再びスポットメーターの修理(その2)

(前回からの続き)  さて、次はデジタルスポットメーターだ。動作を確認すると何も問題無い。温度変化が原因の可能性もあるので、わざと夜にベランダに1時間ほど置いて冷やしてから動かしてみたが、やはり問題無く動く。「あれ?普通に動くじゃん。」  温度が動作に影響するとなると、考えられるのは電池の劣化か、回路内の半導体の問題か、或いは配線の問題か、のどれかが原因と考えられる。  電池の劣化なら話は簡単だが、半導体となると正直言ってお手上げである。回路図が無い上にチップ部品ばかりだし、内部の動作を解析するとなると凄まじく骨が折れる。特に、マイコン内部に書き込まれたプログラムの動作を解析しようとすると、最低でもマイコン開発環境が必要だし、開発出来るだけの知識も必要だ。今から手を付けるのは現実的ではない。  拙者が以前使っていた前期モデルの様に汎用デジタルICを使った回路であれば直せるだろうが、マイコン部分が故障してしまうと正直言って手の施しようが無い。  配線の問題も発見は非常に難しい。配線材に使われているのは金属なので、小さいとはいえ温度による伸縮は避けられない。微妙な状態で繋がっている部分は、温度が低くなって金属が収縮すると接続していた部分が離れて動作しなくなるという事は十分に考えられる。  基板上の部品のハンダ不良も考えられない事は無いが、肉眼で見る限りどのハンダ箇所も奇麗で問題無さそうだった。  先ず、電池を確認する。見た事の無い「Vinnic」と言うメーカだが、ネット上…

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再びスポットメーターの修理(その1)

 以前修理したスポットメーターは、英国で使っていたら「朝と午前中が作動せず、昼頃になるとやっと反応するという感じ」になったらしい。また、もう一つのアナログスポットメーターも動作不良とかで、再修理の依頼が来た。 左側がペンタックスの「デジタルスポットメータ」、右側が同じくペンタックスの「スポットメーターV」である。 まず、スポットメーターVの方から確認する。 かなり大きなメータだ。電池ボックスは下側にある。 測定したEV値でシャッター速度と絞りを決めるダイアルは、内部の測定回路とは無関係に動かせる。 操作するボタンは3か所あり、1がバッテリーチェックボタン、2が露出計測ボタン、3が視野照明ボタンである。  バッテリーチェックボタンを押すと、ファインダー内部のメーターの針が動く。 この時、下側にある黒い線の範囲内であればバッテリーはOKとなる。  露出計測ボタンを押すと、対応するEV値を差す。EV8と1/3辺りを差している。  視野照明ボタンを押すと、輝度の低い方のメーター目盛りが読み取れるように赤いLEDで照らす。 実際には、露出計測ボタンを押しながら視野照明ボタンを押す事になるので、拙者のように手が小さいと両手を使って操作する事になる。  色々動かしてみると、何事も無く動く時もあれば、どのボタンを押しても全く反応しない時もある。  分解はしていないけれど、製造された年代を考えると内部はアナログ回路のみと考えられる。ボタン電池で動く回路だから、多分電解コンデンサは使ってい…

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わの会集いの会(その5)

(前回からの続き)  バスでホテルに戻ったら、昼食の会場へ。着席してしばらくするとスープとパンが運ばれてきた。 メインディッシュはハンバーグ、 アフターはバウムクーヘン付きのアイスだった。 バウムクーヘンが入る辺りが洋菓子屋さん経営と言う感じ。  食べ終わったら三輪先生から挨拶があり、撮影会全ての日程が終了した。「お疲れさまでしたー!!」  解散したら車に乗り込み、自宅へと向かう。子供は先に出発して行った。いつもなら霧ヶ峰にあるカルペデイムで更に一泊するんだけれど、カルペデイムに何度連絡しても電話が繋がらないのと、お腹の調子がどうも良くないので、そのまま帰る事にした。  県道480を進んで国道141を南下する。天気は相変わらず良い。大門川を越えて少し走ったら県道615へ。走っていると自動的に県道11となる。ウネクネした区間ではあちこちで工事が行われていて対面通行になっていたが、交通量が少ないのでスムーズに通り抜けられた。道の駅こぶちざわを過ぎると直ぐに小淵沢ICがあり、中央道に入る。  急ぐ理由は無いのでややのんびりと走っていたら、電光表示板に「岡谷JCTー伊北IC 渋滞1km 5分」の文字が。「うーん、5分ならまぁ良いか」と思いながら進む。  岡谷JCTを過ぎ、辰野PAのかなり手前の所から渋滞が始まる。ノロノロ走るような状態ではなくて、小刻みに進んでは止まるというMT車にはなかなか辛い渋滞だ。(汗)段々とトイレに行きたくなってきたが、辰野PAはまだかなり先。「参った…

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わの会集いの会(その4)

(前回からの続き)  日の出前でも空は殆ど赤くならず、一寸拍子抜けと言う感じの朝になった。 池の表面は凍っている。 道理で寒い訳だ。徐々に太陽が昇ってくると、僅かな間だったが、林の上に日光が当たった。 周囲が明るくなってきたので見まわしてみると、赤い葉は全て落ちた後でほぼ緑一色だ。「こりゃー撮影タイミングが一寸遅かったねぇ。」なので、池の反射などを撮影する。 7時過ぎまで撮影したら、機材を片付けて駐車場へと歩き出す。  駐車場まであと少しという所まで来たら、奇麗な苔があったので立ち止まる。 「お、これは撮影しておこう」と三脚を立てて503CWを雲台に乗せる。「近距離だからマクロだな」と思い、CF135mmとオートマチックベローズのセットを取り付ける。そしてシャッターを押...せない???(@@;)「そんなバカな!」と雲台から外してオートマチックベローズを外そうとするが、全く動く気配が無い。「ゲゲゲゲゲーッ....やってしまった。(--;)」  この現象はハッセルブラッド500シリーズに共通のトラブルで、レンズを外す時にシャッターが切れてしまったり、ボディ側の不良等で発生する事がある。この状態になっちゃうと内部の分解が必要となる為、素人では手に負えない。万事休す、撮影はここで終了となってしまった。 # トホホ...(/_;)。  三脚を片付けて駐車場に戻り、Uさんの車に乗せて貰ってホテルに戻る。  ホテルに戻ったら朝食の時間となる。Uさんと一緒に朝食場所へ。…

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わの会集いの会(その3)

(前回からの続き)  宴会が始まる前からある程度テーブルの上には料理が並んでいる。まずは前菜から手を付ける。 次は箸染だ。 ここで乾杯したビールが無くなったので、お酒を取りに行く。どれも差し入れられたもの。 右から2番目のお酒は思いっ切り甘口、それ以外はスッキリしたやや甘めというお味だった。明日は早朝撮影があるので、飲む量を控える。  料理の続きは、小茶碗、 造里、 煮物、 焼物、 油皿(揚物のことらしい)、 そして締めの食事となる。 最後の小菓子はメロンだった。 和食フルコースの形をとっているけれど、出て来るお品を見る限りではセントラルキッチンで調理されているように感じる。和食屋さんのコース料理とはやっぱり違う感じ。  「何がどう違う?」と訊かれても、拙者の乏しい語彙力では言葉で上手く表現できないんだけれど、何となく「あぁ、洋菓子屋さんが経営するホテルだけの事はあるなー」と。  メロンを食べ終わった辺りでお腹に変な違和感を感じたけれど、しばらくしたら気にならなくなっていた。  「最後の一口」と思いながらお酒の方へと歩いて行ったら、今回初参加と言う方に声を掛けられしばらく談笑。なんと、お隣の市にお住まい!と伺ってびっくり仰天。(笑)市内の公園を中心に撮影されているんだそう。拙者はフィルム価格高騰で滅多に撮影しないのとは対照的だ。(汗)こういう方って上達が早いんだよねー。  宴会の後は三輪先生が本日撮影された全カットを大型スクリーンで見せて貰い、その後は昨年の…

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