再びスポットメーターの修理(その2)
(前回からの続き)
さて、次はデジタルスポットメーターだ。動作を確認すると何も問題無い。温度変化が原因の可能性もあるので、わざと夜にベランダに1時間ほど置いて冷やしてから動かしてみたが、やはり問題無く動く。「あれ?普通に動くじゃん。」
温度が動作に影響するとなると、考えられるのは電池の劣化か、回路内の半導体の問題か、或いは配線の問題か、のどれかが原因と考えられる。
電池の劣化なら話は簡単だが、半導体となると正直言ってお手上げである。回路図が無い上にチップ部品ばかりだし、内部の動作を解析するとなると凄まじく骨が折れる。特に、マイコン内部に書き込まれたプログラムの動作を解析しようとすると、最低でもマイコン開発環境が必要だし、開発出来るだけの知識も必要だ。今から手を付けるのは現実的ではない。
拙者が以前使っていた前期モデルの様に汎用デジタルICを使った回路であれば直せるだろうが、マイコン部分が故障してしまうと正直言って手の施しようが無い。
配線の問題も発見は非常に難しい。配線材に使われているのは金属なので、小さいとはいえ温度による伸縮は避けられない。微妙な状態で繋がっている部分は、温度が低くなって金属が収縮すると接続していた部分が離れて動作しなくなるという事は十分に考えられる。
基板上の部品のハンダ不良も考えられない事は無いが、肉眼で見る限りどのハンダ箇所も奇麗で問題無さそうだった。
先ず、電池を確認する。見た事の無い「Vinnic」と言うメーカだが、ネット上…



