達をどうしようかと迷っていた。 しかし、迷ってるだけでは一向に修理できないし、手持ちの部品が流用出来そうな部分もあるので、思い切って作業する事に。 先ずは分解するんだけど、フィルム形状のフラットケーブルを抜くのに難儀した。 なにしろケーブルは薄い膜で、強く引っ張ると断線しそうだし、弱い力ではコネクターから抜けてくれない。 かなり強引にケーブルを引っ張ったら、辛うじて抜けた。(安堵) 手元にあるチップタイプの電解コンデンサ220μFと47μFは通常品に比べれば遥かに小さいのだけれど、黒いスペーサーを外しても高さが9mmほどある。 とりあえず、付け替えた。 しかし、やはり高さが気になる。 交換前の青いコンデンサと比べると、3mmほど飛び出している。 足りない分の220μFは、チップ・タンタルコンデンサを使う。 拙者には小さ過ぎるので使いたくないのだが、まぁ仕方あるまい。 事前に部品から切り落としたリード線の切れ端を電極にハンダ付けする。 これを通常の部品と同じように基板にハンダ付けすれば良い。 ところが、溶接でなくてハンダ付けなので、基板にハンダ付けする時にリード線からハンダゴテの熱が伝わり、ハンダが融けてコンデンサとリード線が離れてしまう。(汗) 仕方ないので、バイスグリップで挟んで固定してからハンダ付けした。 そこで、次はリード線の切れ端を基板にハンダ付けして、後…

続きを読む

気温計に電池ボックスを

今で使っていた温度計は、電池が無くなったみたいで表示しなくなってしまった。 本体裏側に電池室がある。 ボタンは短く押すと表示のオン・オフ、長押しすると最低気温と最高気温の表示になるのだけれど、一度も使った事は無い。 使われているのはボタン電池LR44である。 ボタン電池は容量が少ない上に、この回路は結構な電気食いらしく、前回交換してから1年持たなかった。 最低でも1年程度は電池が持って欲しいので、単三電池が使えるように改造する。 まず、裏側の蓋を外す。はめ込みで分解する事を考えない構造になっていたので、抉じ開けた時に樹脂製の爪が折れてしまった。(汗) 裏蓋にドリルで3mmの穴を開け、そこに電池ボックスの配線を通す。 温度センサーの配線は被覆がかなり厚いのだけれど芯は意外と細い線なので、痛めないように注意する必要がある。 断線させないように元に戻す。 爪が折れて裏蓋は固定できないので、電池ボックスと併せてホットメルト(グルーガン)で固定した。 見た目はあまり良くないのだけれど、自宅内で使うものだから気にしない気にしない。(笑) これで単三電池が使えるようになり、当分の間は電池を心配しなくて済むようになった。メデタシめでたし、である。

続きを読む

えっ、動かない?!

今年2月に導入したPanasonicのポータブルCDプレーヤーSL-SX300の動きが突然おかしくなってしまった。(汗) 具体的には、突然「Sorry」と表示されたり、 曲数の表示だけで再生しなかったり、 1秒程度と短時間だが「F15」というエラーコードらしきものが表示されたりする。 このエラーを調べてみたら機種は違うものの、CDピックアップ関係のエラーらしいと判った。 なお、この手のエラーコードは不具合の箇所をそのままを示している訳ではない事に注意が必要だ。 この機種の発売は1997年12月。28年以上経っているので、内部の部品劣化が原因だろう。 早速分解する事に。 本体裏側を見ても、ネジ穴は見当たらない。 蓋を開けて中を見ると、4ヶ所ネジ穴がある。 ネジを外して軽く抉ると、内部の基板が見えて来る。 LCD表示部と繋がるフィルムケーブルを外す。 基板の上には超小型サイズの電解コンデンサが複数使われている。画像では分からないのだけれど、一部のコンデンサは液漏れを起こしたような跡がある。 念の為に、チップの載った基板も外したが、その下には電解コンデンサは無かった。 なお、小さな基板に載っているSM5859AFというICチップはCDプレーヤーのアンチショックメモリ・コントローラーである。 基板を外して裏側も確認するが、電解コンデンサは無い。 電解コンデンサは基板裏でハンダ付けされているので、交換作業は難しく無さそう。 た…

続きを読む

スマホを機種変更

自分用のスマホとして2022年12月からPixel5aを使っていたのだけれど、公式発表だとこの機種のサポートは昨年8月までとなっている。 因みに、同時期に子供用にも買ったけれど、そちらは突然死してしまった。(汗) 自分が使ってる方もいつ突然死するか分からないので、「そろそろ買い替える方が良いかなぁ」と漠然と考えていた。 3月末、たまたまネット上でPixel8aがキャンペーンで当日まで安くなっているのを知った。 しかも、Pixel5aを下取りすると6千円ほど安くなるというので即座に申し込んだら、翌日に届いた。 探すのが面倒で一緒にスマホケースも発注したので、箱は二つになっている。 早速取り出してケースに収めた。 背面にカメラ用レンズが見える。 コンパクトデジカメを葬り去るほどの実力があるようだが、ダイヤル一つで露出制御という事は出来ないので拙者の撮影には向かない。 数日後、下取り用の小さな段ボール箱が送られてきた。 下取りの手順は中に入っている紙に書かれているので、その通りにやれば良い。 箱にPixel5aに収める。 封印をして郵便局から発送すれば作業はお終いである。 見た目でも色が変わった程度で、同じgoogle製品なので使い勝手は依然と全く一緒。 買い替えた割には「替えた」という実感は薄いんだよなー。(笑)

続きを読む