露出計Lunasix3の電池
先日、押し入れの奥に仕舞い込んでいた箱を開けたら、露出計が出て来た。
独Gossen(ゴッセン)社のLunasix3である。
「あ、ここに入ってたのか!」
随分前に使う積もりで購入したのだが、電池をどう調達するかを考えていて時間が経つうちに何処かへ行ってしまっていたのである。
それが今頃になって発掘された、という訳だ。(滝汗)
この露出計を手に入れたのは「月明りでも測光できる」という点に惹かれたから。当時は長時間勤務が当たり前で、撮影となると夜になる事が多かったのだ。
因みに、国内では「Lunasix」だが、海外では「LUNA-PRO」の名で販売されていた。
今のところ露出計は間に合ってるので出番は無さそうだが、動くかどうかを確認したい。
この機種は水銀電池H-D(MR9、PX13、PX625も同じ)を2個使うんだけど、水銀電池はとっくの昔に製造を終了している。
代替品として同じサイズのアルカリ電池が売られているけれど、水銀電池が1.35Vなのに対してアルカリ電池は1.5V・酸化銀電池は1.55Vで、1割ほど電圧が違う。
何しろ昭和30年代の設計なので、1割を超える電源電圧の変動には耐えられない。
だから酸化銀ボタン電池SR44をチップ抵抗で降圧させるアダプターが販売されている。
しかし、そのアダプターが結構良いお値段がするのだ。しかも、この機種は電池二個でアダプターも二つ必要だから、電池本体よりも大幅に高くなってしまう。
とりあえず電圧の違いは後で考…